観察月日 2018.10.30.晴 17℃ (11.3.)
観察場所 清川村 宮が瀬
「みやがせフェスタ秋」に参加「ネイチャークラフト教室」の材
料収集に、林道を歩いた。
まだ紅葉には早く、緑の葉を付けた小高木の中に、小粒な
赤い実が目を引く。カマツカだ。材が丈夫なので、鎌の柄に使
ったり・牛の鼻輪にしたり、暮らしの中の木であった。
星形に開いた深紅の蕚の中に、藍色の果実を付けるクサギ
がみどりの中に浮かび上がる。昔から草木染めに必要な生活
木だ。
林道脇の小高木は、私達の暮らしを留める資料木が多く、次の
世代に残して行きたいものだ。
この辺りの林道で、秋を代表そるアザミと言えば、立ち姿のき
れいなアズマヤマアザミだ。歩いても歩いても続き、花にはキチ
ョウ、ミドリヒョウモン、アサギマダラが飛び交う筈が、何故か今
日は、そのアザミが見当たらない。
餌となり、暮らしの場になる植物が少ない事に比例してか、ア
カタテハ、タンザワフキバッタに出会っただけで、寂しかった。
金沢橋の欄干には、トビサシガメが集まり冬越しの準備をして
いる。
Rさんの「オシドリの群れが泳ぎ出した」の声、急ぎ湖面を見る。
前を2羽の♀が並んで泳ぎ、後を追う1羽は♂、並んで泳ぐもう1
羽は、体色は♀に似ているが、嘴が赤くエクリプスの様だ。
今日は野鳥撮影の、準備はしていなかった。
カマツカ
クサギ
アズマヤマアザミ の花に来た キタキチョウ(キチョウ)
アカタテハ
タンザワフキバッタ
リュウノウギク
オシドリの群れ
「ネイチャークラフト教室」 で活動する ”自然関心人間”の人たち