今日の常念岳

安曇野から見える代表的な山である常念岳を中心に、安曇野の自然、日常の風景など、画像で綴っていきます。

8月24日

2010-08-25 00:16:35 | 

松本の最低気温23.0℃(平年比+3.5℃)、最高気温35.3℃(平年比+5.2℃)

暑い。ただそれだけ。いつもだと、こんな時期なら暑くてもどこかに秋の気配や空気を感じるところがあるのだが、今年はまだ凶悪な夏。夏バテ症状は回復の気配無し。おまけに昨夜から下痢気味で体調は下り一方。今週末にシマノ鈴鹿ロード出走予定なんだけど、走る前からへろへろで大丈夫なのか、かなり不安。それに、鈴鹿ってここよりもかなり蒸し暑かったよなあ。目前の敵は「暑さ」なんだが、これがとてつもなく強大な敵になってる。


8月23日

2010-08-24 00:13:13 | 


松本の最低気温22.1℃(平年比+2.5℃)、最高気温35.1℃(平年比+5.0℃)

見るからに暑そうな空。今日は二十四節気の「処暑」らしい。「処暑」は、「陽気とどまりて、初めて退きやまむとすれば也」だそうなので、暑さはまだまだ続いているけれどもそろそろ終わりが見えてきた頃、まあ、暑さも峠を越えようかという頃、といったところか。なのだが、この夏は何故か終わりの見えないこの暑さ。これでも「暑さは峠を越え」というレベルなのだったら、この峠はガヴィアとかイゾアールとかツールマレー並みの過激な峠だなあ。

日付が変わる頃でもまだ25℃あるこの暑さ。もうあと1週間で9月というのに、暑さで目が覚めるというのも何だかなあ。夏バテ症状も回復の兆し無し。どもならん。

8月17日

2010-08-17 22:35:02 | 

松本の最低気温21.7℃(平年比+1.6℃)、最高気温34.3℃(平年比+3.7℃)

10日間くらい雲の多い日が続いたのだが、そのあと昨日から急に晴れ間が広がり、強い日差しと厳しい暑さが復活してきた。湿度が高い状態はそのままなので、梅雨時の空気で真夏の気温になった感じ。サイゴンの暑さが思い出されるような日中だ。短い盆休みも終わって今日から仕事なのだが、何だかだる~くて、いまいちペースがつかめないまま一日終わってしまったなあ。帰ろうと思ってファイル保存したら何故か保存できずエラー。そのまま復活せず、半日分の仕事がどこかに消し飛んで更に疲れ積み重なる日。明日は塩盛るか。

8月5日

2010-08-14 22:37:48 | 

松本の最低気温22.6℃(平年比+2.6℃)、最高気温35.7℃(平年比+4.7℃)

10日も前の画像なのだが、8月に入ってこれがベストの常念岳なのでここに載せる。というか、5日を境に「夏の晴天」がどこかへ行ってしまい、なんだか「くそ暑い梅雨」になってしまっている。
この日は夏よりかは秋を思わせる真っ青な空で、山が非常にクリアに見えていた。そのまま秋の空気になってくれてもよかったのだが、日差しを遮るものがないのでダイレクトに強い日差しを受けて、この夏2回目の35℃超になってしまった。
クリアな晴天はよいのだが、この暑さはいただけない、と思っていたら、これで青空がパワーを使い果たしたか、翌6日から一気に雲が増え始め、クリアな空はなくなった。そればかりか、盆休み手前の12日には台風までやってきた。台風の影響で1日くらい風が強かったが、私の家では風雨による被害はミニトマトの茎が1本折れたくらいで収まった。
しかし、その台風が強烈な湿気を連れてきたらしく、そのあと異様に蒸してきた。天気図を見たら、何だか梅雨末期みたいな状態になっている。梅雨の時にはいまいち梅雨らしい雨がないな、と思っていたのだが、ここへきて帳尻合わせをしようとするのは止めて貰いたい。
まあ、温暖化の影響が妙な気象状況を徐々に生み出してきているとは言うが、日本は、表向きにはCO2-6%と言っていい顔しているけれど、実際はCO2+10%を政策的に推進している国なので、温暖化が起こっても何も文句は言えんわな。



グルっとまるごと栄村100kmサイクリング(4)

2010-08-13 00:24:39 | その他諸々
リスタートしたはいいが、小赤沢CPを出たらいきなり急な登り。まだコースは残り半分あるというのに、この疲労は何だ。登りがちょっと緩くなったところで妙に目立つ店がある。焼だんごがうまそうなので思わず立ち寄る。


