MY研究所

(えむわいけんきゅうじょ) ピアノの先生の日常と、音楽教室や音楽についてのお話。

芸術の秋、の会話

2008年10月02日 | 音楽教室

10月に入って、カレンダーを見る度
13日が体育の日って、変な感じ…と思ってしまいます。
「体育の日」は 10月半ばですが
この近辺の 小中学校では
運動会が 既に終わっているところが多い模様。
中学・高校生は、これから文化祭で 大忙しです。
教室に来ている生徒さんの通う中学校では
文化祭に 大変力を入れているらしく、
今年は ミュージカルをやるのだとか。

私 「ミュージカル。すごいねー、何をやるの?」
生徒「サウンド・オブ・ミュージックです」
  おお有名どころだ。楽しそうね、いいなー見たいなあ。
生徒「でも、一学年4クラスで やるので、大変なのですよ」
  …4クラス? いくらトラップ大佐が大家族とはいえ、
   役は そんなにないよね?
生徒「だから、4幕にわけて、幕ごとにクラスが変わるのです。
   主役のマリアも4人いて
   幕が変わる時 必死で衣装交換しないといけない。」
――そりゃあ、忙しそうだわ…

生徒「もっと大変なのは、トラップ大佐の子供達です。」
  ああ、大勢 いるものね。7人だったかな。
生徒「いえ、それよりも…
   クラスごとに、メンバーの体格が違って。」
   しかも、1クラスだけ、何故か
   末っ子の役を 1番背の高い男の子がやるのです。」
 …コメディー?
生徒「違います。真面目です。」

――トラップ大佐の末っ子は、5才の女の子だったよね?
  それを大きい子が やるって事は…
  わかった、そのクラスが全体に背の高い子ばっかりなんだ。
生徒「まあ、確かに そのクラスの子達は大きいですけど。
私 「その中では 小さい方だってこと?」
生徒「いえ、一番大きい子です。付け加えるなら
   父親のトラップ大佐より でかいです。」
私 「…本当に、コメディーではなく?」
生徒「なく。」

私 「でも、それって皆笑っていない?」
生徒「…笑っています。
  でも たぶん大丈夫。知らない人には わかりません。」

――知らない人の方が少ないと思うな…。(特に 親御さんの年代には)

生徒「…それで、あのー そっちの準備で忙しくて
   あまり というか、ほとんどピアノ弾いていないんですけど」
私 「あ、じゃあ 今日は おしゃべりだけして帰る?」
生徒「いえ、ちょっとは 弾いていきます

レッスン スタート。