今日の常念岳

安曇野から見える代表的な山である常念岳を中心に、安曇野の自然、日常の風景など、画像で綴っていきます。

4月29日

2009-04-30 23:59:44 | 

松本の最低気温0.8℃(平年比-5.9℃)、最高気温19.2℃(平年比-1.5℃)

氷点下まではいかなかったが、そこそこ気温が下がった朝。このところ2週続けて週末に自転車に乗っていなかったので、この好天は見逃すまじ、と思って、安全保障上好ましいことではないということは十分承知の上で出発した(後から厭味が大量に飛んできた)。空気が冷たいから、と、ウィンターウェアを着て出たのだが、気温がぐんぐん上がって1時間程走ったら大汗になった。ちょうど田んぼに水が張られ始めていたのが見えていたのだが、出るのが朝10時近くとかなりの出遅れだった為、おそらく風が出ているだろうと期待していなかった。しかし、しばらくは風はあっても弱く、水面に映る常念岳を見ることができた。田植えが終わり、苗がある程度大きくなるまでの短い間の水鏡である。


農作業中の田んぼも多く見かけた。


常念坊もはっきりと見えている。見る位置によって見え方が変わるのは当然だが、三郷あたりでは良くは見えにくく、堀金を過ぎるとそれなりに常念坊の形に見えてくる。


堀金道の駅横が、一面菜の花になっていた。近くで見たらかなり倒れてしまっているところもあったり、花ももうそろそろ終わりかな、といった感じだった。去年は5月の連休が始まった頃にちょうどいい感じかな、といったところだったので、去年よりも更に10日~2週間くらいは早めといったところか。


高瀬橋から見た後立山連峰。この日は北の方までかなりよく見えていた。

4月28日

2009-04-30 23:46:09 | 

松本の最低気温-1.0℃(平年比-7.5℃)、最高気温15.5℃(平年比-5.1℃)

雨の後、空気が冷たくなってきたなあ、とは感じていたのだが、まさか今年の暖かさ(暑さ)でその冷たさが更に強くなって持続しているとは、全く想定外。5月の連休に北海道に行くと必ず1回は雪にあったという記憶があるのだが、安曇野でもうすぐ5月という時期に気温が氷点下になるとは思ってもいなかった。ただ、気温は低いとはいえ、日中の日差しは暖かく感じたので、冷え込みは徐々に緩くなっていきそうな感じはする。


コントラストには欠けるが、このタイミングでは久々に後立山連峰を見たような感じがする。

苗栗鐵道博物館(2)

2009-04-28 01:49:12 | 台湾2009
(画像は全て2009年03月19日撮影)


台湾糖業鐵路331號蒸汽機車。1935年日本車輌製の762mmゲージのCタンクで、ボイラー上のドームに日本車輌の社紋が見える。虎尾糖廠で使用ということなので、サトウキビ運搬にも使われた機関車か? なお、台湾の鉄道雑誌「鐵道情報」によれば、2008/2009年の製糖期にも、ディーゼル機関車牽引であるが、虎尾糖廠のサトウキビ運搬列車は運転されたということである。台湾糖業鐵路の蒸気機関車は、烏樹林糖廠跡にできた烏樹林休閒園區にSU- 370號、渓湖糖廠に346號が動態保存されており、週末を中心に運転されている。


台湾糖業鐵路巡道、公務車254號。これも虎尾糖廠で使用されていた車両で、1962年虎尾糖廠製の762mmゲージのガソリンカー。王滝森林鉄道の巡視車によく似ているがこっちの方が2周りくらい大型か。これら762mm軌間の車両は、台湾では「五分車」というらしい。即ち、軌間が標準軌(1435mm=十分)の半分だからということで、台鐵の1067mmは「七分」になる。


阿里山鐵路蒸汽機車28號。1913年美國拉伊馬公司(アメリカLyma社)製のシェイ式蒸気機関車。有名な阿里山のシェイギアード・ロコである。側面の緑色の箱は「郵便箱」とのこと。阿里山線の主力機であった28t3シリンダー機で、この28號は1973年引退だが、同時期に入線した25號と26號は動態保存機で阿里山鐵路に健在。29號が奮起湖車庫で保管中らしい。シェイ式機関車は急勾配、急曲線に適した機関車だったらしいが、日本では魚梁瀬森林鉄道や津軽森林鉄道で使用の記録はあるものの、目立った活躍をせずに消えていったようである。一説によると、線路構造の割に力が強すぎて、運転すると軌道を壊してしまったということがあったようである。