「抜群のうまさ」と書いてあるが、確かにうまい焼だんご。たれにえごまの粒が見えたので聞いてみたら、「11種類入ってる」と言う。残り10種類は... 考える元気がない。とち餅大福も食べてみたら、ちょっと癖のある味だがそれがまたおいしい。だんごは持ち運びが難しそうだが大福は持って帰れそうなので、家へのお土産に買い込む。のだが、折角食べて減らした負担重量をまた増やしてしまった。


少し走ると川に向かって急な下り。どうせ橋を渡ったら登り返さなければならないのは見えているので、非常に損した気分だ。追い抜いていくスタッフの車から「楽しそうに走ってますね」と声がかかる。確かに楽しいけれど、かなりへろへろで空元気もあまり残っていない。

五宝木トンネルとその先の峠と、2つの大きな登りは、何とかインナーローで脚に負担をかけないペースで登り切った。というか、何故かつらさを感じないところで脚がくるくる回ってくれた。レースでは遅遅のペースなのだが、長距離を走るには、私にとっては無理のない登りのペースなのかも知れない。

北野天満CPを過ぎて急な坂を一つ二つ登ると、田んぼの中の緩いアップダウンの道になった。このコースの中で唯一の平地らしい平地だった。なかなかいい風景で写真を撮らなかったのが非常に悔やまれる。

途中、こんな看板が見えた。どこがスキー場なのかいまいちわからなかったのだが、はっきり見えていなかったことが却って幸いだったのかも知れない。


大久保・菅沢CPで最後の補給。茹でたジャガイモとカボチャが非常においしく、何個も食べた。どちらも疲れた身体を癒す効果があるような感じがした。スタッフの「あと30人くらいかなあ」という声がした。え? そんなに遅いのか? 小赤沢CPを出るとき、そこにはもっと自転車が居たような気がしたのだが。まあ、スタート順も遅かったから、自分のスタート順をそのまま維持して走っていると言えばそれまでなのだが。

そこからは残り約10km。あとスキー場への登りが最後の大きな登りになりそうだ。青倉CPのタイムリミットには30分間に合わなかった。たかが30分、されど30分。青倉CPらしきものは、その気配もなかった。スタートしたときには考えてもいなかったが、スタート直後に下った坂道が、最後の最後に私をいじめた。そしてスタート地点に戻ってきた。完走メダルを首にかけられ、抽選箱からくじを引いたら「栄村の野菜セット」。中身はキュウリ、ズッキーニ、インゲン、トウモロコシなど。おおー、抽選の商品としては、非常にいいものを貰ってしまったではないか。しかし、疲れた。しばらくぼーっと過ごしていたが、もう終わってしまったのか閉会式らしきものの気配もないので、帰り道につくことにした。

帰りは眠気が危惧されたが、強い眠気に襲われることもなく家についた。ちょうど常念岳に日が沈むところだった。


また参加するか、と聞かれたら、機会があれば参加したい、と答えるだろう。来年は追加エントリーではなく、本エントリーの期間に申し込めるようにしておきたいところだ。

グルっとまるごと栄村100kmサイクリング(3)

2010-08-12 00:53:05 | その他諸々
林の中のつづら折りを登って、何となく道が等高線沿いになってきて、その後急に道幅が広くなったところを下っていくと、唐突に上ノ原CPが現れた。時間はまだ11時になっていない。おおー、激坂挑戦権があるではないか。しかし、脚には結構来ているので、激坂オプションを行使しないという安全牌的選択もあるのだが、スタッフの「山行きますかー?」に何故か「行きまーす」と答えてる。

苗場山オプションに入ってすぐに急な登り。それも、周りには家が数軒で応援している人もいる。交差点では軽トラが私の通過を待って道の真ん中で停まっている。これではいくら脚が辛くても止まるわけにはいかない。空元気で手を振って登り続ける。そのうち道の回りは畑に変わり、人がいなくなるとどこかで「止まれ、止まれ、止まって休め」と悪魔が囁く。しかし、ここで止まったら再起動できなくなりそうだったので、耐えて進む。キャンプ場の入り口を過ぎると湿原の中の道になって傾斜がやや緩くなった。これでいくらか脚が休まった。そこから先は緩い坂と急勾配を繰り返しながら登っていた。途中、沢が道の上を勢いよく流れているところがあり、そこは冷たい空気が流れていて一瞬のリフレッシュ。

確かオプションコースは10kmプラスだったと思うのだが、その割には登り長いなーと思っているとやや下り。これがサミットかと思ったら急な登り。気持ちが折れかかったが、何とか耐えたところが最高点。曇っていて展望がきかないのが残念。

これで下りか、と思うとほっとするが、それは甘かった。少し下ったら「ブレーキチェック」の看板。そしてCP。スタッフ氏曰く「ここからの下りは"登りよりもきつい"ですよ」 え??

