今日の常念岳

安曇野から見える代表的な山である常念岳を中心に、安曇野の自然、日常の風景など、画像で綴っていきます。

旅の終わり

2015-11-18 23:55:20 | 台灣2015

帰りの飛行機は、桃園発7時30分だ。搭乗開始は7時頃と予想され、桃園まで1時間だから、遅くとも朝5時頃に台北車站を出るバスに乗りたい。ということで、ほとんど睡眠時間が取れないまま3時起き。3時半過ぎにフロントに行ったら、フロント氏は「こんなに早く出発かい?」という雰囲気。本当はもっとゆっくりしていたいが仕方ない。コンビニでパンと飲み物を買って台北西站へ。4時10分位前に到着。
時刻表では、國光號は朝4時が始発の筈だ。乗り場には20人位の列がある。しかし、4時を回ってもいっこうにバスが来る気配がしない。待つうちに列はどんどん長くなって、私が並んだ時の倍位の長さになった頃、漸く乗り場の扉が開き、バスが来た。補助席を使ってもほぼ満席状態で4時半頃出発。寝て起きたら第一航廈。中華航空は第二航廈なので、ぎりぎり乗り過ごしにはならなかった。

帰りに乗った機体はB737。流石に小さい。時間が時間だけにそんなに利用が多くないということかも知れないが、この日もそんなに混んでいなくて私は3列席を独り占め状態。搭乗開始時には霧が出ていて、雨が降っているみたいに窓が濡れていたのだが、上空に出ると一気に晴れて青空が広がった。眼下に台湾の西海岸が見えた。


機内食は「オムレツか米粉という選択だったので、米粉にしたらこれだった。味はまずまず。


セントレアには、ほぼ定時到着。入国審査も税関もあっさり。電車の中で寝ている間はまだ演唱會の余韻を引きずっていた。松本に着いたら、空気がちょっと冷たい。大糸線に乗り換え、駅から家まで歩く間に一気に現実に引き戻された感があった。


謝謝靜茹。
我一定来看下次你的台北演唱會。


梁靜茹 你的名字是愛情 2015世界巡回演唱會 台北站 (その6)

2015-11-15 22:22:11 | 台灣2015

[上接前件]

大歓声とともに安可に登場。分手快樂のあと、これまでの歌手生活を振り返って話し始めた時、落涙。話せなくなってしまった。昨日も涙のシーンはあったが、すぐに持ち直して続けていた。しかし、今日は話を続けることができない状態。工作人員が急いでティッシュ(?)を持ってきた。ファインプレー。

しばらく時間をおいて持ち直した。でも、一夜長大を歌っている時も、何かこみ上げてくるものを抑えているような感じがした。靜茹、想うこといっぱいあるんだな。


聽不到は排字卡を出すタイミング。今日は、靜茹が「私も欲しいな」と言って客席から排字卡を貰った。どうするのかと思いきや、注意書のところを音読して、ウケていた。

給未來的自己になれば、残り僅か。この感動の時間、まだ続いて欲しいと思うが、これがラスト1曲である。運良くキャンセルを拾うことができ、2日間とも来ることができて本当によかった。それに、前回行った香港演唱會よりもたくさん歌うことができたし。でも、私の両隣の人は、2人とも最初から最後まで全曲歌ってた。凄いな、と思ったよ。次回来る時までにはもっと覚えておこう。


ホテルに戻ってカメラバッグを開いたら、中に紙吹雪が数片あった。目の前に「給未來的自己」のシーンが甦ってきて、しばらく余韻なんてもんじゃない感動に浸っていたよ。


【歌單】
1. 情歌
2. 可惜不是你
3. 我們就到這
4. 燕尾蝶
(換衫)
5. 最想環遊的世界
6. 没有如果
7. 愛你不是兩三天
8. 寧夏
9. 親親
10. 暖暖
(換衫)
11. 會呼吸的痛
12. 愛久人見心
13. 偶陣雨
14. 夜夜夜夜
15. Fly Away
16. 我喜歓
17. 小手拉大手
(嘉賓:范瑋)
18. 彩虹 (與范瑋合唱)
19. 可不可以不勇敢 (范[王韋])
(換衫)
20. C'est La Vie
21. 無條件為你
22. 心動
23. 遇見
24. 可以的話
25. 勇氣
26. 崇拝

(安可)
(換衫)
27. 分手快樂
28. 一夜長大
29. 孤單北半球
30. 聽不到
31. 給未來的自己

梁靜茹 你的名字是愛情 2015世界巡回演唱會 台北站 (その5)