阿里山鐵路内燃機車11403-1號。1953年新三菱重工三原製作所製で、阿里山鐵路のディーゼル機関車第一号だそうである。引退は1982年。3軸ロッド式の液体式機関車で、小型の機関車なのに何故か先輪と従輪が1軸ずつある。190馬力のエンジンではシェイ式機関車よりも非力だったようで、山に登る前の平坦区間で用いられたということである。


阿里山鐵路内燃機車11403-5號。1955年新三菱重工三原製作所製で、1982年引退。11403-1號よりもやや大型の液体式ディーゼル機関車だが、これも平坦線用だったらしい。


阿里山鐵路高級客車SPC2號。1971年日本車輌製で、「光復號に用いられた最高級客車で、内部設備が豪華」ということであるが、何故か僅か11年の使用で1982年に引退している。推進運転をする為なのか、両妻面にヘッドライトがついている。

(その3に続く)

4月27日

2009-04-28 00:28:15 | 

松本の最低気温4.2℃(平年比-2.1℃)、最高気温13.7℃(平年比-6.7℃)

空気が澄んだ朝。しかし、それ以上に感じるのは肌寒いを通り越した気温の低さ。数日前までとは平年比の符号が逆転してしまって、最高気温は1ヶ月程前まで戻ってしまった。昼過ぎに外に出た人が「冷たい風が吹いている」と縮こまって戻ってきた。どうも強烈な寒気がやってきたようで、夜になって更に空気が冷えてきたのだが、ここまで気温の行ったり来たりが激しすぎたら、豚の風邪でも鳥の風邪でもなくても風邪引いてしまいそうだ。

今日の桜

2009-04-27 01:39:44 | 安曇野の花
一気に夏のような暑さになってその後雨になったり、と、桜の花にとっては散々だった(?)今年の春。昨日も一日雨で、夜あたりから風も強まり今日は一日強風が吹き荒れたので条件は更に過酷。しかし、家の窓から三郷文化公園に桜色が見えるので、今シーズン最後の桜かな、と思いつつ、風がいくらか収まった夕方に行ってみた。


この樹はいくらか散り加減ながらほぼ満開。山桜系の樹かな。これとあと1、2本くらい、花をたくさんつけている樹があった。ちょうど先週の平日あたりが良かったのかな。地面には花びらがそこそこ見えたので、これらの樹もそろそろというところか。


八重桜の類でちょうど花盛りという樹があった。これはピンク色が濃いけれど、もっと薄い、白っぽいのもある。ここにある八重桜の類はソメイヨシノなんかよりも遅くに花が咲き始めるのだが、この樹は一番多く花が残っているように見えた樹で、他のは散ったというのか落ちたというのか、残り少なくなっているのが多かった。


三郷小学校のソメイヨシノはもうほとんど葉っぱだけ。辛うじて残った花が風に揺れていた。

ブルーベリー

2009-04-27 01:28:21 | 安曇野の花

去年、家の横に植えたブルーベリーが花をつけた。安い苗を買ったので、去年は花芽が無く葉っぱを見るだけだったのだが、1年経ったら「ツツジ科の木だな」ということを再確認するような花をつけた。思ったよりたくさん咲いているが、肥料も何もやってないのでどれくらい収穫できるだろうね。鳥が来て庭の畑に埋めた残飯類をほじくり返して食べているみたいなので、鳥の餌になってしまうだけにならないかどうかが気がかり。


ブルーベリーは近接して2本以上の別品種の木を植えないと実がたくさんならないらしいので、すぐ隣には別の品種が植えてある。こっちも花が一杯ついた。先のと比べてこっちは葉っぱがほとんど無くて花が房のようになっている。買ったときは品種名を見ながら買ったと思うのだけれど、もう忘れてしまったな。

苗栗鐵道博物館(1)