写真ではきつく見えないけれど、これ異様に急勾配。それに路面はがたがたのコンクリート。この坂絶対に登りたくはないけれど、下るのも嫌だ。しかし、下らなければ昼飯もない。


途中、滝が見えたので止まってしばし休憩。不安定な急な下りで、ブレーキを握る手がすぐに辛くなり、この滝には救われた感じだ。案内看板によると「大瀬の滝」らしい。


民宿の間を通り、民家の庭先のような所を抜け、最後まで急勾配を下りきると、その先に小赤沢CPがあった。これで昼飯だ。

昼飯はおにぎり2個。ご飯が非常においしい。持参のパンとどら焼きもここで食べる。CPや私設エイドで野菜、果物や塩分は十分すぎる補給ができたが、「腹減ったな」と思った途端に脚が動かなくなる私は、炭水化物は持参してよかったと思う。

食べていると、近くから「スキー場オプションに間に合うにはもう出発しないといけないなー」という声が聞こえる。最後の最後にもう一つの激坂オプションがあるのだが、それのリミットは入り口の青倉CPを14:30。へろへろの脚なのでそれに間に合うように着ける気はしないのだが、ダメ元で行ってみようと、ちょっと急いでリスタートする。

グルっとまるごと栄村100kmサイクリング(2)

2010-08-11 01:17:24 | その他諸々
さて、続き。

五宝木トンネルから一気に高度を下げていく。下り坂は当然楽。

谷の向こうに小赤沢の集落が見える。水平距離も標高差もかなりあるように見えるが、そこまで行かないと昼飯がない。それにしても、遠くに見えるなあ。
天気予報は「晴」だったと思うのだが、ほとんど曇に近い空で、信越国境の山々は雲の中だ。


下った先は屋敷CP。「また登りですかー?」に「たいらー」の声。確かにそこからしばらくは「栄村的」平坦になる。ほぼ等高線に忠実な道なので、沢があるとΩカーブみたいな感じでそこに向かっていって沢を渡る。

所々に鳥甲山の登山道の入口がある。入山ポストがあるので、登山道とすぐにわかる。入口ごとに車が何台か停まっている。この天気だが、山に入っている人はそこそこいるようだ。どんな山なのだろう? 走りながら、この道何だか見たことあるような感じがする、と思う。暑さと疲労で鈍る頭が無駄なエネルギーを使って何とか思い出したのは、「これ、秋山林道ではないか?」以前車で通ったときはダートだったのだが、今は完全舗装だ。しかし、道の雰囲気は変わりない。

徐々に高度を下げ、最後つづら折りで一気に高度を下げると沢より大きな川の橋を渡った。そこにCPがあった。着いたときはどこだか認識できなかったのだが、その辺の案内図などを見て漸く切明だとわかった。まだ小赤沢ではないのか。


小赤沢の手前にオプションコースがあり、それを回ると110kmコースの最高地点を通ることになる。そこへ回れるリミットは、切明から7.7km先の上ノ原CPが11:30だ。まだ10時だから1時間半もあれば大丈夫かな、と思われる。CPになっていた切明温泉の雄川閣には足湯があって、非常に惹かれるものがあったのだが、ここで湯に入ったら根が生えてしまうと思って補給とトイレのみでスタートする。

スタートしていきなりこの看板。さっき秋山林道から切明まで下って損した気分だ。この坂、オプションコース以外では一番きつかったと思う。勾配に変化が無く、急なまま続いていて、それも結構長かった。結構狭い谷の中腹まで一気に登るので、そういう坂は必然なのだが。


時々こんな看板もある。熊の巡航速度は40km/hらしい。となると、へろへろな私では逃げ切れるわけなど無くすぐに追いつかれてしまう。出てこられたら、困る。


グルっとまるごと栄村100kmサイクリング

2010-08-10 01:43:33 | その他諸々
グルっとまるごと栄村100kmサイクリングの存在を初めて知ったのは、サイスポの記事だったか、多分1年以上は前だったと思う。激坂だらけとか、累積標高差が2500m超とか、どう見ても辛そうなイメージばっかり。でも、同じ長野県内でありながら栄村、それも秋山郷なんて滅多に行かないところ。どんなところか興味も惹かれる。
それから1年が経って、このイベントがふっと頭に浮かんできたので、公式サイトに行ってみたところ、その数分後から「110kmクラスの追加募集をします」。おやおや、とエントリーしに行ったら受け付けられてしまった。運がいいのか悪いのか。