2015-11-15 21:32:33 | 台灣2015

[上接前件]

本日のゲストは范瑋。「梁媽媽」と「媽媽」の媽媽友talkが炸裂。ステージ上で楽しんでいる様子もあったし、おもしろかった。自分の認識と違っていたのは、「范范ってこんなに落ち着いた感じだっけな?」ちょっと新鮮。


C'est La Vie の時だけ、このシーンが現れる。靜茹がエッフェル塔に。昨日、この衣装の狙いに気がついた時はにはもう撮るには遅く、エッフェル塔が消えてしまっていたので、照明が暗くて撮りにくいんだけれど今日は狙っていた。

このあと、トークにはいるところで水を飲むのは昨日と同じ。昨日は「喉渇くよね」みたいなことを言っていたような気がする。今日は水抱えたまましゃべりまくり、一息ついたところで飲んでた。

「崇拝」まで歌い、昨日同様、上空から吊られて退場。方法は違えど、この、吊り下げられて登場/退場って1回はあるような気がする。お約束なのかな。


[待續]

梁靜茹 你的名字是愛情 2015世界巡回演唱會 台北站 (その4)

2015-11-15 01:34:34 | 台灣2015

[上接前件]


靜茹が見る先には、「I ♥ 梁天后」。二階席が描く文字。文字を描く紙の裏には掲げるタイミングとそこの歌の歌詞が書かれていた(帰りに地下鉄でその紙を持っていた人がいたので、見せて貰った)。掲げ終わって普通の客席に戻ったあと、靜茹は「また描けるかな」みたいな感じで客席に呼びかけて、字を出したり引っ込めたり。ちょっと遊んでた。
ちなみに、昨日の字は「I ♥ FISH」


[待續]

梁靜茹 你的名字是愛情 2015世界巡回演唱會 台北站 (その3)

2015-11-14 15:03:43 | 台灣2015

[2015年10月03日]

今日の席は、特A區 10排19號。即ち、ステージに向かってやや左寄りの前から10列目だ。昨日よりはステージから遠いが、それでもかなり前の方のいい席であることは確かである。妙なファンはいないということがわかったので、今日は昨日よりリラックス。でも、やっぱり最初の「情歌」から感動中。



やはり、海のシーンは合焦困難。これは靜茹がステージ上に登場する前で、複層のスクリーンを使ってこのような映像が流れていた。基本的に海のシーンはこのような雰囲気で、このステージの中央奥に靜茹が出てくる。出てきてからの1、2曲は、LEDを使ったと思われる光る衣装で歌っていた。

「愛你不是兩三天」で、客席にマイクを向けている。この段では、ステージダンサーも海中生物のイメージだ。


[待續]

梁靜茹 你的名字是愛情 2015世界巡回演唱會 台北站 (その2)

2015-11-13 01:15:15 | 台灣2015

[2015年10月02日]

今日の席は、特B區 5排7號。即ちほぼ真ん中辺の前から3列目だ。こんなに前の方の席が取れたのは本当に嬉しかったのだが、一抹の不安があった。それは、「周りがコアなファンばっかりで、私の知らないローカルルールがあって私一人浮いた存在になってしまったらどうしよう」。あと、昨夜全く寝てないに等しいので、途中で眠くなっちゃたらどうしよう。

開演まで30分を切ったが、台北小巨蛋の周りにはまだ人が多い。「特區入口」の札を見つけ、係にチケットを見せて下の階に降りる。アリーナの入口でもチケットのチェックがあって中に入る。私はどう見てもカメラバッグを持っているのだが、どちらもノーチェック。チケット販売サイトには「カメラ駄目」と書いてあるのだが、台湾でもそういっておいてお咎め無しなのか? この時点でまだ半分以上空席。自分の席に行ってみると、当然なんだがステージに凄く近い。わくわく。

開演時間の19時半頃になると席はほとんど埋まった。香港ではチケットに書かれた開演時間から30分遅れで始まったのだが、今日は10分遅れ位で照明が暗くなり、ステージ上に注目が集まる。一瞬の静寂のあと、イントロは「情歌」。ステージ中央にライトが当たって靜茹が見える。そして歌声。この時点で既に私感動。

周りを見たら皆スマホを構えて写真はおろか、動画まで録っている。静止画だけでもと思うが、目の前に工作人員が見えて一眼を出すのはちょっと気が引ける。iPhoneで何カットか撮るが、露出がなかなかうまくいかない。今日は撮影は最小限にして心に焼き付けようと思う。



