一顆明珠~住職の記録~

尽十方世界一顆明珠。日々これ修行です。いち住職の気ままなブログ。ときどき真面目です。

祝!2周年!

2008年03月31日 | 禁煙
禁煙して2年が経った。

今でもごくたまにだが吸いたくなる時がある・・・

極度に落ちたとき。

極度にプレッシャーがかかるとき。

喫煙時代はそんなときタバコの力に頼っていたんだろうな・・・。

でも、今はタバコを吸わないでいろんなことを乗り切っている。

吸いたくなっても、もう吸おうとは思わない。

タバコはなんの解決にもならないから。


タバコをやめて世界の見え方が多少変わったような気がする・・・。

喫煙時代より五感が冴えてきた。

行動力が増した、感受性も豊かになったような・・・。

何はともあれやめられてよかった。

禁煙の恩恵は、はかり知れない。

これからもずっと吸わないでいようと思う。


ところで、台湾に行って感じたのだが、

台湾ではタバコを吸っている人をあまり見なかった。

台湾は日本よりも喫煙率が低いのではないだろうか・・・。

酒も日本人より飲まないと思う。

なんといっても日本のように飲み屋があんまりない・・・。

ちょっと意外な発見だった。

台湾人がそうした面で慎ましいのは、儒教的倫理観が残っているからだろうか。。。

喫煙が寿命を縮めるデータが明らかに。

2007年05月13日 | 禁煙
喫煙、40歳男性で寿命3・5年縮まる・・・厚生労働省研究班―新聞記事

ついに国のお墨付きが出ました。

喫煙者は平均して3・5年寿命が短くなるとのこと・・・

かなり少なく見積もっているような気もするんですが。

とは言え、厚労省研究班のデータということの社会的意義は相当大きいと思われます。

しかし、それでもJTは毒薬を売り続けるのでしょうね・・・。

それにしても、おかしいのはこれほどの毒物が「合法」だということ。

さらに巷で簡単に手が入ると言うこと。

タバコは文化だから?

じゃ、ドラッグはどうなる。


タバコの害毒に比べたら、食品添加物の毒性なんか話にならないでしょう。

とにかく、タバコなんてこの世からなくなればいいのに・・・。

と言うのも、突発気な喫煙衝動が、たま~に起こるんですよね・・・。

いまだに。。。

ま、大丈夫でしょうけど。

喫煙者のみなさん、タバコやめましょうよ。。。いいことないですよ。

やめて、嫌なこともありませんでした。

いいこと尽くめです。

太ったことを除けば・・・ですが・・・

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ADHD発症児の母、喫煙率一般の2倍

2007年04月22日 | 禁煙
※表題の記事はこちら

近年、幼稚園においても「ADHD(注意欠陥多動性障害)」の問題がクローズアップされています。

実際、ADHD、LDをはじめ、「ボーダー(この言い方にはいささか抵抗はありますが…)」と呼ばれる子どもたちの問題をテーマにした研修会を開くと、必ず大勢の参加があるとのこと。

いま最も教育者が関心を寄せている問題の一つと言えるでしょう。

詳しい原因は不明ですが、脳の器質的な問題とされています。

長年子どもたちを見ているベテランの園長先生でさえも、最近「気になる子ども」、「特別な配慮を要する子ども」が明らかに増えていると話します。

私も8年間、幼稚園の仕事に携わっていますが、年々そうした子どもが増えているように思えてなりません。

さて、この記事に報告されていることが、科学的にどこまで信憑性があるかは分かりませんが、もし母親の喫煙とADHD児の出生に因果関係があるということが科学的に明らかになれば、これは大変な問題です。

しかし、それでも、JTはなんだかんだと御用学者の反証データを盾に、言い逃れをしてタバコを売り続けるでしょうが。。。

本当に恐ろしいことです。

そして何より私が危惧するのは、実際に、ADHD児を持つ喫煙者の母親が、この因果関係を知ったときに、どれだけ自分を責めるだろうか・・・ということ。

「自分の喫煙のせいで、子どもがADHDになったのかもしれない・・・」。

そんな疑念が生じてしまったが最後、母親は酷い罪悪感に苛まれるに違いありません。

想像するだけで胸が痛くなります。

とにかくタバコは将来的にこの世から廃絶されて欲しいですね。

最近わが教区の若手にも禁煙の輪が広がってきました。

本人のためにも周囲のためにも、本当に喜ばしいことです。

どうも坊さんにタバコは似合いませんしね。

実際見た目も悪いです。

あ、坊さんにお酒は大目に見ましょうね・・・

お酒も適量であれば、般若湯。

度を過ぎてしまえば、無明湯。

無明湯にならないように気をつけましょう。。。

自戒の念を込めて。。。


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応援ありがとうございました!