2009-04-26 02:11:16 | 台湾2009
しばらく間が開いたが、台湾の画像を載せる(画像は全て2009年03月19日撮影)。

前回台湾に行ったとき、高雄行きの自強號が苗栗站を出てすぐ、車窓右手に機関車や客車が数両置いてあるのが見え、どう見ても車両基地ではなく展示してあるような置き方だったので、もしかしたら鉄道博物館みたいなのがあるのではないかと思った記憶がある。頭の端にそれがあったものだから、今回苗栗站で降りて、記憶を頼りにそれらしいところを見に行ってみた。


苗栗站を出て、巴士站の前を通って高雄方向に歩いていき、縦貫線をアンダークロスする道を通って線路の反対側に出て、更に高雄側に歩いていくとそれはあった。苗栗站から10分か15分くらいではないかと思われる。とりあえず柵はあるのだが、だらけたように開いていてどう見ても入場無料。諸注意を書いた看板はあるが、注意事項以外何も書いてないので開館日も開館時間も不明。ただ、柵が開いているので開館していると判断できるので入る。前回見たときは露天だったと思うのだが、展示区域に屋根がついていた。看板を見ると「交通部台灣鐵路管理局 苗栗鐵道文物展示館」と書いてあるので、それが正式名称のようだ。


CT152號蒸汽機車。1918年汽車會社製で、日本の鉄道省(→国鉄)8620と同型で、軸配置1C。台湾総督府鉄道E500形E500-E542として納入された内の一両で、納入時はE501號。台灣鐵路管理局となってCT150形CT152號に改番。西部幹線の旅客列車や山線の補機として使用されたということで、1978年引退。


DT561號蒸汽機車。1920年American Locomotive(ALCO)製。軸配置1D。基本設計は日本の9600形と同じらしく、確かにそれらしくも見えるのだが、かなりアメリカナイズされている印象。台湾総督府鉄道E600形(E600-E613)E600號→台灣鐵路管理局DT561號で、貨物列車用として使用され、1979年引退。


R6號柴電機車。1959年日立製作所(水戸)製。軸配置C-C。台灣鐵路管理局初のディーゼル機関車として10両(12両?)導入されたR0形の内の1両で、同型のR1號は、当時の日本国鉄でDF911として1ヶ月間だけ試用された後台湾に渡っている。国鉄時代はナンバープレートすらなくて形式称号はペンキ書きだったらしい。M.A.N.社設計V6V22/30(製造は日立か)1420HPのディーゼルエンジンを搭載した電気式ディーゼル機関車だが、エンジン不調で故障が多く、後に7両がGM製(645E-12)1650HPのエンジンに換装された。R6もエンジンを換装された内の1両で、最後は入換用として使用され、1996年廃車。同時期に導入されたEMD製のR20形の性能が良好だった為、以後台鐵のディーゼル機関車はEMDやGM製が主力になったということだ。


S405號柴電機車。1970年GM製の電気式ディーゼル機関車で、GM製645E-8(1100HP)エンジン搭載。軸配置B-B。S401~S405の5両が導入され、入換用として使用。説明プレートには「七堵駝峰調車場での入換及び区間列車に使用」とある。見たところ太平洋石炭販売輸送のDE601によく似ていると思ったのだが、DE601は日本車輌製だがGMとの技術提携によりGMの技術で作られた電気式ディーゼル機関車ということ。要するに、出自は全く同じ。S405號は、1997年廃車、1999年修復ということだが、同型機が1両(S402)七堵機務段で現役の模様。


LDH101號柴液機車。1970年台鐵花蓮修理廠(現在は台鐵花蓮機廠)製造の762mm軌間用液体式ディーゼル機関車。軸配置はB-B。軌間762mmだった臺東線で、特に製糖時期に機関車が不足した為1両だけ製造された機関車。臺東線改軌(762mm→1067mm)完成とともに引退。その後澎湖島で展示(放置?)された後、台鐵台北機廠で修理してここに展示されているということ。私が行ったときはちょうどお色直し中といったところだった。


柴油客車LTPB1813號+LDR2201號。762mm軌間用気動車で、LDR2201は1957年台鐵花蓮修理廠製、LTPB1813は1960年代台鐵台北機廠製。1982年の臺東線改軌完成まで使用されて引退し、1985年からLDH101とともに澎湖島馬公市文化中心に展示されたが、潮風による浸食で損傷が激しくなった為、1999年に台鐵台北機廠で修理してここに展示。こちらもお色直し中だった。

(その2へ)

4月24日

2009-04-25 01:31:39 | 

松本の最低気温5.0℃(平年比-0.7℃)、最高気温19.0℃(平年比-0.8℃)