歌迷にとって久々の演唱會なのだが、靜茹にとっても久々なのは同じ事。話したいこといっぱいあるのか、トークが長目。ひとしきりしゃべったあとで、「でも、トークショーじゃないんだから」

演唱會前の報道によれば、今回の目玉の一つは「海の中のシーンを再現する」。何層かのスクリーンを用意して、そこに画像を映し出しながらその奥で靜茹が歌うという段があった。なかなか幻想的なんだけれど、そのスクリーンが災いして靜茹にフォーカスできない。画像まで幻想的になってる。



今日のゲストは五月天。ステージ上に現れた時は場内大歓声。本当に人気あるんだなあ。場内大盛り上がりでどっちがメインだかわからなくなってきた。当然、瑪莎はいびられる。靜茹が近寄っていってマイク向けるシーンもあったね。2曲ほど一緒に歌ったあと、「衣装替えようかな、もう1曲歌う? 聽不到歌う?」というようなやりとりがあって、スタッフに「曲順替えても大丈夫?」って確認してる。排字卡の片方の面には「聽不到で掲げて...」と書いてあるので、「これどうするんだ?」という雰囲気が客席に広がる。



ふと見ると、工作人員の目の前で一眼構えている人がいる。なんだ、大丈夫なんじゃん。



五月天が去り、再び靜茹のステージ。「新曲『可以的話』聞いてくれましたか?」はい、昨日の夜、何回も繰り返して聞きました。だから、今日は歌えます。「新專輯には10曲位かな」新專輯楽しみ。待ち遠しい。



ここで花火噴射。光の中を「拜拜」で消えていく。場内しばしの拍手のあと、「安可」の大合唱。



最後は紙吹雪が噴射され、その中を靜茹が去っていった。そんなシーンもあったので、ラストの「給未來的自己」は非常に印象に残る一曲になった。

終了は22時40分頃。全然眠くならなかったなあ。それに、周りの歌迷は非常に普通に、行儀良く聞いていて、気がついたら私もそれに同化していた。捷運の台北小巨蛋站の通路は大混雑。武道館コンサートのあとの東西線九段下駅みたい。余韻に浸りながらホームに向かって歩いた。

【歌單】
1. 情歌
2. 可惜不是你
3. 我們就到這
4. 燕尾蝶
(換衫)
5. 最想環遊的世界
6. 没有如果
7. 愛你不是兩三天
8. 寧夏
9. 親親
10. 暖暖
(換衫)
11. 會呼吸的痛
12. 愛久人見心
13. 偶陣雨
14. 夜夜夜夜
15. Fly Away
16. 我喜歓
17. 小手拉大手
18. 温柔
(嘉賓:五月天)
19. 瘋狂世界 (與五月天合唱)
20. 擁抱 (與五月天合唱)
21. 聽不到 (與五月天合唱)
22. 我不願譲你一個天 (五月天)
(換衫)
23. C'est La Vie
24. 無條件為你
25. 心動
26. 遇見
27. 可以的話
28. 勇氣
29. 崇拝

(安可)
(換衫)
30. 分手快樂
31. 一夜長大
32. 孤單北半球
33. 給未來的自己

梁靜茹 你的名字是愛情 2015世界巡回演唱會 台北站 (その1)

2015-11-11 00:48:30 | 台灣2015

遂に台北小巨蛋での演唱會に来た。まず售票處でチケットを受け取らなければならない。現場取票於開演當日於17:00之後、開放現場取票。售票服務台於台北小巨蛋六號門内。とある。周辺は結構混雑するだろうと思って早めに取りに行こうと思っていたのだが、迪化街近くのお茶屋さんで長居してしまったのが響いて、台北小巨蛋に着いたのは18時40分を回っていた。開演まで残り1時間を切っている。予想通り台北小巨蛋の周りは人が一杯。售票處は6番ゲートのところということなのでそこを探す。地下鉄の出口から反時計回りに1/4周位したら、6番を見つけた。郵送で受け取った人が多かったのか、售票處はそれほど混雑しておらず、ほとんど並ばずに窓口に着いた。控えとパスポートを見せて本人確認終了。しかし、リスト上に私の名前が見つからないみたいで、服務員がリストを見直している。指でなぞりながら2、3回見直したところで漸く発見。チケットを確認して受け取りのサインをした。明日の分のチケットも合わせて受け取った。

