観察月日 2019 8.11.曇のち晴 28℃
観察場所 山北町 玄倉
6月、7月の観察会は2カ月続いて雨であった。今月は久し振りの
青空、西丹沢の山の上には夏空らしい白い雲が盛り上がり、クマタ
カが円を描いた。
まだ、穂には早いススキの茂みを覗くと、黒い艶の甲に白ゴマを振
った“ゴマダラカミキリ”が長いアンテナを動かし、体が赤味を増して
きたミヤマアカネが、小虫を狙っている。
昆虫も夏の種類に変わって来た中で、こればかりは「ごかんべんを」
と言いたいのは“ウシアブ”の仲間だ。花に来る“アブ”はベチタリアン
だが、“ウシアブ”の仲間は吸血性の昆虫だ。
山間の温泉宿に行くと、“アブに注意を”の張り紙を見掛ける。
Oさんがリックの中から取り出したのは、先月この林道で観察したマ
タタビをホワイトリカに漬けこんだものだ。手の平に2~3滴落として、
味わってみた。
「すっきりとした味わい」「マタタビの香りがステキ」「また、旅に出られそ
う・・」味わった人が、それぞれ呟いたとか?
最後に、先月ベニシュスランの発見があり、その後の経過を探す事に
なった。いざ探して見るとあった場所が中々特定出来ない。あきらめ掛け
たその時、「ありました!」と、私達とは少しずれた所を細かく探していた
Rさんの声。既に種子になっていた。
今日も、自然の素晴らしさを満喫した。
西丹沢の山々に 夏の雲が。
ミヤマアカネ が。
ゴマダラカミキリ ダンディーね。
吸血性の昆虫 ウシアブ(アカウシアブ)の仲間。 太い口器。 刺されたら痛そう!
Oさんが、採り出したのは・・・・・・・。
マタタビの虫こぶ。 薬効があるとか。
足元にあった ベニシュスラン種子
地上を這う
8月の 仲間
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