一顆明珠~住職の記録~

尽十方世界一顆明珠。日々これ修行です。いち住職の気ままなブログ。ときどき真面目です。

小学校に行こう!&近況

2008年05月06日 | 思い・子どもたち
4月から近所の小学校の学校評議員という役をいただいています。

2日はその初仕事ということで小学校に行って来ました。

はじめに一時間ほど各学年を回って授業参観。

その後、校長、教頭、評議員たちの顔合わせと、意見交換がなされました。

小学校の生徒の約三分の一はうちの卒園生。

授業中にもかかわらず、私を見るなりびっくりした様子で、手を振ったり、名前を呼んでくれる子どもたち。

嬉しいやら、恥ずかしいやら、ばつが悪いやら・・・

そんな私に、案内してくださった教頭先生は、「RYO先生(仮)は人気者ですね~どうぞ子どもたちに先生の顔を見せてあげてください!」と言ってくださいました。

どの子も大きく立派になって・・・

月並みですが・・・そんな思いに胸が一杯になりました。。。

授業中に出歩いたり、勝手なことをしている子もいない。

みんなキラキラしたいい目をしていました。

ひとまず、ホッと一安心。

この調子この調子!いいぞいいぞ~と心の中でつぶやきながら。

今回、授業を観てるだけでしたが子どもたちの感性の豊かさやパワーがびんびん伝わってきました。

幼稚園児もいいけど小学生も最高~!

やっぱ、子どもはいいな・・・

今回改めて気付かされました^^

子どもには未来があり無限の可能性がある。

その可能性を生かすも殺すも大人たちの接し方にかかっています。

学校評議員という役は、おそらくそれほど期待されてはいないでしょうが、煙たがられない程度に積極的に取り組んでいこうと思います。

小学校って素晴らしい!

小学校に行こう!


さて、近況です。

1日は、姉と姉の友達2人と、横浜中華街の「菜香」という広東料理のお店で食事。

全体的にバランスよい上品な味わい。

悪く言えば無難にまとまってるかな・・・でも美味しかった。

3日4日の連休は今のところ法事や葬儀で遊んでいません。。。

明日は友達と秩父に行く予定です♪明日天気にな~れ

あさっては、後輩の坊さんの結婚披露宴みなとみらいのホテルにて(先越された?でも、そんなの関係ねぇ~ってすでに古い?

食いすぎ飲みすぎに注意しなきゃ~

ざっとこんな感じです^^


※この日記は、おととい4日の日記です


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「哈日杏子のニッポン中毒」

2007年07月21日 | 思い・子どもたち
子どもたちがいない境内は静かです・・・

はっきりしないお天気ですね。


ところで、「哈日杏子(はーりーきょうこ)のニッポン中毒」という本を読みました。

アマゾン URL

面白いです!笑えます

一気に読めました(ヲイ余裕あるじゃん、一人ツッコミ)。

日本中毒に陥った台湾人の著者が、これでもかというくらい日本に対する偏愛を語ります

日本大好き病患者の台湾人を指す「哈日族(はーりーず)」という言葉を造語したのも彼女。

台湾では哈日族の教祖と呼ばれているとのこと

日本のサブカルチャーはじめ、日本の文化を褒めちぎってくれるので、なんだかくすぐったくなります・・・

多少日本に対する捉え方が表面的な感じもしますが、褒められて悪い気はしません

素直に嬉しいです・・・

「えっ、こんなところに感動するんだ・・・

日本のよさ再発見という感じですね。


逆に最近は日本に、台湾中毒患者なる哈台族(はーたいず)も増えているようです。

台湾は、食べものも美味しいし、
何より、台湾は温かくて親切な人が多いのが魅力なのでしょう

日本人的には「ここまでするか!!!」というくらいの親切をされることもあるようです。

そこに感動してしまう。

日本人とは親切心の表し方が違うのだという指摘もありますが・・・

やはり総じて、温かい国民性なんだと思います。


また日本や日本人に対して好感を持っている人も多いようです。

中国、韓国とは反対ですね。。。

あちらは、やはり反感を持っている人が多いようですから


それとやっぱり、なんといっても台湾明星の魅力は絶対に外せませんよね。。。

もう~めちゃ素敵です


私の台湾への想いは膨らむばかりです

本格的な哈台症への道も近い?てか十分に哈台症?


お泊り保育

2007年07月18日 | 思い・子どもたち
他寺の施餓鬼導師はおかげさまで無事勤め終えました。

よく通った大きな声で法語も、戒名の導師読みも読めました(自画自賛)。

進退もまあまあちゃんとできたと思います。



さて、今日は年長のお泊り保育。

夕飯はみんなで作ったカレーを食べて、園庭でキャンプファイヤーしたり、ダンスしたり、花火や映画を観たり、極めつけは、肝試し!やっぱお寺ですからね
気合の入った先生たちの演出に泣く子続出・・・