2日分の門票。特B區は1排と2排の2列がなかったので、10月2日の席 5排7號は真ん中辺の前から3列目。10月3日の席、特C區10排19號はステージに向かってやや左側の前から10列目。望遠レンズが無くても表情がわかる、いい席だった。門票の裏には告知ポスターと同じ画像が印刷されていた。

台北小巨蛋。遂に来た。台湾でのコンサート会場のステータス的には、日本における武道館と同じだ。


梁靜茹國際後援会のFacebookに、「黄色の蛍光棒を持って行き、黄色蛍光海を作ろう」というようなことが書いてあったのを思い出す。今日の席はほぼ真ん中の前から3列目。ここで何も持ってないとちょっと居づらいんじゃないかという気もあり、次々寄ってくる蛍光棒売りの中から適当に選んで蛍光棒を買う。200NTD也。

関係者や友人からの花が並んでる。許茹芸と仲良しというのは聞いていたし、五月天と丁噹もかつて所属唱片公司が同じだったからわかるけど、蔡依林や楊丞琳は意外。林凡もお友達だったのね。

ステージの左右にサブスクリーンがあって、コンサート中の映像と歌詞が映し出される。なので、歌詞忘れてもこれを見れば歌える。
左は10月2日の席から見たところ。かなり斜めに見えるけど、ど真ん中の席なので、そもそもスクリーン見る必要自体が、ない。右は10月3日の席から見たところ。映像がいる席ではないけど、歌詞全部覚えているわけではないから、初日も2日目もスクリーンに映る歌詞のご厄介にはなった

座席の上にこの排字卡が置いてあった。ファンクラブが用意したもののようだ。左は初日(10月2日)、右は2日目(10月3日)のもの。表裏別々のメッセージが書かれていて、それぞれ応援時期(掲げるタイミング)が指示されていた(「愛你」「謝謝」の方はバンドメンバーを紹介している時、反対側は「聽不到」開始から「給未來的自己」終了まで)。2日目の排字卡は、コンサート中に靜茹が受け取って読み、ウケていた。

台北にて(その3)

2015-11-10 23:59:45 | 台灣2015

「飲み食いはけちらないようにしよう」と思っていろいろ食べまくっていたんだけれど、普段は食べたものを結構記録するのに何故か今回は写真撮る前に食べてしまったのが多くて、あまり記録に残っていない。不覚であるが、写真に残っているものは載せておこうと思う。

左は酸辣湯麺、右は緑韮菜水餃。麺は太さが選べるみたいで、「家常麺」というのにしたらちょっと厚めのきしめんみたいな小麦粉の麺が来た。見た目はきしめんでも、」きしめんよりも弾力があって歯ごたえがある麺だった。麺もスープもなかなか美味しいんだけど、何故か "酸"は控えめ、"辣" はもっと控えめで全然 "酸辣" でない。店内を見ると調味料が置いてあるテーブルもあるので、そういうところから調味料を持ってきて投入し、味を作ればよいのかも知れない。水餃はもちもちした皮もあっさりとした具も美味。見た目の量よりも食べた感じがした。

寧夏路夜市で食べた麻辣臭豆腐。豚の大腸を追加投入した。記憶では臭豆腐は煮込んだ麻辣臭豆腐の方が揚げたやつよりもにおい強烈だったと思うのだが、これがマイルドなのかそれとも自分が慣れてるのか、この臭豆腐は臭いと感じなかった。麻辣というほど辛くはないが非常に美味しい味付け。大腸もちょっとこりこり感があっていいアクセントだ。


清真牛肉麺館の紅焼牛肉麺。清潡牛肉麺というのもあってそれも気になったのだが、澄んだスープ=テールスープのような気がして、もしそうだったら私はちょっと苦手だな、と思って無難な紅焼にしてしまった。とはいえ、濃厚なスープは非常に美味しかった。この店、HALALと大書してあったので、この牛肉やスープの牛骨はイスラム教の作法に則って処理されたものなんだな。


魯肉飯。これも食べないとなあ、と思っていて、何カ所かで食べた。というのも、大碗でもこの大きさで飯は少なめ。まあ、他のおかずと一緒に食べること前提なのだろう。八角が効いた甘めの肉が美味しかった。肉のタレで煮込んだと思われる煮卵(魯蛋)と豆腐を追加して混ぜて食べたが、更に美味しくなった。


