李登輝さんからのメッセージ

みなさん、大地震の方は大丈夫でしたでしょうか。
当寺は揺れは大きかったものの、お蔭様でたいした被害はありませんでした。
もちろん家族も犬たちも無事です。
まずもってこの度の地震で命を落とされた方々の報地荘厳をお祈りするとともに、救助を待っている方々の無事を祈るばかりです。

ところで、カミさんの母国台湾でも日本の大地震のニュースが四六時中流れているとのこと。親日国台湾の人々は強い関心を持っているようです。

ちなみに台湾政府は各国に先駆けて約３億円の義援金を送ることを約束し、いつでも派遣できる救援部隊を用意しているとのニュースがありました。本当に有難いことです。


以下、台湾元総統、李登輝さんから日本の人々へ日本語によるメッセージです。
李登輝さんは日本統治時代、日本語による教育を受けた台湾のいわゆる日本語世代。

【李登輝元総統】切り裂かれるような心の痛み
「台湾の声」、メルマガより転載

日本の皆様へ

日本観測史上最大の「東北・太平洋沖地震」の発生をテレビで知りました。

津波で押し流された家や車、そして、火災、家に戻れない方々。亡くなった方もおられます。次々報道される災害状況を見て、１９９９年９月２１、台湾で起きた大地震を思い出すと同時に、現在日本の皆様の不安や焦り、悲しみなどを思い、私は刃物で切り裂かれるような心の痛みを感じております。

人間には力の及ばない大自然の猛威を前に、畏敬の念を抱いても、決して「運命だ！」とあきらめないでください！元気を出してください！自信と勇気を奮い起こしてください！

今は、一刻も早く地震の余波が収まることと復旧を、遠い台湾の空の下でお祈りしております。

台湾元総統　李登輝

もういくつ寝ると・・・

お正月・・・ではなく、待ちに待った台湾行きです。

実に１年数ヶ月ぶり。

これ以上行かなければ禁断症状が出るところでした（台湾中毒症という病気にかかってまして）。

あちらではカミさんの親族と食事会。

まあ、結婚式の代わりにという感じです。


台湾のどこが好きなんだろう、って一言では言えない。

屋台料理、夜市、街の雰囲気、フレンドリーで親切な台湾の人々、ゆるさと激しさの融合、昭和を感じるノスタルジーなどなど。

韓国が日本に似て非なる国と感じるのに対し、台湾は日本に似て共感を覚える国とでも言えましょうか。

台湾人のカミさんと結婚してますます台湾が身近になった気がします。


最近は怒涛のように多忙でした。

１１月末は教区のお寺の晋山式。
２日は３年に一度の県による幼稚園書類監査とお通夜。
３日葬儀。
昨日土曜日は幼稚園の生活発表会、最後の方に抜け出して法事２軒。
今日も法事４軒。

