今日の常念岳

安曇野から見える代表的な山である常念岳を中心に、安曇野の自然、日常の風景など、画像で綴っていきます。

グルっとまるごと栄村100kmサイクリング(2)

2010-08-11 01:17:24 | その他諸々
さて、続き。

五宝木トンネルから一気に高度を下げていく。下り坂は当然楽。

谷の向こうに小赤沢の集落が見える。水平距離も標高差もかなりあるように見えるが、そこまで行かないと昼飯がない。それにしても、遠くに見えるなあ。
天気予報は「晴」だったと思うのだが、ほとんど曇に近い空で、信越国境の山々は雲の中だ。


下った先は屋敷CP。「また登りですかー?」に「たいらー」の声。確かにそこからしばらくは「栄村的」平坦になる。ほぼ等高線に忠実な道なので、沢があるとΩカーブみたいな感じでそこに向かっていって沢を渡る。

所々に鳥甲山の登山道の入口がある。入山ポストがあるので、登山道とすぐにわかる。入口ごとに車が何台か停まっている。この天気だが、山に入っている人はそこそこいるようだ。どんな山なのだろう? 走りながら、この道何だか見たことあるような感じがする、と思う。暑さと疲労で鈍る頭が無駄なエネルギーを使って何とか思い出したのは、「これ、秋山林道ではないか?」以前車で通ったときはダートだったのだが、今は完全舗装だ。しかし、道の雰囲気は変わりない。

徐々に高度を下げ、最後つづら折りで一気に高度を下げると沢より大きな川の橋を渡った。そこにCPがあった。着いたときはどこだか認識できなかったのだが、その辺の案内図などを見て漸く切明だとわかった。まだ小赤沢ではないのか。


小赤沢の手前にオプションコースがあり、それを回ると110kmコースの最高地点を通ることになる。そこへ回れるリミットは、切明から7.7km先の上ノ原CPが11:30だ。まだ10時だから1時間半もあれば大丈夫かな、と思われる。CPになっていた切明温泉の雄川閣には足湯があって、非常に惹かれるものがあったのだが、ここで湯に入ったら根が生えてしまうと思って補給とトイレのみでスタートする。

スタートしていきなりこの看板。さっき秋山林道から切明まで下って損した気分だ。この坂、オプションコース以外では一番きつかったと思う。勾配に変化が無く、急なまま続いていて、それも結構長かった。結構狭い谷の中腹まで一気に登るので、そういう坂は必然なのだが。


時々こんな看板もある。熊の巡航速度は40km/hらしい。となると、へろへろな私では逃げ切れるわけなど無くすぐに追いつかれてしまう。出てこられたら、困る。