一顆明珠~住職の記録~

尽十方世界一顆明珠。日々これ修行です。いち住職の気ままなブログ。ときどき真面目です。

北条綱成公生誕500年墓前法要

2015年05月06日 | 思い・お寺の活動





今日は地域有志の方々が集まり、当寺、龍宝寺開基、北条綱成公の生誕500年の墓前法要を行いました。

最近は地域の方たちの郷土史への関心も高まり、市内のたくさんの小学生たちが境内にある民俗資料館に訪れるようになりました。

また鎌倉市も小田原市などと連携して、全国5市で、北条五代のNHKの大河ドラマ化を実現させる運動も進めています。





アニメ風のキャラクターでは、わが綱成公は右下の黄色い「地黄八幡」の旗指物を持っている武将です。キャラ紹介にもあるように、とにかく戦に強く武勇に名を馳せた武将でありました。また北条三代、氏康公に厚く信頼され、二人は義兄弟の絆で結ばれていました。

綱成公、もしドラマ化したら、どんな役者さんが演じるんだろう・・・
氏繁公、氏勝公は?

関東一円に、民に優しい平和な治世を築いた後北条氏。

NHKドラマ化を切望します。

入檀式

2015年04月30日 | 思い・お寺の活動


恒例の入檀式引続き役員会が無事に円成(成功)。

今年は5軒の方が入檀されました。

苦手な法話もどうにかこうにか(^-^;

入檀者の方々も晴れ晴れとしたお顔をされていたので、いいお勤めになったと思います。

春の大行事が終わってホッと一息です・・・

花祭り準備

2015年04月07日 | 思い・お寺の活動






小雨降る中、家族総出で境内のお花摘み。

今年もなんとか花祭りの準備完了!

今年は染井吉野も散ってしまい、花も少なめだったけど、
椿たちが活躍してくれました。

花御堂に飾った花々たち。
(椿、桃、雲南黄梅、紫花菜、蘇芳、雪柳、水仙、山桜、木瓜、樒)

明日は花祭り!そして入園式♪

気合い入れていこう!

開山忌

2014年11月10日 | 思い・お寺の活動
11.9 当寺恒例の開山忌でした。

無事に終わってホッとしています。

今回はご随喜が多かったので、置き茶湯ではなくて伝供ができました。

法要前のチャリティ寄席は、今回は、真打 三遊亭遊雀師匠。
私は準備があるので、聴けませんでしたが、
母は、いつもよりも笑い声がよく聞こえたとのこと。

今回の檀家さんの参加者は40人余り。

う~ん、もちっと集まらないものか・・・

若い人が集まれるような行事も思案中です。

ちなみにチャリティ寄席では26,000円の寄付金が集まりました。
プラス4千円はお寺で出して3万円をシャンティ国際ボランティア会(SVA)に寄付いたします。




新井白石について

2014年05月11日 | 思い・お寺の活動


当寺周辺(植木、玉縄地区)はかつて新井白石の知行地であり、

寺領として白石から200石を納められたとされております。

また、白石が朝鮮使節を迎えるために藤沢宿に来た際には龍寳寺に泊まったとのこと(年号から史実と異なるとの説もあり)。

そうした因縁から、境内には白石ゆかりの石碑(室鳩巣の撰文とも言われるが、文字が磨耗して判読不可)が安置されています。

上、2冊は、当寺と交流のある君津市久留里の白石の会から送られてきた本。

下の「市塵 上・下」は藤沢周平著の白石の生涯を描いた小説です。

開基の玉縄北条氏はもとより、これからもっと白石公のことも学んで、顕彰していきたいと思っています。

花祭り

2014年04月08日 | 思い・お寺の活動


今日は花祭り&入園式でした♪

花御堂の花は境内で採ったものです。

今年は染井吉野があまり残っていなかったので、里桜がメイン。

なので全体的に里桜の葉の緑が目立ちますね^^

今回飾った花は、里桜、スオウ、椿(各種)、桃、ダイコンノハナ、
ウンナンオウバイ、シャスターデイジー、樒など。

甘茶もたくさんの子どもたちが飲んでいきました(^-^)

暖かいせいか。

2014年03月13日 | 思い・お寺の活動
今朝は暖かかったせいか、暁天坐禅に9人も参加。

8年前に始めた当初はわずか3人だった参禅者も少しずつ増え、

今では毎朝、平均して5~6人が参禅に訪れます。

それに伴い、本堂に置かれた常連さんのマイ坐蒲(坐禅の時に用いる丸いクッション)も増えていく・・・

住職の秘かな喜びです(^-^)

新潟参拝旅行

2013年09月30日 | 思い・お寺の活動

アップが遅れましたが、9/10~9/11、一泊二日で当寺恒例の檀参旅行に行って来ました。
今回の企画は新潟県曹洞宗名刹と良寛さまの足跡を尋ねるという趣旨。
今年は17名という少人数の参加でしたが、心に染み入る有意義な旅となりました。
名刹寺院では、主に越後のミケランジェロと言われる石川雲蝶作の素晴らしい欄間や置物を拝見させていただきました。
また永林寺の方丈様からは、噺家顔負けの素晴らしい法話もしていただきました。
日本一の庵寺と言われている雲洞庵はとても庵とは思えないほどの風格がありました。











また良寛さまの足跡としては、良寛の里記念館、国上寺、五合庵を訪れました。
日がな子どもと遊ぶ、牧歌的なイメージが定着している良寛さまですが、その境涯の深さが現れているような透明感すら感じる書の数々を拝見しました。
また、20年暮らしたと言われる、山奥のわびしい五合庵では良寛さまの孤高な精神性が現れているような気がしました。
晩年の貞心尼さまとの出会いは、透き通ってはいてもモノクロだった修行一筋の良寛さまの心に、最後の彩りを添えたのかもしれません。
「焚くほどは 風がもてくる 落ち葉かな」。
今まで分からなかった良寛さまのこの句の深さが、今回しみじみと心にしみ渡り、静かな感動の余韻がいつまでも残っています・・・。















新潟って日本の心の原風景のようで、いい所ですね・・・

「寺報」始めました・・・

2013年01月30日 | 思い・お寺の活動


檀家さんにもっとお寺に親しんでいただくために寺報を始めました!冷やし中華ではないです(笑)

「明珠」新春創刊号。両面ペラ(年3回発行予定)

寺報のタイトルは決して某本山の冊子名の影響を受けたわけではありません(^_^;)

もともと「一顆明珠」という禅語が好きなので(^-^)

ちなみにマイブログのタイトルも「一顆明珠」です。

とにかく続けることが大事だと思うので頑張ろうと思いますq(^-^q)