足立直義の丹沢・大山山麓だより

生き物との出会いを楽しみに今日も山麓を歩いています

No.1603 ~ 小中沢林道を歩く ~

2018年11月07日 | 植物

観察月日  2018.10.30.晴 17℃ (11.3.)

観察場所  清川村 宮が瀬

 「みやがせフェスタ秋」に参加「ネイチャークラフト教室」の材

料収集に、林道を歩いた。

 まだ紅葉には早く、緑の葉を付けた小高木の中に、小粒な

赤い実が目を引く。カマツカだ。材が丈夫なので、鎌の柄に使

ったり・牛の鼻輪にしたり、暮らしの中の木であった。

 星形に開いた深紅の蕚の中に、藍色の果実を付けるクサギ

がみどりの中に浮かび上がる。昔から草木染めに必要な生活

木だ。

林道脇の小高木は、私達の暮らしを留める資料木が多く、次の

世代に残して行きたいものだ。

 この辺りの林道で、秋を代表そるアザミと言えば、立ち姿のき

れいなアズマヤマアザミだ。歩いても歩いても続き、花にはキチ

ョウ、ミドリヒョウモン、アサギマダラが飛び交う筈が、何故か今

日は、そのアザミが見当たらない。

 餌となり、暮らしの場になる植物が少ない事に比例してか、ア

カタテハ、タンザワフキバッタに出会っただけで、寂しかった。

 金沢橋の欄干には、トビサシガメが集まり冬越しの準備をして

いる。

 Rさんの「オシドリの群れが泳ぎ出した」の声、急ぎ湖面を見る。

前を2羽の♀が並んで泳ぎ、後を追う1羽は♂、並んで泳ぐもう1

羽は、体色は♀に似ているが、嘴が赤くエクリプスの様だ。 

今日は野鳥撮影の、準備はしていなかった。

カマツカ

クサギ

アズマヤマアザミ の花に来た キタキチョウ(キチョウ)

アカタテハ

タンザワフキバッタ

リュウノウギク

オシドリの群れ

「ネイチャークラフト教室」 で活動する ”自然関心人間”の人たち


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