昨日よりも雲が多い朝。やや肌寒く感じる。今日は昨日までと違い、昼に向かって雲は増えていく一方で、視界が回復することはなかった。夜になって上空にいくらか星が見えていたので、上空は全面曇ではなかったようだ。

漸く金曜日が来た。先週今週も、1週間が妙に長く感じられる。気分的に重たいのかもしれないし、やたら会議で埋まる毎日だからなのかもしれないし、あまりいい状態でないのは確か。まあ、あと1週間耐えれば連休だ。

4月23日

2009-04-25 01:25:41 | 

松本の最低気温5.2℃(平年比-0.3℃)、最高気温15.3℃(平年比-4.3℃)

晴れて空がきれいな朝。山は雲に隠れているのだが、ちょこっとのぞいているところがある。そこから見える山肌は更に雪が減ってきているような気配。この前日も、朝のうちは雲が出ていても昼頃にはクリアになって北アルプスが見えている、という状態だったのだが、この日も昼の北アルプスはクリアだった。しかし、平日の昼は山を撮るタイミングが、無い。

4月21日

2009-04-23 01:49:04 | 

松本の最低気温11.3℃(平年比+6.2℃)、最高気温18.2℃(平年比-0.8℃)

断続的に雨。そこそこ強く降っている時間帯もある。風もあるので、安曇野の平地の桜もこれまでだろう。まあ、時々雨が降ってくれるのはいいことなのだが、今年の桜は一気に咲いていいところで雨と風にやられてしまった感じだ。

波田のあたりでは桃の花がきれいだ。週末好天なら見に行こうかと思う。

4月20日

2009-04-23 01:45:45 | 

松本の最低気温8.7℃(平年比+3.8℃)、最高気温25.2℃(平年比+6.5℃)

かなり靄っぽくてあまりクリアでない朝。このようなときでも昼頃には靄っぽさが取れてくることが多いのだが、この日は靄が雲に変わっていき、昼頃には山が見えなくなっていた。朝も昼も暑いのだが、今年はまともな気温に戻らないのだろうか?

八ヶ岳

2009-04-23 01:42:09 | 


千曲川沿いの平地の向こうに八ヶ岳が見える。逆光で見にくいのだが、雲に遮られずに全体が見えている。この他に北アルプス北部の山々も見えていた。平地の方の桜もほぼ満開か、あちこち咲いているのがよくわかる。

浅間山

2009-04-23 01:37:57 | 


県動物愛護センターから見えた浅間山。至近から見ているということもあるが、非常にクリアに見えた。今年になって噴火しているのだが、今のところ活動は収まっているのか、噴煙らしいものは見えなかった。

今週末の桜

2009-04-23 01:35:51 | その他諸々
この週末は好天に恵まれた。土曜日は小諸にある長野県動物愛護センターに行ってきた。特に目的地を決めずに、何となくそっちの方に向かって行ったら、意外にうまく動けて思ったより短時間で着いて短時間で帰って来れた。


行きに鹿教湯温泉に寄った。当然目当ては「翁」の最中と温泉饅頭なのだが、「翁」のすぐ上の公共駐車場の所に「交流センター」みたいなのができていて、そこに足湯があったので、しばらくそこで長居してしまった。そこから見える桜はちょうど満開の様子。ちょっとした花見にもなった。


県動物愛護センターは小諸市の北西方、標高800m弱の高台にある。何種類か桜が植えられていたが、ちょうどいい具合だった。

日曜日は所用で長野へ行ったが、善光寺御開帳と長野マラソンの影響か、普段の通勤時間帯波に列車が混んで閉口した。明科~姨捨の山を越えるあたりの桜の花がなかなか見事だったが、善光寺平はもうほとんど花が残っていなかった。始発で行って帰着が18時頃だったので、家の近くですら花見というわけにもいかず、今シーズンの安曇野の平地の桜はあまり見ないうちに見送りとなってしまった。

4月17日

2009-04-23 01:13:02 | 

松本の最低気温6.9℃(平年比+2.6℃)、最高気温12.8℃(平年比-5.1℃)

朝から雨模様で肌寒い一日。この雨で、松本平の比較的標高の低い平地では、辛うじて残っていた桜の花が皆散ってしまった。