明日はちょっとだけボーっとしようと思います

台湾朋友と再会

台湾朋友との再会が続く。

先月下旬は台北医大生の青年、いっくんと会い、

昨日は台北でＯＬをしている、ぴんさんと会った。

二人ともネットmixiを通して知り合った仲だ。

去年の暮れ、初めて台湾旅行に行った時以来の再会だった。


一年前の自分は台湾とはまったく縁がなかったのに・・・。

もともと交友範囲の広くない自分が、まさか台湾人の友達を作るとは・・・

予想だにしなかった。

台湾に関心を抱き始めてからは、どんどん台湾関係の人脈が広がっていく。

求めれば与えられている。

願えばかなっている。

当たり前のように通り過ぎてしまいそうな事実。

しかし、それは宇宙の神秘そのものではなかろうか。

引き寄せる力。

星星の引力。

私たちは星そのものだ。


どう変わるか分からないのが人生。

いや、いかようにも変わり得るのが人生。

可能性は無限大。

可能性は、人を仏にもし、

可能性は、人を殺人者にもする。

それを生かすも殺すも自分しだい。

そう・・・結局は私が決めているのだ。

自分がどういう自分であるかということを。

これからも自分を見つめ続けよう。

いまここの私がどんな私を選択するかを見届けること。

そしてコスモスの声に耳を澄ませよう・・・。


台湾、台湾人とかかわって、

切ないこともあった。悲しいこともあった。

全てがうまくいくわけではない。

だけどやっぱり大事に思っている人。

この気持ちはずっと抱き続けたい。

王子とキツネの名にかけて。


台湾人が好きだ。

苦手な台湾人もいるけど・・・、

やっぱり台湾人が好きだ。

自然体で素直。

懐かしくて温かくて、

物怖じしない勇気と、ほのかな恥じらいが同居している愛らしさ。

私が好きになった台湾人はそんな人ばかりだ。


台湾が好きだ。

ときに気持ちがすれ違うこともあるけど、

やっぱり台湾が好きだ。

おおらかで、たくましくて、頑張ってて、健気で、

そんな台湾が愛おしい。

今年も台湾に行きたい。

いよいよ台湾総統選挙！！！

もちろん謝長廷氏支持！

加油台湾！

加油謝長廷先生！

大激戦が予想されるが・・・

民進党形勢不利の中、大逆転勝利を祈る！！！

台湾が中国に寄るか、日本に寄るか・・・

いや、それどころじゃない・・・。

台湾の存亡さえ左右しかねない運命の一戦かもしれない。

だいたい日本政府や官僚が媚中だから、台湾人は日本をあてにしなくなっちゃうんじゃないか・・・。

もともと台湾人は中国人（大陸人）よりも、日本人に親しみを感じているのに・・・。

日本人は冷たい。



どんな結果になってもそれは台湾人の民意だから従容として受け止めよう。

しかし、ひとつの国にこれほど入れ込むとは・・・。

執着であることは間違いないだろう・・・でも。

台湾、わが愛しの国よ、早く本当の自由と民主を手に入れて欲しい。

今夜はうまい酒が飲めるか、やけ酒になるか・・・

どっちになっても、永遠に台湾を愛す。

台湾人は台湾人

独り言。

台湾人は台湾人であって、中国人ではない。

台湾の人々を構成する、本省人、外省人、客家人、原住民、華僑や東南アジアの人々などなど。

み～んな台湾人であって中国人ではない。

というのが俺の考え。

そして、それはほとんどの台湾人の考えだと思う。

だけど、台湾の正式な国名は「中華民國」ということになっている。

だから、紛らわしいんだけど・・・。

まあ、國名についての議論は置いておこう。


でも、少なくとも大陸の中国人と、台湾人はまったく違うし一緒にしちゃいけないのだ。

台湾は中国の一部ではない。

なぜなら中国と台湾は、別々の文化、別々の歴史、別々の価値観、別々の国家体制をもって成立しているのだから。

別に中国や中国人が嫌いなわけじゃない（中国共産党政府は嫌い）。

中国や中国的なものはむしろ好きだ。

だが、事実は事実としてありのままに見なければいけないだろう。

相手は一緒にされたくないのに、強引に一緒にすることを「侵略」という。

過去に日本が犯したこともそうだ。

二度と同じ過ちは繰り返してはならない。


台湾人は台湾人。

日本人は日本人。

中国人は中国人。

チベット人はチベット人。


ここのところをハッキリさせたい！

互いの立場の違いを尊重することによって、はじめて調和と平和が図られる。

中国と台湾を混同している無知な日本人よ！

眼を開きなさい！


※この日記では議論は望みません。
　批判や反対意見は削除することがありますのでご了承ください。

台湾旅行記初日編

ブログ読者のみなさん。
ブログの方ではすっかりご無沙汰しています。。。
仏教関連の内容ではありませんが、
会員制ネットワーク、mixiに書いた文章を転載します。
実はどうにも台湾熱が治まらずついに去年の暮れ12月17日～19日の間、台湾の台北に一人旅をしてきました。
以下は、3回に分けて書いた台湾旅行記初日編です。

マイミクのみなさん
すみません・・・かなり詳細に日記風に書くので、読みにくいかもしれません。
面倒くさかったら飛ばし読みしてくださいね♪

＜初日編―１＞
前日の晩から偏頭痛がしていた・・・。
連日の忘年会続き、しかもその晩も赤ワインを何杯も飲んでしまう。
迎え酒というやつか・・・。
お酒を飲んだのになかなか寝られない・・・
というより旅行の準備が終ってないじゃないか。
ゆっくりとミクシィをしながら旅行の準備をする。
今回、海外一人旅ははじめてだ。
旅慣れてる人には笑われるだろうが、パックに乗っかるとは言えやはりいろいろと心配になる。
空港までの道のり、航空チケット、レンタル携帯の受け取り、入国手続きなど考えると、なかなか眠れない。
なんといっても、朝寝坊したらアウト！これが一番心配。
それでも１時間くらいは眠ったかな。
頭痛は朝になっても治まらず、仕方なく頭痛薬を飲む。
実はこの頭痛が二日酔いによるものでなく、風邪によるものだとは後で気付くのだが。。。