五寶飯。以前この店で食べた叉焼飯が非常に美味しかった記憶があり、今回は欲張って他にもいろいろ肉類ののっかった五寶飯にしてみた。油雞、烤鴨、叉焼、香腸、脆皮焼肉の5種類の肉がのっかっている。臭豆腐と野菜炒めは共通みたいだ。やはり叉焼はうまいわ。香腸や烤鴨もなかなか。もし肉の種類を減らしたら1種類あたりの量が増えるんだったら、烤鴨+叉焼+香腸の三寶飯にしてもいいかな。


胡椒餅。肉饅を釜の内側に張り付けて焼いたものといったらいいかもしれない。ホテルの近くにあったので何回か食べた。外はぱりぱりで中は肉汁が閉じこめられてジューシー。非常にうまい。それに、肉まんにしては大きくて密度があり、食べ応えもある。熱々を食べるのがいいのだが、ぱりぱりに焼けた皮が殻になって、内側がなかなか冷めない。注意しないとやけどする。


南門市場その2

2015-11-10 00:04:30 | 台灣2015

B1から1Fに登る途中、外に仏具店。縁起物売ってる店のようにも見えるが。あとになって、倒福とか来年の干支の剪紙を買ってくるのも手だったかと思うが、このときは食べ物のことしか考えてなかったからなあ。


乾物店が並んでいる。話梅と芒果乾と五香瓜子と旗魚鬆を買う。話梅は200NTD/斤、芒果乾は350NTD/斤で、値段は迪化街と同じ位。瓜子を試食しようとして、そのまま食べようとしたら、「それは違う」と笑われてしまった。外側の「殻」を割って、中にある芯の部分を食べるんだそうな。芒果乾は非常にうまかった。半斤しか買ってこなかったのが非常に悔やまれる。

ハムやソーセージの専門店も並んでる。ハムやソーセージはぶら下げて売るものなんだな。でも、骨付きの肉を輪切りにしたやつの断面を見せて積んであったりもする。蜜汁火腿は金華ハムの蜂蜜漬け。真空パックを1個買ってみた。パンに挟んで食べるらしいが、このパンって、多分具無しの中華まんみたいなやつのことなんだとあとで気がついた。それに挟んだら確かにうまそうだけど、食パンやロールパンに挟むのはどうかなあ、多分謎の味になりそうな気がする。


饅頭の店もある。それも、ハム屋のとなり。さっきの蜜汁火腿はこいつに挟むんだな。饅頭買うことも考えたけど、家で蒸す必要があるらしいのであきらめ。

餅米にいろいろ具を混ぜて、型に入れて固めてる店があった。鬆糕という名前らしい。うまそうに見えたんだけど、そのまま食べられるのかどうかわからなかったのでパス。右のご飯のアートみたいなのは八寶飯。餅米を蒸したもので小豆あんを包み、表面をドライフルーツで飾り付けしたもので、春節の縁起物らしい。

1Fの奥の方には総菜店が並ぶ一角がある。どれもうまそう。大体の店に麻辣臭豆腐がある所為か、この一角は臭豆腐のにおいが充満している。麻辣臭豆腐食べたいけど、ちょっと持って帰れないなあ。あと、魚を揚げてタレに漬けたやつは人気があるらしい。積み方がなかなか凝ってる。

左の店は人気店らしく、常に行列ができてた。
ぶら下げられた鶏が気になる。左の店は、台の上は内臓ものが多い。


外に向いた果物屋。こちらが売ってるのは生。釈迦頭は前日の寧夏路夜市でカットして貰って食べたけど、龍眼はまだ食べてなかった。でも、種と皮を捨てるところがいるから、うかつに買えないなあ。


一回りして買ったものは、話梅(半斤)、芒果乾(半斤)、五香瓜子(半斤)、旗魚鬆(四両)、蜜汁火腿(1パック)。あっという間に荷物が重たくなった。一旦荷物を置きにホテルに戻ろう。

南門市場その1

2015-11-09 23:20:59 | 台灣2015

南門市場は、中正紀年堂站の2番出口を出てすぐのところにある市場。台北の伝統市場の一つらしいが、ビルの中に店が整理されていて東南アジアの市場のようなごちゃごちゃ感はない。しかし、「市場へ来たなあ」という雰囲気は味わえるところだ。B1が生鮮食料品、1Fが乾物類とお惣菜、2Fが服飾品と食堂になっている。

まずB1から回ってみよう。
B1に入ると、いきなり生の肉が並んでる。毛をむしられた鶏もある。豚足をさばいている人もいる。基本、生肉を切り分けて貰って買うところのようで、整然としてはいるけれど、東南アジアでよく見るスタイルの肉屋である。「脂身要らない」とか、我が儘いえそうな気がする。