前日7月31日は法事で実家に行っていた為、31日夜に飯田→安曇野、1日早朝に安曇野→栄村という移動になり、2日かけて長野県の南から北まで往復する形になった。31日夜が蒸し暑くていまいちよく眠れなかったので、移動と共に寝不足による体力消耗も気になる。スタート地点のさかえ倶楽部スキー場に着いたのは朝5時ちょっと過ぎた頃。既に20台くらいの車がいる。受付のあと朝食を食べながらぼけーとしていたら、「6時45分から開会式を行います」の放送が聞こえた。慌てて準備をしてスタート地点に向かう。軽量化を図っていたら既に開会式が始まっていた。

諸注意が終わり、7時から十数人ずつ約10秒間隔でスタート。空はどんより曇り空で、気温はそれほど高くなさそうだが湿度はかなり高く、身体にまとわりつくような感じがある。これはかなり消耗しそうな感じがする。


旧R117を使って一旦千曲川まで下った後、百合居橋で千曲川を渡る。その後は川沿いに進んでいる筈なんだけれど、林の中の道はアップダウンを繰り返しながら標高を稼いでいるような感じがする。早くも体中から汗が吹き出し、水分の消費ペースも速い。今どのあたりかいまいち見当もつかないまま、集落を結ぶ道に来る。沿道の所々にいる人たちが声かけて応援してくれているので、へたっているわけにもいかない。若干登り基調ながらほぼ平坦路になってほっとする。

北野から登りが急になった。←こんな長い登りが続く。畑仕事していた人が「あとちょっとで登り終わるよ」と言う。それを信じて若干ペースアップするも、その「ちょっと」が非常に長い。隣を走って「あとちょっと」で元気が出た人と苦笑い。



一つピークを越え、再び長い登りになる。多分これが五宝木トンネルへの登りだろう。その途中にテント発見。このイベントの特徴の一つは、私設エイドの多さだろう。集落あるところにエイド有り、といった感じだ。そこには決まってキュウリやトマトなどの野菜があり、漬け物もあり、水もある。大汗をかいているからか、味噌つけたキュウリとか漬け物が非常にありがたく感じる。ブルーベリーやネクタリンなどフルーツも豊富で、おいしくいただきました。

上の画像真ん中の漬け物は「またたび」。何と表現したらいいかわからないけれど、なかなか癖になる味だった。



大きなヘアピンを一つ回ったら勾配が若干緩くなり、五宝木トンネル。やれやれ、やっとピークだ。しかし、小赤沢まで27.5kmということは、昼飯貰うまでまだ30km近く走らんといかんのか。ちょっと萎える。
ここは標高1025mらしい。千曲川の標高は300mよりも低いところだから、標高差750m位は上ってきたことになる。道理で長くてきつい坂になるわけである。
五宝木トンネルの中は、屋敷側に向かって下り一方の片勾配。ということは、帰りはここを登ってこなければならんのか。空気は涼しくていいんだけれど、またちょっと萎える。


とりあえずここまで、と。

「安曇野三郷ふるさと夏祭り」花火大会

2010-08-08 22:18:21 | その他諸々
7月31日に開催された「安曇野三郷ふるさと夏祭り」の、最大の目玉といえるでしょう。私にとっては家の目の前200mで打ち上げられる花火。ここに引っ越してきて初めて存在を知ったのですが、家にいても真上に上がる花火を見ることができるという何とも便利な花火大会で、毎年ありがたく見物させて貰ってます。開催を巡っては毎年様々な問題があるようですが、「ムラ」の間の軋轢と財政難にもめげず、今年も花火が上がったのでした。
毎年花火を撮る練習みたいに撮っているのですが、1年に1度では次の年には忘れてしまってなかなか経験則になっていかないのが情けないところ。バルブ撮影の為にケーブルレリーズを買おうと思うんだけど、それもすぐに忘れてしまうのも毎年同じで、今年も5sec~20sec, f16のマニュアル露出で撮ったのでした。

露光時間によっては単発の花火が2つ同時に写っていたり。



スターマインは露出と画角設定が難しい。単発と同じ露出にすると明るくて潰れてしまうし、意外なところに飛んでくることが多くて切れてしまうことも多いし。
これは切れてしまったスターマイン。「ひまわり」だそうです。
創作ものもなかなか写真になりにくい。これは「スマイリーとハートマーク」で、実際見ていると特にスマイリーは結構きれいな形に広がっているんだけれど、写真だと何だかわからないねえ。


上がった花火のうちいくつかを載せます。


いろいろ圧力があるみたいだし、来年以降もあるのかなあ。年に1回くらいは打ち上げ花火を見たいとは思うけれど「安曇野は一つ」だから明科に行けって言われたって、わざわざ渋滞に遭いに花火見に行こうなんて思わないよ。