祝!禁煙1周年!

2007年03月30日 | 禁煙
禁煙1周年!

自分に拍手

なんと、いつの間にか1年が経っていました。

現在の禁煙状況を整理したいと思います。


<プラスの変化>

・痰や咳に悩まされなくなった→声量がついた→声がクリアになった→読経の声が通るようになった→檀家さんの受けがよくなった?

・物事の前後に吸う必要がなくなった→時間の節約→精神的な余裕ができた。

・一年間で162,000円(1日30本計算)の無駄遣いがなくなった→そのぶん他で遣うようになったが・・・。

・癌で死ぬ心配が軽減した(そりゃできれば健康に年を取りたいもの)。

・口臭の心配がなくなった(喫煙者の息は半端なく臭いんだな…これが)

・肌つや、顔色が妙によくなった(透明感?)。

・火の始末の心配がない。

・部屋や車が臭くなくなった。

・風邪を引かなくなった(以前は2ヶ月に一度くらい風邪をひいていた)→ひきかけても一晩で治る様になった(脅威の回復力)。

・体力が付いた→息切れが減った→慢性的疲労感からの解放。

・公共の場やレストランなどで周囲に余計な気を遣うことがなくなった(受動喫煙に晒される人は可哀想)。

・心身ともにタバコに縛られなくなった(これが一番でかいかも)→自信につながる。

・なぜか好奇心、向学心が旺盛になった(もうどうにも止まらない状態)→しかし情報処理能力のキャパをはるかに超えているため積読本が膨大に増えたのも事実。

・二日酔いしにくくなった→酒に強くなった?。

・食事が美味しくなった→食べもの・飲み物の微妙な味わいが分かるようになった。

・季節に対する感受性が鋭敏になった。

・ストレスに対処することが上手になった(タバコで誤魔化していたストレスと向き合えるようになった)。

以上、プラスの変化を挙げれば切がありません。

では、公平を期すために、

<マイナスの変化>

・体重が増えた(ただしこれはタバコのせいよりも自分の意思の問題かもしれない)。

今後の努力によって克服すべし。

他にはありません。

本当にないから不思議です。

当初タバコをやめることでストレスが溜まるのではないかという心配がありましたが、むしろ喫煙していたときよりもストレスはありません。

あの頃よりも心身ともに爽やかです。

禁煙中は3日、3週間、3ヶ月と、なぜか3の付く期間に危機があったような気がしますが、日を重ねるにつれタバコのことを思い出す時間が減っていきました。

徐々にタバコを吸わないことの方が自然になりつつあるのだと思います。

今でも、宴席などでまわりに喫煙者がいると、一瞬「うまそう」と思うこともありますが、すぐ「あ、もう逆戻りしたくないよな」と正気に戻れるようになりました。

きっともう、大丈夫でしょう。

タバコと手が切れて本当によかった。

世界人類が禁煙することを願ってやみません。

とりあえず、次回の禁煙記事は半年後にしたいと思います。


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禁煙10ヶ月

2007年01月29日 | 禁煙
禁煙10ヶ月です。

だいぶ板に付いてきました。

昨晩も、教区会引き続き新年会でしたが、ほとんど吸いたい気持ちは起こらず。

アルコールが入っても吸わない自信がつきました。

最近は喫煙者を見ると哀れに思えてきます。

早くタバコの罠に気付けばいいのに・・・と。

アル・ゴアの姉さんも喫煙による肺癌で早世したとのこと(書籍『不都合な真実』)。

ゴア家は、それまで広大なタバコ畑を有していましたが、姉の肺癌発病を機にタバコ栽培をやめたとのことでした(まあ、そりゃそうですね)。


タバコは嗜好品として片付けられるものではありません。