４：４５　親父に藤沢駅のバスターミナルまで送ってもらう。
そこからは空港第２ビルまで一本。
とりあえず空港に７：００過ぎに到着。
きょろきょろしながらも、ＨＩＳ窓口でチケットを受け取り、中華航空窓口でチェックインし、レンタル携帯を借りられた（危なくその前に出国手続き入り口に向かおうとしてしまった）。
しかしここで、携帯番号をマイミクの台湾人の友人たちに間違って伝えてしまっていたことが判明。
もっと事前に分かりやすく説明してくれ、テレコムスクエア・・・。
慌てて、携帯でミクシィにアクセスし、彼らに正しい番号を伝える。
ほんとミクシィって便利だ・・・。海を越えてメールができるのだから。

どうにか、９：４０発　CI（中華航空）107に乗って成田を出発
ホッと一安心。これで台湾には確実に着く。
う～ん、でも・・・体調がおかしい・・・。
気持ち悪い、食欲が出ない・・・。
中華航空の機内食はなかなか美味しそうなのだが。。。食指が伸びない。それでも勿体ないと思って半分以上食べたのだから、よほど食い意地が張ってる。
でも、この辺で、なにやら前途多難な予感がしてきていた・・・。

１２：３０に桃園空港についに到着。
空港に着いた途端、暖かい空気が・・・しかもなんとなく懐かしいような匂いが俺の前世はやっぱ台湾人かも～なんてちょっと悦に浸ってしまった
ところが、入国カードの書き方が一部分からない・・・。
ちょい焦る
あ！そういえば「るるぶ台北」に書いてあったけ
案の定書いてあった～！事なきを得る偉いぞ、るるぶ！

無事入国審査を終えてロビーに出ると、ＨＩＳの係員のＲさん（台湾女性）が待っててくれた。ほっそりした感じの綺麗な小姐。ただ鼻毛がチラリやはり台北の空気が悪いせいだろうか・・・
こんな時期、平日のツアーにもかかわらず、大学生の女の子たちや、おばさんおじさんたち、カップルなど、合わせて３０名近くいたのには驚いた。一人旅のおじさんもいたけど近寄りがたい感じ。
予めできてるグループには溶け込めなさそうだったので、ツアー中は単独行動になりそうな予感。ま、それもいいか～とすぐに諦める。
ん～なんていうのかな。。。
すごく不遜な言い方なのは承知だが、みんな本当に台湾に来たくて来たの？っていう感じの人たちがほとんど・・・。
なんとな～く、時間とお金があるし、食べ物も美味しそうだから来ちゃいました～みたいな感じ。
って、俺ほどの熱さを求めるのが間違いなんだろうけどさ・・・。
分かっちゃいるけど、どうにもそういうマッタリしたムードにイラっと来てしまうのだ
今思えば、こうしたイライラも体調の悪さが手伝っていたんだろうなぁ・・・

空港からはじめに大型バスで連れて行かれたのは、免税店。こっから免税店攻めの始まり～。ま、それがパックツアーの宿命なんだろうけどね・・・。

次に、訪れたのは「京兆尹」という宮廷菓子を出す台湾茶藝のお店。見た目可愛い、甘さ控えめ、上品な味でなかなか美味しかった。ジャスミン茶も美味い。ホッとひといきと言いたいところだけど、もうすでに下痢は始まっていた(泣)トイレに行く途中には、芸能人の写真が張ってあった。分かったのは藤原紀香と王力宏。近くにいた店員のオバサンに、「王力宏？」って聞いたら、「王力宏だ！」と返ってきた♪
こんな他愛のない言葉のやり取りでも嬉しいものだ☆

