足立直義の丹沢・大山山麓だより

生き物との出会いを楽しみに今日も山麓を歩いています

No. 1667 ~ イベントに波がある ~

2019年09月11日 | 日記

観察月日  2019 9.02.晴 29℃

観察場所  清川村 宮が瀬

 目当てのクサギの樹木に着いたのは午前10時、待つ事も無く、

ミヤマカラスアゲハ、カラスアゲハ、クロアゲハと、口吻の長いア

ゲハチョウが次々とやって来ていた。

 花は昆虫を呼ぶため、朝の時間に蜜を出すと言われる。昆虫も

花の時間に合わせて、花から花へと活発に訪れる。私もそれに

期待して早目に来たのが良かった様だ。

 早速、用意した長めの望遠レンズを、花に向けチョウにむけ、シャタ

ー切った。“切った“と言うよりは、追い掛けた。何分か過ぎ気が付くと

、チョウの姿はなくなり、急に静けさがよみがえった。

顔から汗が流れ落ちる。今まで日向に立っていたのだ。急いで木立

の陰に入り、リックを下ろし、水を取り出して飲む。その間も目と神径

はクサギを見つめているのだが、チョウの姿はない。が何分後、1匹

のチョウが訪れた。と思うと、雪崩の如く2~3匹のチョウが飛び込ん

で来て、祭りの様になった。

 “先日川崎駅ビルで、県の水源地域と都市との交流イベントがあり、

我ら自然関心人間も参加し、無料の自然ブローチ作りの店を開いた。

 始めは地下街を行く人の流れは誰も寄ってくれない。一人寄ってく

れたのを契機に、2人、3人、4人・・とブローチ作りを始め、急に賑や

かになった。”

 林縁のクサギは8mにもなり、赤紫の花は目立ち空間を飛ぶチョウ

には目に止まる筈だが、流れにむらを感じた。チョウも人も生き物とし

て見た時、重なるものがあるのかどうか、心を引かれた日であった。

クサギは、花盛り 。

口吻の長いアゲハチョウで賑やかだ。

レンズでチョウを追う。

自然関心人間は、”地球を長持ちさせたい” 自然のボランテイアでもある。

お客さんも、私たちも 一生県命だ!

チョウも 一生県命に生きる。

 

 

 


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