100%毒物です。

その毒性は食品添加物の比ではありません。

ニコチン、タールどころか、環境ホルモン、はては放射性物質まで含有しているのですから・・・

環境問題とともに、真剣にその廃絶に向け取り組んで然るべきでしょう。

幸いにも、禁煙の輪は世界中に広まっており希望は持てます。

しかし一方で、若年者や女性の喫煙が増えているという悲しいデータもあります。


JTは日本の喫煙者が減少傾向にあることを受け、英国の大手タバコ会社を買収し、世界に新たな市場を開拓しようとしています。

しかも彼らが密かにターゲットとしているのは、第三世界の若年層や労働者階層だと聞いたことがあります(これについては確たる根拠があるわけではありませんが・・・)。

また、いかにも私は善人ですと言わんばかりの、シットリとした雰囲気のマナーCMを流して、企業イメージを上げようとする意図が見え透いてるのが、不快になります。

ま、企業としてイメージ戦略が必要なのは当たり前かもしれません。

しかし、思うのです。

余計なお世話かもしれませんが、JTで働いている人たちは誇りを持って仕事をしているのでしょうか。

体に悪いということが明らかで、しかも依存性の極めて強い毒物を売る事に心の痛みはないのでしょうか。

いまやJTは飲料や食品の分野でも製品を作っています。

そちらの方面で、企業として存続することは可能でしょう。
本業のタバコ産業は、将来的にいつまでに廃止するということを決定して、人々の健康に寄与するような企業に生まれ変わっていって欲しいと思います。

これまでの罪滅ぼしのために。

以上、威勢よくJT批判を展開しましたが、いつ自分が転ぶかは分かりません・・・。

それがタバコの怖さです。

油断大敵。

でも、きっと大丈夫でしょう。


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禁煙9ヶ月

2006年12月28日 | 禁煙
禁煙が継続しています。

9ヶ月。

最近は禁煙していることも忘れてしまうことがあります。

それだけ禁煙が板に付いてきたということでしょうか。

とは言え、まだまだ油断は大敵。

ストレスが溜まったり、気分がブルーになったりすると突発的に吸いたくなるときがあります・・・。

しかし、一本吸ったら一巻の終わり。

何があってもポンバケ(一本だけお化け)には騙されないぞ。

苦労して、自由と健康を手に入れたのだ。


ここでタバコをやめる前とやめた後を比較して、メンタル面でのプラス変化を列挙してみましょう。

自信がついた。

行動的になった。

ストレスに対応しやすくなった。

前向きになった。

快活になった。

以上の点において、多少はプラスの変化がみられるような気がします。

実際にタバコをやめる前は、むしろまったく逆に作用することを恐れていました。

つまり、ストレスに対処できなくなるんじゃないか、とか、人生がつまらなくなるんじゃないかといった心配。

まったくの杞憂でした。


タバコなんてなんのメリットもありません。

じゃあさっきの「突発的に吸いたくなる」というのは、どういうことか・・・?

きっと、まだ喫煙時代の幻想が完全には抜け切っていないということでしょう。

吸ったら後悔するだけです。

さあ、みなさんも。

レッツラ キンエン。

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禁煙8ヶ月

2006年11月28日 | 禁煙
というわけで禁煙8ヶ月達成です。
もう余裕・・・かと言えば、最近妙に喫煙衝動を感じることもあり、少し戸惑い気味です。
きっと今月は、行事やら、大役やら、さらにははじめてのことが多かったからかもしれません。