次に訪れたのは、かの「台北１０１」。
話には聞いていたが、そりゃ～もう半端なくデカイ！！！ってか高い！！！まさにバベルの塔・・・天まで届くような・・・
みなとみらいのランドマークタワーなんて、台北１０１の前では恥ずかしくて隠れちゃうかも。
別料金払って、てっぺんの展望台まで行く。エレベーターは東芝製、めちゃ早い、めちゃ静か。耳のキーンも不思議となかったな。
でも、あ～ここでもお腹がグルグル。。。(泣)ダメだ～
旅行中どこかに着くたびにトイレに行っていた。
もちろん、出るのはお水・・・（食事中の方すみません）
したがって、トイレの話は以降省略
てっぺんの眺めは最高！！！
でも、もうちょっとガラス窓が綺麗だったらと思うのは俺だけ？
窓がイマイチ汚れていて、せっかくの展望が勿体ない気がした。
ここで、マイミクの陳敬一（仮称）さんから電話が！
いつもメッセでやり取りしているものの、肉声を聞いたのは初めて。
予想通り、優しそうな陳さんの声にホッとさせられる。
１９日の待ち合わせ場所と時間を確認する。

次に訪れたのは、坦仔麺の名店「好記」。
う～ん、美味しいんだけど、あまり食欲が出ない。。。
で、肝心の坦仔麺・・・
これがちょっと寝ぼけたような味。
エビのだしは確かに効いているけど、もう少しパンチが欲しいと思った。麺はフニャフニャだし。
蔡依林そっくりのビール嬢（カールスバーグ）が、おじさんたちに愛想を振りまいていた。俺のテーブルでは誰もビールを頼まなかったので、来てはくれなかったが。。。う～腹の調子がよければビール頼んだのにぃ～。。。
円卓の隣に座ったおばさん二人に、どうして台湾に来たの？と聞かれたので、台湾ポップスが大好きでどうしてもスターたちのいる台湾に行きたかったからと答えた。おばさんたちは台湾ポップスの存在自体まったく知らない様子・・・。
しかたがない、一般的な日本人が知ってる台湾明星は、いまだにテレサ・テンくらいなものだそこで、日本の歌謡界と同じように、ポップス、ロック、HIPHOPがあるということ。北京語（國語）の響きがとても美しいんですよ～♪と簡単に説明をした。
もっとも、これほどまで俺が哈台になった理由は、とても一言ではいえない。
Ｃ－ＰＯＰ（台湾ポップス）好きなのは、哈台であることの一部にしか過ぎないのだ。強いて言えば、台湾の歴史、風土、宗教、文化、そして台湾人の国民性全部ひっくるめて、惹き付けられて仕方がないということ・・・。
どうして哈台になったかという問いは、俺にとってどうしてサラリーマン家庭から坊さんになったのか、という質問と同じくらい答えにくい。

さてようやく１９：００にホテルにチェックイン。
國王大飯店（南京東路一段）に泊まるのはツアー客の中では俺一人。
ホテルは古びてはいるが、掃除が行き届いて清潔な感じ。
従業員はほとんど愛想のいい人ばかり。なかに２人くらいイマイチな人もいたが・・・。日本語はほとんど通じる！これにはビックリ。さすが日本人の宿泊客が多い地域だけのことはある♪
でも、逆に國語（北京語）を使うドキドキがなくなってしまった。
初日の夜に会う約束をしていたItsukiくん（もともとは陳綺貞つながり、台北医大生）こと、いっくんと会う８：３０まで仮眠をとる。
この仮眠で体力は少し回復、頭痛も取れた。
でも、お腹は相変わらず(泣)
いっくんとは、中山駅近くのマック前で会う約束をしていた。
はたして無事会えるだろうか・・・。

つづく

＜初日編―２＞
初日から、体調は最悪、お腹ゴロゴロ、下痢ピーピー（露骨な表現でごめんなさい）。
それでも、７時過ぎにチェックインしてホテルで１時間ほど仮眠をとったら体のダルさは取れました。

いっくん（台北医大生）との待ち合わせは、夜８時半、中山駅付近のマックの前にて。
生意気にも私が指定しました。いまネットで何でも分かっちゃうんですよね・・・。旅行前にネット地図で確認して事前にいっくんには伝えてありました。

