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学生の頃から成功哲学の本を読みあさるものの、実行に移せたためしがないイタイ自分ですが・・・(^_^;)
オモロイよこれ!(笑)
ここで説かれている成功メソッドは、どれもどこかで読んだことがあるような内容だけど、関西弁のインチキくさい神さま(ガネーシャ)が、主人公に課題を与えていくという小説スタイルが斬新でユニーク!
ガネーシャのキャラが強烈すぎて、ついつい読んでいて笑ってしまう^^
とはいえ単なる自己啓発のハウツー本に陥らない、軽薄なユーモアの裏に、人生哲学的な深さも持ち合わせているから、まさにこの本は「あなどれない」のである。
~ネタバレ注意(最後のシーン)~
「成功しても、成功せんでも、気張って目標に向かって努力しても、ついに誘惑に負けて寝てしもても、ワシ、自分(お前)のこと好きやで。~略~」
「成功だけが人生やないし、理想の自分あきらめるのも人生やない。ぎょうさん笑うて、バカみたいに泣いて、死ぬほど幸福な日も、笑えるくらい不幸な日も、世界を閉じたくなるようなつらい日も、涙が出るような美しい景色も、全部全部、自分らが味わえるために、この世界創ったんやからな」
そしてガネーシャは言った。
「世界を楽しんでや。心ゆくまで」
そう言ってガネーシャは消えていくのでした。
グッときました・・・
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