法事も多かったし、葬儀も二軒あった。
坐禅会、開山忌、シンポジウム、写経会、講演デビューなどなど。
なかなか、頑張った月でした。

もちろん、これから先、吸う気もないし、吸ったらおしまいだってことはよ~く分かってます。

ここまで身心ともに健康になれたのは、やはり禁煙のおかげ。
ただ、なかなか体重が戻らないのが玉に瑕ですが・・・
ご飯もお酒もおいしくて。

なんとか減量の方も成功させたいと思います。

<追記>てっきり禁煙9ヶ月だと思っていたら、まだ8ヶ月でした。
    表題の禁煙9ヶ月を8ヶ月に訂正します。

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禁煙7ヶ月

2006年10月28日 | 禁煙
7ヶ月達成です。

一本だけおばけもほとんど出てこなくなりました。

体力が戻ったことを実感します。

後は体重をもどさなきゃ・・・

こっちは一進一退が続いています。


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禁煙6ヶ月達成報告

2006年10月02日 | 禁煙
いつの間にか禁煙して6ヶ月、半年が経過した。

最近は、禁煙して何日経ったかもあまり気にならない。

順調にタバコのない生活を送っている。

禁煙当初に比べ、タバコのことを思い出すことも格段に少なくなった。

Mの晋山結制でも周囲はほとんど喫煙者だったが、タバコを吸いたいとか、タバコを吸えてうらやましいとは思わない。

むしろひっきりなしに吸う人たちを見て、ニコチン中毒の怖さを再認識した。

また人の吸うタバコの煙の臭さが気になるようになった。

タバコをやめてよかった。

タバコにいいことなんて何もない(たぶん)。


<禁煙6ヶ月プラスの変化>

・声の調子がいい(読経の時の咳払いがなくなった)。

・体力が付いた(5年前の体力?)。

・タバコから自由になった(残りの本数を気にしなくていい、灰皿や喫煙場所を探さなくていい、煙で周囲に迷惑をかけなくていい)。

・五感が鋭敏になった(味覚・嗅覚、できごとに対する感受性)。

・寝つき寝起きがよくなった(眠いときは眠い、元気なときは元気、つまり体が正直に反応するようになった)。

・肌のつやがよくなった(これがいわゆる透明感ってやつ?)。


<マイナスの変化>

・強いて挙げれば、喫煙者とのタバコを通じたコミュニケーションがなくなったこと。

・それは以外は何もなし。


☆さあ、この記事を読んだ人、禁煙に挑戦してみましょう!

私にもできました。

あなたにもできます。


このブログに検索ワード「禁煙」でアクセスする人がとても多い・・・。

みんな禁煙したがってるんだなと思う・・・。


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禁煙5ヶ月クリア、逆洗脳の薫習あるのみ!

2006年09月10日 | 禁煙
禁煙セラピー らくらく成功日誌365

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いつの間にか禁煙して5ヶ月以上経ちます。

体調は喫煙時とは比較にならないほどいいです。

体力もつき、声の張り、肌つや、心肺機能、味覚、嗅覚が改善されました。

メンタル面でも、以前よりも集中力が付いて、全般的に考え方も前向きになってきたように思います。

しかし、だいぶタバコを吸わないことに慣れてきたものの、まだ酒席などでは誘惑に駆られそうになることもあり油断は禁物です。

実際、最近になって喫煙してしまう夢をよく見るようになりました。

喫煙のカルマは想像以上に潜在意識に根深く巣食っているようです。


さて、書店に立ち寄ったら、禁煙本のコーナーが設けられていました。
あの手この手の、禁煙マニュアル本が並んでいます。
中でも禁煙者のバイブル的な本、アレン・カー(ある意味この人の功績はノーベル賞ものだと思う)の『禁煙セラピー』は有名です。
とても効力のある本だと思いますが、数年前に読んだ時はダメでした。
今回リンクを張った、『らくらく成功日誌』は『禁煙セラピー』のエッセンスを要約した本。
禁煙セラピーのダイジェスト版という感じです。
どこを開いても、いかに喫煙行為が巧妙で心理的な罠であるかが述べられています。
禁煙のモチベーションが下がってきた時に、ランダムに開けば気持ちを鼓舞することができます。
タバコは、巧妙に私たちを洗脳して、「タバコなしではいられない(集中力が出ない、自信がわかない)」、「タバコなしでは人生つまらない」という思考に陥らせます。
ですが、真実は「タバコのせいで集中力が出ない、本当の自信がわかない」のであり、「タバコなしの方が人生は断然楽しい」のです。
どちらを選ぶかは自由。
どうせ洗脳されるなら、後者の考えを採りたいと思います。

逆洗脳の主体的選択による薫習とでもいいましょうか。

Keep on 禁煙。

タバコを吸わないでもいいということは素晴らしいことなのだから。


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