昨日は7件。平均あたりの件数でしたが、昨日はとにかく距離を走ったような気がします。市外へ転院搬送もありましたし。
と言っても昨日は機関員ではなく、後ろの患者室に乗っていましたが。
今まで仕事のことに関しては全部、『消防・救急』と言うカテゴリーの中に分類していたのですが、本日新たに『救急隊の本音』と言うカテゴリーを追加しました。
このカテゴリーでは主に、『この救急車の使い方ってどうなの!?』と言うような内容になるかと思います。
私が救急出場した中での、世間一般で言われている救急車の不適切利用の実態を取り上げ、こういった使い方はしないで下さい!と言う事を訴えていこうと思います。
私の愚痴っぽくなる面と、批判もあるかと思いますが…ご理解頂ければと思います。
さっそくですが、昨日あった事案。
50代の方、発熱、下痢で救急要請。
119通報時に傷病者本人から、病院に連絡済と言うことを指令室から情報を得ていました。
我々が到着すると、傷病者は玄関前に立位(りつい、立っている状態)で救急車を待っていました。
そのまま歩いて救急車内に乗り込み、隊長は傷病者から話を聞く。
その合間をぬって私はバイタル測定。
発熱を訴えていただけあって、熱は少しありましたが高熱ではない。その他バイタルは異常なし。
連絡が取れているという病院に隊長から確認の電話。
『○○さんから確かに電話があり、来るとおっしゃってました』と病院からの回答。
この病院は救急告示病院ではないので、診察終了時間があります。
隊長が電話を切って現場出発するころ、診察終了まであと15分でした。
自分で病院に連絡を取って、診てもらえる回答をもらった。
しかし診察終了時間まではあとわずか。普通に行ったら間に合うかギリギリの距離。
完全にタクシー代わりに使われた。
いつもは、『今はまだ気持ち悪かったりしますか?』『吐き気などは無いですか?』など気遣いながら容態観察をしますが、全くそんな気は起きず。
顔や態度には出しませんが、内心は相当イライラしていました。
その間に近くで重症事案が発生しなかったのがまだ救いでした。
今までにも、『これってタクシーじゃないの?』と言うようなことはありましたが、ここまであからさまな事案もあるのです。実際はね。
病院を引揚げる時、救急隊3人が3人とも『完全にタクシーだったな』と意見が一致。
この事案が終わった後はため息しか出ませんでした。
自分で病院に連絡をして、診てもらえる回答を得て。
自力で歩行可能ならタクシーか、家族の方に連れて行ってもらうようにしてくださいね。
本当に救急車を必要とする人の所へ、いち早く到着できるように。
イチ救急隊員からのお願いでした。
明日はお休み。
久々に予定も無いので、のんびりさせてもらいます。
と言っても昨日は機関員ではなく、後ろの患者室に乗っていましたが。
今まで仕事のことに関しては全部、『消防・救急』と言うカテゴリーの中に分類していたのですが、本日新たに『救急隊の本音』と言うカテゴリーを追加しました。
このカテゴリーでは主に、『この救急車の使い方ってどうなの!?』と言うような内容になるかと思います。
私が救急出場した中での、世間一般で言われている救急車の不適切利用の実態を取り上げ、こういった使い方はしないで下さい!と言う事を訴えていこうと思います。
私の愚痴っぽくなる面と、批判もあるかと思いますが…ご理解頂ければと思います。
さっそくですが、昨日あった事案。
50代の方、発熱、下痢で救急要請。
119通報時に傷病者本人から、病院に連絡済と言うことを指令室から情報を得ていました。
我々が到着すると、傷病者は玄関前に立位(りつい、立っている状態)で救急車を待っていました。
そのまま歩いて救急車内に乗り込み、隊長は傷病者から話を聞く。
その合間をぬって私はバイタル測定。
発熱を訴えていただけあって、熱は少しありましたが高熱ではない。その他バイタルは異常なし。
連絡が取れているという病院に隊長から確認の電話。
『○○さんから確かに電話があり、来るとおっしゃってました』と病院からの回答。
この病院は救急告示病院ではないので、診察終了時間があります。
隊長が電話を切って現場出発するころ、診察終了まであと15分でした。
自分で病院に連絡を取って、診てもらえる回答をもらった。
しかし診察終了時間まではあとわずか。普通に行ったら間に合うかギリギリの距離。
完全にタクシー代わりに使われた。
いつもは、『今はまだ気持ち悪かったりしますか?』『吐き気などは無いですか?』など気遣いながら容態観察をしますが、全くそんな気は起きず。
顔や態度には出しませんが、内心は相当イライラしていました。
その間に近くで重症事案が発生しなかったのがまだ救いでした。
今までにも、『これってタクシーじゃないの?』と言うようなことはありましたが、ここまであからさまな事案もあるのです。実際はね。
病院を引揚げる時、救急隊3人が3人とも『完全にタクシーだったな』と意見が一致。
この事案が終わった後はため息しか出ませんでした。
自分で病院に連絡をして、診てもらえる回答を得て。
自力で歩行可能ならタクシーか、家族の方に連れて行ってもらうようにしてくださいね。
本当に救急車を必要とする人の所へ、いち早く到着できるように。
イチ救急隊員からのお願いでした。
明日はお休み。
久々に予定も無いので、のんびりさせてもらいます。