左の店は「牛羊肉店」と書いてあるけど、猪肉という字も見えるから、鶏肉以外は何でもありの感じ。


八百屋。東南アジアの場合は特に、何故か八百屋は皆野菜や果物をきちんと積み上げてる。ディスプレイの妙を感じるところもあるけど、この八百屋もその流れを感じるところはあるが、野菜は特に奇妙なものはなかったような。


魚屋。するめみたいなのが水中にいたりするのは謎だけど、並んでる魚の種類は多いし皆新鮮に見える。魚の名前わからないから、張ってある魚のポスターが欲しかったな。といっても、そもそも貰えるものなんだろうか?


鍋に入れる練り製品の専門店。結構種類多い。


漬物屋。とりあえず見るだけだったんだけれど、搾菜とか酸菜を買ってくれば良かったかな。


台北にて(その2)

2015-11-08 22:54:16 | 台灣2015

引き続き台北の様子。これは10月3日に行った辺り。10月2日は曇り空から時折小雨がぱらつく天気で、蒸し暑くてバテたといっても日中の最高気温は28.3℃だったので、まだまだ過ごせたのだが、翌3日は朝からいい天気で最低気温が既に26.6℃、最高気温は34.3℃と本当に真夏の暑さ、そして蒸し暑いという条件で、まだ歩いている時の方がマシ、止まるとどっと暑さがやってきて汗が噴き出すという状態。台北の気候をチェックしてこなかったというミスもあるんだけれど、この時期に夏バテするとは思ってもいなかったことだった。

台北車站南側の通りは、何故か同業者が固まっている傾向がある。左画像はホテルを出たところの通りなんだけれど、理髪廳とか髪廊とか護髪中心とか美體工作室とか、ヘアサロンやエステの看板が一杯。右画像は補習班(=予備校)だらけ。台北版親不孝通りといったところか。そのおかげかこの界隈は店を選べば飯がそこそこ低コストだったりするが。他にも書店ばっかりとかカメラ屋ばっかりというところもある。

小さな路地にはいると、道で肉をさばいていたり、洗い物などしていたり、台北車站のすぐ近くとは思えないほど生活感にあふれる空間がある。

台北駅近くの雑居ビル。網咖はネットカフェ。蒸餃の店(郭氏蒸餃)は、最初に台北に行った時に昼飯を食べた記憶がある。餃子は変わらず美味しかったが、店は以前の半分以下の大きさに縮こまってしまっていた。右画像の素食は精進料理。蚵仔煎は牡蠣入りお好み焼きみたいなもんなんだけれど、精進素材で作る牡蠣ってどんなものなんだろう?

地下鉄の駅の広告。こんなに効果があるんなら使ってみたいぞ。


南門市場の前。台大が近くにある所為か、ここにも補習班がいっぱい。


南門市場の近く。魯肉飯を食べようと思ってその看板のある方向に向かってみたが、この店、列が途切れることはなかった。まあ、回転は速いからすぐ食べられたが。確かにうまかった。魯肉飯の隣では、米の粉を溶いたやつを鍋に貼り付けて蒸して、麺みたいなものを作っていた。

南門市場の近く。「営業時間 4:00am~4:00pm」と書かれた紙がぶら下がっているのだが、ここはなんなんだろう? 鍋が見えるから食べ物の屋台かと思うが、とても営業しているようには見えない。


台北にも花博公園があった。そこで、「農民市場」ってのが開かれてた。各地の農業団体が寄り集まって出店を出している感じ。農業団体なので当然食べ物豊富。野菜・果物メインだったが、いろいろ食べられてなかなか楽しい。その向こうには屋台街と「神農市場」という自然食スーパーがあった。「農民市場」開催日だったら、見たり食べたりで結構時間潰せそうな場所だ。

ハラルフードの食堂もあれば、肉だらけの食堂もある。清真は"汚れがない"という意味なんだが、清真教はイスラム教のことである。ということで、清真牛肉麺館で食べられる牛肉麺は、ハラルフードだ。右画像の店は店先に叉焼や烤鴨、香腸などをぶら下げて、いかにも「肉食わせるぞ」という様子。でも、この店の叉焼飯うまいんだよ。

