MY研究所

(えむわいけんきゅうじょ) ピアノの先生の日常と、音楽教室や音楽についてのお話。

皿が割れても平気

2009年03月05日 | 音楽教室

グレード9級受験予定の男の子のレッスンで

オルガンピアノの本を使っている生徒さんなので
自由曲として持っていくレパートリーを
本の中から3曲、選んでもらいました。
そのうち1曲が
『お人形の夢とめざめ』の「子守唄」。
一度仕上げた曲なのですが
何しろ久しぶりに弾くので、演奏が荒い…

お人形が、うとうとと夢の中へ入っていく部分なのに
びくっ と飛び起きそうな勢いの音が混じります。

先日、友人宅で赤ちゃんを見せてもらった折
「眠ってもらうために、いかに静かにするか」
それはもう
そろそろと動いて、小さな声で話すようにして、と
気遣っている様子を見てきたばかりですから
その話をして
『そうっとね、眠りかけのお人形が起きないようにね。』
と言ったところ
(静かに 静かに…)
と、かなり注意して弾いてくれるようになりました。

        
レッスンが終わって、
横に付いて、レッスンを見守っていたお母様に
やはり、お子さんが赤ちゃんの時は、
起こさないように気をつかいました?と伺ったところ

「上の子の時にはもう、気をつかっていましたねー」
ああ、やっぱり?
でも下の子(当の生徒さん)はよく寝る子で
 上の子のおもちゃの車に轢かれても
 びくともせずに寝ていました。

しまった。説得力が無くなった・・・