2007年10月11日のブログ記事一覧-ミューズの日記
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先日の箕面市でのイクリプス体験会&ギター展示・試奏会にお出で頂いたお客様からメールで次の様なコメントがありましたのでご紹介させて頂きます。

『スピーカーは非常によかったです。20年前に元同僚から説明された「スピーカーも楽器」という言葉に、長年抵抗感がありましたが、それがほぼなくなりました。スピーカーの色をなくすという言葉は元同僚から聞いた言葉とは全く逆の発想で感銘をけました。』

このイベントはブログでお馴染みの内生蔵さん宅をお借りして実施したのですが、当然スピーカーの解説は内生蔵さんが行いました。内生蔵さんは昔からオーディオマニアでご自宅には輸入物の高いスピーカーが5セットも設置されています。1本150万円もするスピーカーもあるんですよ。当然プリアンプ、パワーアンプ、CDプレイヤー、レコード・プレイヤーも1台何十万円もするものが何台もあります。
そして富士通テンのイクリプス推進担当の方が内生蔵さんの話を聞いて勉強になりましたと言う程にそのオーディオに関する知識たるや相当なものです。

そんな彼の話を聞きながらイクリプスと、1本で軽自動車が買えるくらいの輸入スピーカーと聞き比べして、イクリプスの音が如何に自然な音を再生しているかを皆さんで実感して頂きました。上記のお客様の言葉にある『スピーカーの色をなくす』と言うのはこう言う事です。『CDに録音されている音を素直にそのまま再生する。スピーカーキャビネットによる共鳴、余分な音を限りなく発生させない。そのためにイクリプスは卵型の形状をしており、スピーカーユニット(コーン紙)の振動が外装に伝わらないような構造になっている。パルス信号を正確に再生すること。その為には立上りが速く(振動を瞬時に始め)、振動し出したコーン紙が瞬時に止まる。振動が瞬時に止まらないと余分な音が残る事になるから。』これらが出来る事で音源に余計な色を付けることなく素直に自然に再生すると言う事です。
これは従来のスピーカーの音作りと言う発想とは全く逆の発想になるそうです。スピーカーの個性をなくすと言う表現も出来ますが、音源に一切の色を付けずにそのまま再生できる個性とも言えます。

この為にCDを再生しても中央で音を聴くとスピーカーからは音が聞こえず、音像がスピーカーの中央奥にくっきりと、まるでそこで演奏しているかのように聞こえます。キャビネットが共振したり、余分な音を発生すると音はスピーカーから聞こえてきますが、イクリプスではそれは皆無と言ってもいいでしょう。

この特製、個性がギタリストの間でPAシステムとしても高い評価を得ていると言えます。ギターの生音をそのまま再生してくれる訳ですからね。従来のスピーカーは生音に何らかの色が付き、生音と異質な音がスピーカーから聞こえてくるためにギターリストが嫌っていた訳です。『やはり生音がいい』『やはり生音でないと』と。

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