でもその前に正露丸とサプリメント（こうみえて健康オタク）を飲んでおかねば。。。
台湾の水はそのままでは飲めない。ホテルの冷蔵庫のミネラルウォーターを飲むのも馬鹿らしい・・・。
おし！台湾コンビニデビューだ！
ということでホテル近くのセブンイレブンに行きました！
台湾（台北）は本当にコンビニが多いです！驚くほど多い！これにはビックリ！３００メートル間隔くらいであります。コンビニって、もちろん日本資本のコンビニですよ。。。セブンイレブン、ファミマ（台湾では「全家」と言うみたい）があっちこっち。噂には聞いていたけど正直ここまで多いとは思わなかったので不思議な気分でした・・・
で、店内はどんなだろうと興味津々で入りました。
お店に入るなり、店員さんの「歓迎光臨（ファンイングゥアンリン）」（いらっしゃいませ）の声。
お～なんか対応が日本っぽいじゃん！ちょっと感動
店内をウロチョロキョロキョロ
たぶん日本人バレバレだったんじゃないかな
商品の内容は、これまた驚くほど日本製のもの、日本的なものが多い。お菓子（チョコ菓子、スナック類）とか、おでん（関東煮）、おにぎりもあるし、飲み物もそんなに代わり映えがしない・・・。ちょっとガッカリ・・・
ただよ～く見ると、アスパラジュースとか、茶色に煮た八角の匂いのするゆで卵とか、台湾の赤いご祝儀袋とか、台湾らしいものを発見できました。
雑誌コーナーは、小さい店舗だったせいか、雑誌の種類が少なくて残念。でも、しっかり張韶涵、王心凌が表紙の雑誌をチェック。
ビニールで包装してあって中身が見れないので、買うのはやめましたが・・・。
結局悩んだ末に買ったのは、ミネラルウォーターとアスパラジュース。アスパラジュースは、ホテルに帰ってから飲みましたが、やっぱとんでもない味でした(泣)なんでこんなもんジュースにすんねん(怒)台湾人ってたまに不思議なことしますよね飲んじゃう俺も俺だけど・・・楊桃汁は日本で痛い目にあったので当然パス。。。飲んだら死んでまう～
ちなみに、お店の人たちの雰囲気はよかったです。
なんつうか、店員さんたちの「あ！日本人だ♪」みたいな、あったかい視線を感じるんですよね・・・。こういうあったかい眼差しは、どこに行っても感じましたこういう些細なことの積み重ねが、さらにこの国を好きにさせていくのだ♪（免税店にはピッタリマークしてくる怖いおばちゃんもいたけど）。

店内を出て、待ち合わせ場所へ着く。
正露丸と大量のサプリメントをミネラルウォーターで流し込む。
そろそろ時間だなと思いながらあたりを見回すと、すぐそばになんとなく見覚えのある顔がありました・・・。（ミクシィ公開の彼の写真は見てました）一方、彼は私の顔を知りません（特徴は伝えましたが）。
ただ写真の印象と微妙に違ったので、恐る恐る・・・
「いっくん？！」
とそれらしき若者に声を掛けたら、一瞬ちょっと驚いた様子で、それからすぐにニコっと笑って「ＲＹＯさん」と言ってくれたのでホッと一安心♪

心優しい台湾青年いっくんとの出会いがかなった瞬間でした。

次回に続く！

ひっぱるひっぱる～


＜初日編―３＞
さて、いっくんの印象はやはり若い！ということ。
ふだんメッセのやり取りとかしてると年齢は感じないけど、実際に会うと歳の差を感じました
そして思ったよりもシャイ
真面目な好青年という感じです

また彼の日本語の上手さは想像以上でした・・・
留学経験なし、趣味で中学生の時から日本語を勉強しているとのこと
ですがまったく会話に不自由しない・・・
こういう青年がふつうに台湾にいるから驚きです・・・
聞けば、やはり日本のアニメなどに興味を持って日本語を学び始めたとのこと。確かエヴァンゲリオンとか。。。
サブカルチャーの力はあなどれません・・・。
というわけで当然私の中国語の出番はありませんでした（言い訳）。

いっくんが「RYOさんはまずどこに行きたい？」と言うので、
「ん～そうだね！やっぱＣＤ屋さんに行きたいな～」と答えると、
じゃあ僕に任せて！とばかり、ＣＤ屋さんの並ぶ界隈に連れて行ってくれました。そう！Ｃ－ＰＯＰのＣＤを買うのは、今回の旅の楽しみの一つだったので、いっくんには前もって伝えてあったのです。

