2007年2月2日のブログ記事一覧-ミューズの日記
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先日(1/31)に上記タイトルのコンサートに行ってきました。
久しぶりに感動する素晴らしいコンサートでした。実はこのコンサートはFM愛知主催で提供がNDS日本電話施設株式会社と言うもので入場無料のコンサートなんですよ。こんな素晴らしいコンサートを無料で提供するNDSとはいい会社ですよね。
ネットで申込んで抽選で当たると言うものなのですが、実は私は当たらなくて諦めていたところ、福田先生のお計らいで入場できたと言う次第です。

CDではお二人の演奏を聴いた事はありますが、やはり生は良いですね。演奏者の息遣い、聴衆とのやり取り、演奏に対しての聴衆の乗り、それに応える演奏者の高揚などなどCDでは味わえないですね。

一部ではドビュッシーのシリンクスとか言うフルートソロで高木さんの並々ならぬ音楽性に酔いしれて、ジュリアーニのフルート・ソナタ作品25をそれはそれは二人の掛け合いでこんなジュリアーニ聴いた事がないと言うような名演。
二部では福田さんのギターソロを3曲、レイスのもしも彼女が訊ねたらと初めて聴いたバイーア女の戯れも流石、福田さんと思っていたら、3曲目のエストレリータが最高の演奏。歌い方といい、テンポ感といい、音色といい、聴衆は完全に吸い込まれていました。
プホールのブエノス・アイレスの雲も良かったけど最後のピアソラの名曲「タンゴの歴史」は今までに聞いたライブ、録音も含めて最高でした。やはり雰囲気に飲み込まれていく中で演奏も聴衆も相乗効果で素晴らしい空間を体験をするんでしょうね。

この演奏会を聴きながら思いました。しらかわホールが満席でしたが、聴衆の大半はギター演奏を聴くのが初めてではないだろうか(私の知っているギター関係者は10人も居ませんでした)。きっとそういう人達にギターの素晴らしさを感じ取ってもらったに違いないと。ギターと他楽器のアンサンブルはギター愛好家だけではなく一般音楽愛好家にも来て頂ける。この様なコンサートはギター愛好家を増やす事に大きな貢献をする筈だと。私にもう少し力がつき、ゆとりも出てきたらこの様なコンサート企画をどしどしやりたいと思った次第です。
こんな素晴らしい演奏家の福田さんにミューズでコンサートやマスタークラスをやっていただける事に感謝しています。またレッスンを受けられる受講者は幸せ者だなあと感慨ひとしおでした。


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