俺も一瞬引きましたから・・・


盛りだくさんの内容で、楽しく夜を過ごしたら本堂で就寝です

今年は例年になく涼しくて子どもたちの寝つきもいいようです


子どもって最高ですよ・・・

もうめっちゃくっちゃ可愛い

この可愛さは何者にも比べられませんね。。。

子どもはかけがえのない宝物です

これ以上の宝がありますか・・・

ってクサイですかね

でも本当にそう思うんです・・・

大きくなるにつれて可愛いだけじゃすまなくなる面もでてくるでしょうが・・・

とにかく精一杯の愛情をかけてあげようと思います。

プール開き

2007年06月15日 | 思い・子どもたち
今日は幼稚園のプール開きでした。

可愛いサイズのプールとはいえ、コンクリート製の常設プールがある幼稚園は珍しいかもしれません(ちょっと自慢・・・先代園長に感謝)。

子どもたちが園庭で朝礼している間に、燭や香炉などの準備をします。

ちなみに、今日の日替わり体操は、私の好きな「夏一面の遊園地」だったので、一緒に踊れなかったのが残念でした・・・。

ともあれ、朝礼が終わって、プール開き。

例年、全園児がプールに集まるのですが、今年は園児数がさらに増えたため(252人)、半分の園児は園舎で私の読経を聞いていました。

声量には多少自信があるのですが、さすがにマイクを使っての読経。

まずプールの周りを散華して道場を荘厳してから、お経は、般若心経(摩訶般若波羅蜜多心経)と世尊偈(妙法蓮華経観世音菩薩普門品偈)を読みました。

回向は、龍天護法善神、聖観世音菩薩、地蔵菩薩に回らし、今年も園児たちがプールで怪我や事故がないようにお祈りいたしました。

どうぞ、諸仏諸菩薩、諸天善神、彼らをお守りください。

私が法衣姿になると子どもたちがいつにもましてまつわりついてきます。

物珍しいからでしょうか。

仏様に見えるからでしょうか。。。なんて。

不思議ですね♪


小学校に入れば宗教色のないプール開きになるのでしょう。

「政教分離」、仕方のないこととは言え、少し寂しい気が致します。


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小学生のインタビュー

2007年05月29日 | 思い・子どもたち
授業の一環で、近所の小学校の3年生たちがインタビューしに来ました。

12人くらいのグループ。

うち、半分はわが園の卒園児、懐かしい面々です。

一生懸命に敬語を使って質問する卒園児の男の子。

子どものほうは、少しの照れと、少しの背伸び。

受け取るほうは、少しの寂しさと、胸一杯の愛おしさ。

頭をグリグリなでながら、「たまには遊びにおいで」と言ったら、

はにかみながらも嬉しそうでした。


爽やかな初夏の風が吹いていました。


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こどもまみれ

2007年05月14日 | 思い・子どもたち
今年度の園児は252名。

境内は子どもの歓声で一杯だ。

園に行けば子どもたちがまとわりついて離れない。

まさに、こどもまみれ。

至福という言葉では物足りない・・・。


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入園式

2007年04月08日 | 思い・子どもたち
今日は入園式。

当園では毎年花祭りの日に入園式を行っています。

今年は日曜日と重なったため保護者が大勢来ました。

園児の数も昨年度より20人増えました。

どこまで増えるのやら・・・。

たくさんの命を預かる重みをヒシヒシと感じます。

同時にたくさんの子どもたちとの出会いに胸は膨らみます。

とにかくやるっきゃない。

愛情一杯、愛情一本の保育を目指す。

お釈迦さま、今年も一年この子らをお見守りください。

大きな怪我や事故のないように。

境内中、たくさんの花々に包まれて素晴らしい天気に恵まれました。


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卒園式・謝恩会

2007年03月17日 | 思い・子どもたち
昨日、無事に卒園式が終わりました。

子どもたちが元気に旅立つことを嬉しく思う反面、これで彼らとお別れだと思うとやはり寂しい気持ちになります(今生の別れではないけれど・・・)。

人生は、出会いがあるから別れがあり、別れがあるから出会いがある。

まさに教育の仕事は出会いと別れの繰り返しです。

この仕事はそんな人生の深みを否応なく味あわせてくれる。

嬉しくもあり、悲しくもあり。

喜びもあり、寂しさもあり。

ただ言えるのは、たくさんの出会いと別れを通して、私の人生は確実に豊かになっているということかもしれません。

そのことに気付けたことに謝々。


人が星のかけらであるならば、星たちはくっついたり、離れたりを繰り返しているのだ。

大宇宙の懐の中を。

卒園児の子どもたちとはお別れだけど、この大空の下ではみんないつも一緒だ。


卒園式のあとは年長のお母さんたちが謝恩会を開いてくださいました。

思いのこもった会には、いつも感動してしまいます。

どうにも私は涙もろくて・・・

今回はいけると思ったのに・・・

でも以前のように涙を流すことに後ろめたさを感じることは少なくなりました。

人前で泣けるというのもひとつの能力。

男だから、園長だから、泣いてはいけないと言うことはないでしょう。


しかし、最近、「子ども」という字を見ただけで感じ入ってしまうことがあります。

さすがに困ったものです・・・。


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子ども  ドロシー・ロー・ノルト

2007年03月05日 | 思い・子どもたち
批判ばかりされた 子どもは
非難することを おぼえる

殴られて大きくなった 子どもは
力にたよることを おぼえる

笑いものにされた 子どもは
ものを言わずにいることを おぼえる

皮肉にさらされた 子どもは
鈍い良心の もちぬしとなる

しかし、激励をうけた 子どもは
自信を おぼえる

寛容にであった 子どもは
忍耐を おぼえる

賞賛をうけた 子どもは
評価することを おぼえる

フェアプレーを経験した 子どもは
公正を おぼえる

友情を知る 子どもは
親切を おぼえる

安心を経験した 子どもは
信頼を おぼえる

可愛がられ 抱きしめられた 子どもは
世界中の愛情を 感じとることを おぼえる


『あなた自身の社会 スウェーデンの中学教科書[新評論]』より


この詩をすべての子を持つ親に知って欲しい。
私にもし子どもができたら、この詩を胸に子育てをしたいと思う。


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卒園証書

2007年03月04日 | 思い・子どもたち
卒園証書に子どもの名前を書く。

子どもの顔が思い浮かぶ。

嬉しいような、切ないような、苦しいような・・・

頑張ってくれよ・・・心の中でつぶやく・・・

胸は一杯。


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