まず、中山駅からＭＲＴ（台北の地下鉄）に乗って台北車站に行きました（そうだよね？）。台北車站という駅は、台北の交通の要だそうです。
もちろん、MRTは人生初挑戦！いっくんに教わって、券売機でプラスチックのコインを購入し、それをSUIKAのように改札機の窓にかざすと通れます。
さて、初めて乗ったMRTの感想は・・・
いいですね！
車内は綺麗だしそれほど込んでもいない♪
台湾人のおしゃべりとか、すごいかな～と思ったら、車内はわりと静かでした。容姿も日本人とそんなに変わらないし（平均すると微妙に違うのだが…）、日本の地下鉄とそんなに変わらない・・・ただやっぱどっかが違うような・・・うまく言えないんですが。
もしかしたら台湾人は日本人と違って疲れ切った顔をしていないのかも、あと日本のように酔っ払いや酒臭い人もいませんでした。

さて、台北車站について秋葉原的な界隈に行きＣＤ店に入りました。
いっくんによると、台湾ではお店によってＣＤの値段が違って、ここは比較的安いということでした。
確かに安い！
ＣＤはだいたい３５０元前後くらいだったような。日本円にすると１２００円くらい。。。日本のＣＤのほぼ半額。
こりゃ～Ｃ－ＰＯＰファンがわざわざ台湾に行ってＣＤを大量購入するのも分かります・・・。もう、お店に着くなり気分は「うひゃひゃ～」って感じです。バンバン、買い物かごに入れるわ入れるわ！
かごはすぐに一杯になってしまいました・・・。
定番の女性明星（陳綺貞など）のＣＤも買いましたが、なぜか普段そんなに買わない男性明星のものを買ったり、自分でもちょっと意外でした・・・。陶吉吉、ウィルとか・・・。（陶吉吉は心が疲れたときに意外といいです♪）
あとは、いっくんが勧めてくれた女性明星、張懸、魏如萱、楊乃文などもバンバン買いました♪
もう～たまらんっ！という感じです

さて、前から気になっていたＣＤ屋さんのレイアウト。
というのは、Ｃ－ＰＯＰのＣＤは大きさがマチマチなので、どうやって陳列してるのかな～と前から興味津津だったんです。
てっきりカオス状態かと思いきや、意外にスッキリと整理してましたね・・・。
ただ、完全にアーティストごとに分類と言うわけには行かなくて、同じアーティストでもコンパクトなのとデカイので違う棚に置かれたりしていました。。。まあ必然的にそうなるでしょう・・・

あと、ビックリしたのがＪ－ＰＯＰのＣＤの多さ・・・
一つのコーナーができていました・・・
今どきの、あゆや、中島美嘉などはもちろん、日本でも今売っているか微妙な、少年隊とかの懐かしい系もありました＾＾
あやや（松浦亜弥）はもちろん、ほかにも私が知らないような日本のアイドルのものもあったし。。。
ちなみにいっくんは、椎名林檎、東京事変が大好き。そしてなんと渋いのはGSのチューリップも好きだとのこと。芸能人では蒼井優がイチオシみたいです♪日本通だね＾＾

レジに行くと、人の良さそうな痩せたおじさんがいました（店主かな）。
日本人客（私）の大量買いにどこか嬉しそう♪

ふと見ると、レジの奥の物置にはなにやらポスターが大量にある・・・
「え？もしや明星のポスター？これってもらえるのかな？」
胸がトキメク私。
そんな私の心を察したいっくんが、
「RYOさん、ポスター欲しい？」
「うん！！欲しい欲しい！！」と私。
そこで、すぐにおじさんと交渉してくれました。
いいよ！とばかり、一生懸命になってポスターを探してくれるおじさん。。。
いろんな明星のポスターを見せては、これはどうだ？いるか？と聞いてくる。
欲しい！と言うと、快くくれる！
なんだかんだで、蔡依林（特務J）、王心凌（FLY CYNDI)、梁静茹(崇拝）のポスター計３枚ももらっちゃいました～！太っ腹～！
いっくん＆おじさんありがとう！！！無事にしわ一つなく日本に持ち帰れたよ～
いとしの楊丞琳がなかったのがちょっと残念だったけど…（それでもかなり探してくれた…謝謝）。レイニーは次回にリベンジということでちなみに周杰倫はいらないって断っちゃいました。JAYは好きだけどポスターはいらないのだ
ＣＤは信じられない安さで買えるわ、思いがけず嬉しいお土産はもらえるはで本当に大満足でした！

