アップが遅れましたが、9/10~9/11、一泊二日で当寺恒例の檀参旅行に行って来ました。
今回の企画は新潟県曹洞宗名刹と良寛さまの足跡を尋ねるという趣旨。
今年は17名という少人数の参加でしたが、心に染み入る有意義な旅となりました。
名刹寺院では、主に越後のミケランジェロと言われる石川雲蝶作の素晴らしい欄間や置物を拝見させていただきました。
また永林寺の方丈様からは、噺家顔負けの素晴らしい法話もしていただきました。
日本一の庵寺と言われている雲洞庵はとても庵とは思えないほどの風格がありました。
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また良寛さまの足跡としては、良寛の里記念館、国上寺、五合庵を訪れました。
日がな子どもと遊ぶ、牧歌的なイメージが定着している良寛さまですが、その境涯の深さが現れているような透明感すら感じる書の数々を拝見しました。
また、20年暮らしたと言われる、山奥のわびしい五合庵では良寛さまの孤高な精神性が現れているような気がしました。
晩年の貞心尼さまとの出会いは、透き通ってはいてもモノクロだった修行一筋の良寛さまの心に、最後の彩りを添えたのかもしれません。
「焚くほどは 風がもてくる 落ち葉かな」。
今まで分からなかった良寛さまのこの句の深さが、今回しみじみと心にしみ渡り、静かな感動の余韻がいつまでも残っています・・・。
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新潟って日本の心の原風景のようで、いい所ですね・・・