一顆明珠~住職の記録~

尽十方世界一顆明珠。日々これ修行です。いち住職の気ままなブログ。ときどき真面目です。

正月飾り

2005年12月28日 | 思い・四季
今日は、本堂、開山堂大掃除をする。

合間にお客さんも来たりして、庫裏と本堂を行ったり来たり。

廻廊で繋がっているのだが、ゆるやかなスロープになっており、けっこう距離もあ
るのだ。普段の運動不足解消のためにも、意識して体を動かす。

掃除後、各所正月飾りをする。

お寺は、仏様、神様があちこちに安置されており、床の間もいくつもあるので、松、輪飾り、鏡餅をたくさん使う。

さて、正月飾りは、29日、31日には避けるということだ。

29日は苦日飾り、31日は一夜飾りといって、縁起がよくないとされている。

くだらない迷信、俗信と言ったら、それまでだが、やはり多少気になってしまう。

完全に迷信のない世の中も味気ないだろう。

迷信もひとつの文化と言えるなら、固執しない程度に、生活の中に取り入れてみるのもいい。


お正月バージョンのお寺は、松が清潔な気を発してる感じがして好きである。

須弥檀には、境内で採らせていただいた大王松を活ける。こいつがかっこいい。
まさに松の王様である。