そしてさらにもう一軒連れて行ってくれました。
そこでもやはり大量買い。
帰ってから買ったＣＤを数えたらなんと合計２３枚・・・（でも実は帰国してからもっと買えばよかったなと後悔・・・）
「まだ、回ろうか？」
という、いっくん。
「ありがとう！もう十分だよ♪」
と私。さすがにこれ以上回ったらキリなく買っちゃいそうだし・・・

いいお店に案内して、たくさん付き合ってくれてありがとう！
いっくんにはこの場を借りて謝謝です

で、次に向かったのが、憧れの「士林夜市」。
やっぱり台北に行ったら、一度は行っておかなければなりません。
これも私のリクエストでした。
いっくん自身は、そんなに士林夜市には行かないとのこと。
意外にコアな台北っ子は士林夜市には行かないのかもしれませんね・・・。

やはりMRTに乗って、劍澤駅で降りました。
駅を降りるとすぐに夜市の入り口です。
すごい！すごい！
何がって、屋台がすごい！
所狭しと・・・てか道の真ん中でお店出してるし
路地のいたるところに屋台や食べ物屋や、チープな洋服屋やらがたっくさん。
ほくろ取りとか怪しげな店もあるし・・・。
平日なのに人もめちゃ多いし。これが週末になると身動きが取れないそうだ・・・。
具合が悪くて食欲はまったくなかったものの、ここまで来ると食べなきゃ損っていう気がしてくる。
そこで、士林夜市で有名なジャンボフライドチキンを買いました。
これは、哈台族！コミュで、試してくるようにと言われてたんです。
確かにデカイ！そんでめちゃ安い！美味しそう♪
５０元って日本円で１７５円じゃん・・・信じられん

次に行ったのが、臭豆腐のお店・・・
これもやはり一度は試してみなければと思っていた食べ物です・・・。
蒸しバージョンの一番臭いと言われているやつ・・・
確かに臭い(泣)
なんだろ・・・生ゴミのような匂い・・・？
恐る恐る食べてみる。
うん、やっぱ臭い。。。
でも悪くないと思いました・・・。
臭いけど、慣れれば病みつきになるかも・・・
今回は慣れないうちに残してしまったけど。
お腹の調子がよければ、周りの人たちのようにご飯にぶっかけて食べたかったです。
次回にリベンジ
お店のなかは意外にも若者がほとんどでした。

驚いたのは、店内でさっき買ったフライドチキンを食べても、ペットボトルの飲み物を飲んでも注意されないこと。
とっても大らか
たった３０元（日本円で１００円）の臭豆腐一つで１時間くらい粘っても嫌な顔ひとつされない・・・。
しかも、帰り際には女の子に「謝謝。慢走（お気をつけて）。」とまで言ってもらいました
ん～台湾って素敵です！

結局、風邪で食欲がなく満足に屋台のものも食べれなかったのですが、果物だったら食べられると思い、果物をその場で切って売ってくれるお店に行きました。これ欲しい！と言うと、おばちゃんが見事なナイフ裁きでどんどんとビニール袋に入れてくれます。量はかなりアバウト・・・。
実は日本で食べられない台湾ならではの果物にも興味があったんです。時期的には果物の種類は豊富ではありませんでしたが、それでも珍しい果物がいくつかありました。
楊桃（スターフルーツ）、火龍果（ドラゴンフルーツ）、グァバ、釋迦、などなど・・・。
なかでも一番美味しかったのが、釋迦。
形がお釈迦様の頭のようにボコボコしてるので釋迦と言うのだけれど、味は練乳のような甘くてクリーミーな味わい。今まで食べたことのない味。これが果物なのかと思うくらい・・・。楊桃はやっぱりダメでした・・・。どうも匂いが苦手なんです(泣)火龍果はサッパリ、酸味のないキウイみたい。グァバもかなり癖があり。。。固くて甘くないし青臭い独特の匂い、でも食べているうちに平気になってきました。これも病み付きになるかも・・・。

果物を買ったら、調子も良くないのでホテルへ帰りました。
そしてホテルのロビーで管理人のおじさんにツーショットの写真を頼んで撮ってもらいました。

いっくんとはそこで握手をして別れました。

ＣＤ店、夜市、あちこち案内して回ってくれたいっくんに心から感謝したいと思います。

台湾旅行記初日編終わり。

つぶやき・・・

台湾人のマイミクさんがいつの間にか１１人に・・・

す、す、すげぇ・・・

ミクシィって・・・

かなりいいかも

うまい台湾料理屋めっけ！

わが街、大○に、うまい台湾料理の店を見つけました！！！

店名は「相思豆」（しゃんすぅとぅ xian1si1dou4　ちなみにお店側の表記は「ちゃんすうとう」でした。台湾語読みの方だと「ちゃん」なのかな？）
ちなみに相思豆とは、紅豆とも言って、中華圏では、男女の愛のお守りにするお豆だそうです

