当寺周辺(植木、玉縄地区)はかつて新井白石の知行地であり、
寺領として白石から200石を納められたとされております。
また、白石が朝鮮使節を迎えるために藤沢宿に来た際には龍寳寺に泊まったとのこと(年号から史実と異なるとの説もあり)。
そうした因縁から、境内には白石ゆかりの石碑(室鳩巣の撰文とも言われるが、文字が磨耗して判読不可)が安置されています。
上、2冊は、当寺と交流のある君津市久留里の白石の会から送られてきた本。
下の「市塵 上・下」は藤沢周平著の白石の生涯を描いた小説です。
開基の玉縄北条氏はもとより、これからもっと白石公のことも学んで、顕彰していきたいと思っています。