建物外壁に「菅野外科醫院」の文字が読み取れる。今は学習塾っぽいが、かつては病院の建物だったようだ。


バスが中秋節。道でこれ見ると「月餅食べるかぁ」と思っていたんだけれど、結局月餅食べるの忘れてしまったなあ。




(左) 捷運中正紀年堂站、(右) 捷運圓山站

台北捷運中山站のホームホームの自転車乗降指定ドア。台北捷運は、土曜休日は、ゆりかもめみたいなのが走っている文湖線以外の全線の駅(一部駄目な駅有り)で、自転車を分解して輪行袋に入れなくてもそのまま乗せることが可能。但し、先頭と最後尾の車輌の各ドア2台限定。自転車のシルシは、自転車を連れて乗れるドアの場所で、ホームに降りるために、身障者用エレベーターやスロープも使える。分解して輪行袋に入れなくても自転車を積めるのはサイクリストにとっては高ポイントで、台北市街は平坦なので自転車持っていくと行動範囲が格段に広がりそう。ただ、車もバイク(スクーターが非常に多い)も運転がやや荒っぽいのでそれが怖いけど、次行く時は自転車持参を考えよう。


寧夏路夜市

2015-11-08 00:12:00 | 台灣2015

台湾行ったら夜市には行かんとね。晩飯に最適。ここは台北圓環から延びる夜市で、ホテルから1km強、歩いていける距離なので2日続けて行ってしまった。コンサート終わったのが22時40分頃で、それから行ったので着いたら23時を回ってた。規模は大きくないけど人が一杯いたので適当に食べてホテルに戻ったら1時を回ってた。


何故かたこ焼きが人気。長い列ができてた。見たところ、作り方は日本のたこ焼きそのものだ。


海鮮の屋台。ここではエビやイカを焼いてた。ここも列ができてた。


臭豆腐の屋台。台湾行ったら麻辣臭豆腐は食べんとね。右側の鍋が麻辣臭豆腐。追加で麺など投入できるのですが、私は大腸(豚の大腸)と鴨血(鴨の血を固めたやつ)を追加投入。鴨血は謎だったけれど大腸はいける。

その場で果物と牛乳混ぜてフルーツ牛乳を作ってくれる。木瓜牛乳(パパイヤミルク)を注文。20分以内に飲めと書いてあるから、さっさと飲んでしまおう。


いろいろ飲み食いして最後は愛玉。口の中さっぱりしてもっと食べられそうになる。


迪化街

2015-11-07 23:54:54 | 台灣2015

迪化街は、通りの両側に漢方薬店や乾物店が並んでいる。何となく漢方薬っぽいにおいがしてきたな、と思ったら迪化街に入ったと思ってもいいんじゃないかと思う。ここは台北最古の問屋街らしい。淡水河に近いので、おそらく淡水河を船で運ばれてきたものが陸揚げされたところなんじゃないかと思われる。

漢方薬店。棚に薬の材料がずらっと並ぶ。多分伝統的な漢方薬店のスタイルなんじゃないかと思うが、通りに面したショーケースには「からすみ」が並べてあったりするからよくわからない。店のカウンターで、天秤で薬を量っている様子が所々で見られた。

乾物店。高級食材の鮑やフカヒレは店内にある。路上には話梅や芒果乾、瓜子といったものが並んでいるが、片言の北京語で話しかけると大体「からすみ」と言ってくるので、日本人に売りたいのはどの店でも「からすみ」みたい。話梅は200NTD/斤、芒果乾は350NTD/斤くらいでどの店でも値段は同じ位。話梅を半斤買う。


道教の廟。入れ替わり立ち替わり人がやってきて、お参りしていく。結構にぎわっていた。台湾人は信仰について場合分けしているというのを聞いたことがあり、商売繁盛なんかの場合は道教の廟にお参りに行くらしい。問屋街というロケーションもあってにぎわっていたのかも知れない。



近くにいた屋台。どら焼きの皮みたいなもので具を巻いてある。「銅鑼焼」って書いてあるのだが、形は違えど確かに構成はどら焼きなのでそれはまだわかる。しかし、「名古屋」ってのはなんだろうなあ。それなりに大餡巻と似てるからかな。いくつか食べてみたらうまかったけど、謎の「名古屋」。


台北にて(その1)

2015-11-06 23:36:15 | 台灣2015

ホテルのチェックイン時間まで余裕があるから、とりあえず買って帰ることにしているものを探しに行こう。行き先はとりあえず迪化街にして、まず外せない話梅と台湾茶を調達しよう。迪化街は駅から離れているが、ホテルから歩けないこともなさそうなので延平路を歩いて北上してみる。

