2008年1月6日のブログ記事一覧-ミューズの日記
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表題の本「ラミレスが語るギターの世界」をご存知でしょうか?

この本については以前にもミューズ音楽館HPの新着情報のページでご紹介しましたが、ラミレスⅢ世が書いた小文を纏めたもので、多くは色々な国の雑誌社からの要請やギターに関する本の著者からの求めに答えて書いたもので、昨年の11月に荒井貿易から翻訳本が出版されたものです。
彼はギターに関する資料の少なさに嘆いていて、この本がその先駆けとなることを願って出版されたものでギター製作家、愛好家にとって非常に興味深い内容です。

私もこの正月休みに読み始めたら結構面白いんです。まだ読み初めなので多くはコメント出来ませんが、材料の事から職人の徒弟制度の変遷、楽器製作に関わる事からセゴビアの事、ギターの選び方に亘るまで興味は尽きません。これはお薦めできる本ですよ。ギターに関して興味のある方なら是非お読み下さい。価格も\3,675(税込み)と手頃です。

目次を書き出してみますと下記の様になってます。
・レッド・シダー
・パリサンドル
・ギターと伝統的な職人工房・
・びりつき
・湿度と乾燥
・フレットと調律
・ギター製作家の家系-ラミレス
・10弦ギター
・“デ・カマラ”ギター
・弦長
・弦高の調整
・フラメンコ・ギター
・力木と響棒
・ニス
・糸巻き
・マヌエル・ラミレス
・アンドレス・セゴビア・ギター・そして私
・アンドレス・セゴビアに関する私の見解
・流行と塗装に関する補足
・ギターの選び方
・弟子達

目次だけでも面白そうでしょ?




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