マイブログへようこそ

気が向いたときに気が向いた話題でつぶやきます

エレベータで「2050年宇宙の旅」

2012-02-21 | つぶやき

大林組が「宇宙エレベータ」構想を2050年に実現させると発表したそうだ。鉄鋼の20倍以上の強度を持つ炭素繊維「カーボンナノチューブ」のケーブルを伝い、30人乗りのかごを高度3万6千kmのターミナル駅まで時速200kmで7.5日かけて向かう計画という。ケーブルの全長は月までの距離の約1/4にあたる9万6千kmで、根元を地上の発着場に固定し、頂点には重りを付ける。同社は「現時点ではコストが算出できないが、夢に終わらせず、着実に進めていく」としているそうだ。宇宙エレベータはNASAなども研究を進めているそうだ。 ⇒ 2/21読売新聞

夢のような話だが、理論的には実現可能らしい。「宇宙エレベータ協会(JSEA)」という一般社団法人があって、そこのホームページに仕組みの説明が載っている。簡単に言うと、赤道上で地球の自転と同じ回転周期で、重力と遠心力が釣り合う位置(高度約3万6千km)に静止している静止衛星から釣り合いのバランスを保つために、地球側だけでなく宇宙側にもにケーブルを伸ばしていくイメージだ。JSEA主催で2008年から毎年、宇宙エレベータ技術競技会も開催されているようだ。 ⇒ http://jsea.jp/How-to-know-SE