北門。かつて台北が城壁で囲まれていた時代の門の一つで、オリジナルの形態を残している唯一の門だそうだ。承恩門という名前らしく、その文字が書かれた額が掲げてあった。道路やビルに囲まれて小さく見えるが、ハノイの東河門よりは大きそうだ。

台北郵局。この建物は1929年完成。外見も重厚だが内部も結構凝った造りらしい。


やたらスクーターが多い。しかも、全く謙虚さが無く大いばりで走っている。


廟も高層ビル。何かのパクリのような...出初め式の梯子乗りみたいな感じで、アクロバティック。でも、車通りがそこそこ多い道の真ん中に梯子を建ててるから、車に引っかけられたら大変じゃないかと余計な心配をしてしまう。


「茶葉公園」というのがあった。何で茶葉公園なのか謎なので公園の中に入ってみたが、公園の中を歩き回っても全く不明だった。その茶葉公園の近くのお茶屋さんで試飲をしつつ2時間ほど過ごしてしまった。



台北圓環。重慶路と南京路の交差点にあるラウンドアバウト。最初に台北に行った時は真ん中が屋台街というか飲食店街だったのだが、今回見たら近代的な建物に変わってた。でも、空き家っぽい。


Poshpacker Hotel (泊客旅店)

2015-11-05 23:31:53 | 台灣2015

今回は食費以外の費用をできる限り切り詰めることが必要で、宿泊費も例外ではない。安価でコストパフォーマンスのよさそうなホテルを探さなければならない。ドミトリーでもいいんだけれど(何せ安いし)、最終日の朝が激早なので(おそらく台北西站を4時台に出るバスに乗らなければならない)、ドミトリーでそんなに朝早くからごそごそやっていたら迷惑この上ないだろう。それに、アラームが使えないのも厳しい。夜ホテルに戻るのは結構遅めだろうから、アラームがなければ最終日は寝ずに待ってるしかない。ならば、独立した部屋になるところで安いところ、台北を4時台に出る桃園機場行きのバスは國光號しかないので台北車站から近いところ、が条件となった。

そして見つかったのがこの Poshpacker Hotel(泊客旅店)。シャワーとトイレは共同だが部屋は独立している。フロントは24時間対応なので早朝発も大丈夫だ。ただ、何処を見ても口コミやインプレッションがない。どんなホテルか、謎。

台北車站から歩いて10分かからず着いた。この辺り歩き覚えのある道なので、迷うこともない。何かを改装して造ったホテルのようだが、元はなんだかわからない。でも、見た目きれいで新しそう。フロントに行ったらチェックインは16時からということで、2時間位時間がある。荷物を預けて出歩くことにした。

戻ってきてチェックイン。中国語と英語で何とかこなそうとしていたら、パスポートを見せた途端に「日本語大丈夫ですよー」の声。凄く日本語が上手な女性スタッフでした。なら最初から日本語でもよかったか。宿泊料は先払いで、2泊で2400NTD(≒9000円)也。コーヒーか紅茶+サンドイッチの朝食が付く。カードキーを受け取るが、シャワールーム/トイレのエリアに入るにもこのカードキーがいる模様。

部屋はこんな感じ。シングルベッド1台があって、残りの空間はベッドよりも狭いんじゃないかと思われる程の狭い部屋だ。スーツケースを持ち歩く人には狭いだろうが、バックパッカーな私にとってはスペースは十分。冷蔵庫とテレビがあり、エアコンは各部屋独立。なかなか快適空間だけど、今回は多分ホテルにいる時間は非常に短いと思われるのが残念。あと、部屋に水道がないのでちょっと手を洗うにもトイレまで行かなければならないのは不便。

夜中に見るとこんな感じ。コンサート終わるのが22時半過ぎで、そのあと寧夏路夜市で飯食って戻ってくると0時半とか1時。そんな時間に見るとこんな感じだ。そんな時間でもフロントにはスタッフがいて、トラブルにも対応して貰えたのはありがたかった。カードキーで部屋が開けられなくなっちゃった時は焦ったからなあ。


まだ新しいホテルで全てがきれいというのもあったかも知れないけど、非常に快適なホテルだった。周辺に食べるところも多いし、寧夏路夜市から歩いて戻って来れないことはないし、台北車站にも近いので何処へ行くにも都合がよい。1Fのコーヒーショップで食べられる朝食も、本当に軽食で量はないけどなかなか美味しかった。この内容で1泊1200NTDなら非常に高コストパフォーマンス。家族で泊まるのはちょっと厳しいかも知れないが、単独で来た時にはまたここを選択してもいいな、と思う。