『先生~っ合格してました~』
レッスン室の扉を開けるなりの第一声。
高校受験組1人目、どうやら合格した模様です。
(昨日が合格発表の日でした)
『 それでね、先生…結果がわかるまで
何も手につかなくて、練習してないんですけど…』
―ああ、そうかもしれないねー。
いいよ~、気持ちはわかるから。
とはいえ、全く弾かなかったわけではないらしい。
弾いてもらうと、前回のレッスンのアドバイスを
ちゃんと生かして演奏しています。
次の受験組。
『先生~聞いて 聞いて~』
2人目もどうやら合格の模様。
よかったね~。ほっとしたでしょう。
『うん…で、先生…
今週、気が気じゃなくて練習ほとんどしてへん…』
―うん、まあそうだろうね。予想はしていた。
『あれ?先生、驚かへんの?』
うん、今日は驚かない。(2人目だし)
奇しくも、2人が弾いていたのは
アレグロ(楽しい、愉快な、陽気なの意味)の曲。
合格気分も手伝って
実に明るく楽しそうな演奏をしてくれました。
近くの公立に合格したおかげで
どうやら教室も時間も変えなくて大丈夫。
よかった よかった。