こりゃげんかつぎにいい名前だわい


台湾人の店主、朱さんが作る台湾家庭料理

カウンター席メインのこじんまりとしたお店です

勉強会の帰り道の二次会に、友人Ｍさんと立ち寄りました。

注文したのは、


腸詰め（台湾の香腸かな？）。

子袋の冷菜。

ハチノスのピリ辛炒め。

水餃子。

カニチャーハン。


どの品も値段が安くてめちゃめちゃ美味しかったです。真好吃。


腸詰め（香腸）は甘くて優しい味・・・ビールのおつまみに最高。

子袋は、あっさりコリコリとした歯ごたえがいい。

ハチノスのピリ辛炒めは、しっかり辛くてハチノスが美味しいタレにうまく絡む。

水餃子は、皮のプリプリ感が絶妙。

カニチャーハンは７５０円という安さ、なのにしっかりカニが入ってる。
素人では出せない味わい・・・。


楚々とした美人奥さん（奥さんなのかな？）の柔らかな対応も居心地がいい。


写真ははじめて飲んだ台湾ビール

ライトだけど、花のようなほのかな甘い香りがしました

確かに台湾料理にはよく合いますね


台湾紹興酒のボトルキープも入れました。


これで行きつけのお店がまたひとつ増えたぞ～

太好了！

大船最高！

あ、言っちゃった・・・

てか、大船はなにげにあなどれない街ですぞ・・・

奥が深い・・・

しぶいです・・・台湾民謡＾＾

日本統治時代、小中学校を台湾で過ごしたお花の先生と、ひとしきり台湾の話になりました。

「先生！実は私、最近台湾に夢中で、台湾の音楽ばっかり聴いているんですよ～」

と言ったら、

「あら！そうなの～！うちに台湾にいる日本の友達から送ってもらったＣＤがたくさんあるのよ～！貸してあげるわ～」
とのこと。

・・・い、嫌な予感・・・

「いや、えっと、私が聴いているのは・・・」
たぶん、そういう音楽じゃないと思いますと言おうとしたのだが、

おしゃべり好きの先生が間髪いれずに話すので、口を挟む隙がない・・・

元々聴く耳を持たない方なんです・・・人柄はとてもいいんですけどね


で、借りたのが（っていうか、強引に借りさせられた）このＣＤ。

う～やっぱ、予感的中

渋い、しぶすぎる・・・

台湾民謡の数々でした・・・

でも、せっかくのご好意なので聴いてみました。


あれ？　うんうん、これは予想以上にいいかも

確かに中華な感じがするんですが、明らかに大陸とは異なる雰囲気が漂う・・・

ゆったり伸び伸びとして、朗らかで、明るい、爽やか・・・

それでいて、ちょっぴり切ない、郷愁が漂うような・・・

これは、台湾ポップスに通じる要素かもしれません。

台湾ポップスは良質なバラードの宝庫

切なくて泣ける曲が多いんです・・・


もちろん曲調はまったく民謡とは違いますが・・・。


これら民謡全体のイメージとしては、

台湾の照りつける日差しの中、南洋性の木陰に隠れて涼んでいる情景が浮かびます（てか、まだ未踏の地なのであくまで想像です）。

台湾出身の作曲家、江文也（※ウィキ）氏の曲もありますが、私はオーソドックスな台湾民謡の方がしっくりきました。

演奏は国立台湾交響楽団など・・・。

なかなかハイレベルな演奏だと思いました


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蔡依林が新しい台湾観光大使に！

張惠妹（アーメイ）に代わって、蔡依林（ジョリン・ツァイ）が台湾の観光大使に選ばれたそうです。

詳しい記事はこちら→http://www.recordchina.co.jp/group/g9075.html

う～ん、なんとも・・・

新旧交代、これも時代の流れということでしょうか。

張惠妹には可哀想ですが・・・

まだまだ活躍して欲しいですね！


でも、蔡依林大好きです

Jolinよ・・・頼むから来日してくれ～

台湾には魅力的な明星が多くて・・・

もうたまりません・・・



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