一顆明珠~住職の記録~

尽十方世界一顆明珠。日々これ修行です。いち住職の気ままなブログ。ときどき真面目です。

あじさいの青

2008年06月11日 | 写真館・花(境内)
あじさいの青は魂に染み透る・・・

特別な青のような気がしてならない。

なぜだろ。

この思いを近いうち詩にしたい・・・

聖母マリアの青。

ラファエロの絵画。

諸葛亮孔明の青。

天命を知るということ。

贖罪・・・。

セイレーンの涙。

ターラ菩薩。

チベットの青空。

思いのかけらを拾い集めて。

台湾朋友と再会

2008年06月10日 | 台湾
台湾朋友との再会が続く。

先月下旬は台北医大生の青年、いっくんと会い、

昨日は台北でOLをしている、ぴんさんと会った。

二人ともネットmixiを通して知り合った仲だ。

去年の暮れ、初めて台湾旅行に行った時以来の再会だった。


一年前の自分は台湾とはまったく縁がなかったのに・・・。

もともと交友範囲の広くない自分が、まさか台湾人の友達を作るとは・・・

予想だにしなかった。

台湾に関心を抱き始めてからは、どんどん台湾関係の人脈が広がっていく。

求めれば与えられている。

願えばかなっている。

当たり前のように通り過ぎてしまいそうな事実。

しかし、それは宇宙の神秘そのものではなかろうか。

引き寄せる力。

星星の引力。

私たちは星そのものだ。


どう変わるか分からないのが人生。

いや、いかようにも変わり得るのが人生。

可能性は無限大。

可能性は、人を仏にもし、

可能性は、人を殺人者にもする。

それを生かすも殺すも自分しだい。

そう・・・結局は私が決めているのだ。

自分がどういう自分であるかということを。

これからも自分を見つめ続けよう。

いまここの私がどんな私を選択するかを見届けること。

そしてコスモスの声に耳を澄ませよう・・・。


台湾、台湾人とかかわって、

切ないこともあった。悲しいこともあった。

全てがうまくいくわけではない。

だけどやっぱり大事に思っている人。

この気持ちはずっと抱き続けたい。

王子とキツネの名にかけて。


台湾人が好きだ。

苦手な台湾人もいるけど・・・、

やっぱり台湾人が好きだ。

自然体で素直。

懐かしくて温かくて、

物怖じしない勇気と、ほのかな恥じらいが同居している愛らしさ。

私が好きになった台湾人はそんな人ばかりだ。


台湾が好きだ。

ときに気持ちがすれ違うこともあるけど、

やっぱり台湾が好きだ。

おおらかで、たくましくて、頑張ってて、健気で、

そんな台湾が愛おしい。

今年も台湾に行きたい。

第2回災害救援托鉢

2008年06月03日 | 思い・お寺の活動
昨日も桜木町周辺でビルマ・四川の救援托鉢をしてきました。

集まった宗侶の有志は、6人。

神奈川を代表するオシャレスポットなだけに、古式ゆかしい托鉢姿はめっちゃ注目の的でした

今回もたくさんの方に浄財をいただき数万円にはなったかと思います。

第3回も企画されるとのこと。

目標額は20万円。

頑張るぞ~

親しくなる

2008年06月02日 | 禅・仏教
わたしが世界と親しくなる。

世界がわたしと親しくなる。

わたしの中に世界が浸透してくる。

世界の中にわたしが浸透してくる。

たとえば、

眼前に広がる新緑がわたしの一部のような・・・

わたしが新緑の一部のような・・・。

なにかすべてがサッパリとして突き抜けている様子。

それは意識の状態というよりも・・・

からだまるごとの把握のようなもの。

坐が深まるとき、そんな「構え」になることがある(状態というよりも構えと言った方がしっくりくる)。

そうは言っても、坐を解いてしばらく経つと元の木阿弥、感情の虜になってしまうのは相変わらずであるのだが。

だが、かつてと違う点は、

感情の虜になっている自分を見つめる「自分」が育ちつつあること。

相変わらず落ち込みやすい性格は変わらないが、

深く落ち込んでも立ち直りが早くなった。

やはり続けるといいことがある。

無所得無所悟はとうぶん置く。

やらないよりはやった方がいい。