今日の常念岳

安曇野から見える代表的な山である常念岳を中心に、安曇野の自然、日常の風景など、画像で綴っていきます。

シマノ鈴鹿ロード

2011-08-28 23:25:28 | その他諸々
[2011年08月27日]
今年もシマノ鈴鹿ロードに出走してきた。私にとってはレースそのものよりも往復700kmの移動とそれに伴う寝不足&眠気&疲労との戦い、それに蒸し暑さとの戦いの方がきついのではないかと思われるこのレース。しかし、何故かエントリー開始後間もなく出走を決めてしまったのだった。出走したのは2時間エンデューロ(ソロ)。要するに、人間の耐久試験だ。
夜中の2時頃出発し、鈴鹿サーキットの駐車場には5時45分頃着いた。途中激しい雨の所があったので天気を心配したが、上空青空も見える曇り空。しかし、いつものことなのだが何だか空気がべっとり張り付くように感じる蒸し暑さ。駐車場からの移動だけで大汗をかいた。
着いたところでコースオープンのアナウンスが聞こえたので、とりあえず寝る場所を確保してから試走に出る。体が重くて調子としては非常に悪い感じ。何とか3周で体を温めて、2周流して試走終了。試走中に陽が差してきて本格的に暑くなりそうな気配。それに、若干強めの風が吹いているのが気になる。この風、日陰にいると気持ちよく感じるので、朝食を食べて体を日陰に押し込んで寝る

どれくらい寝ていたかわからないが、目が覚めたところで出店のエリアをうろつく。手前のピンク色のやつ、下の子にちょうどいいサイズなのだが、下の子がばりばりレース向きな自転車に興味を示すとも思えんし、それに値段見たらかみさんが却下するだろう。とはいえ、現時点ではまずは下の子の自転車を買うことで自分のは二の次三の次よりも優先順位が低そうなので、どっかでそれなりの見つけないとなあ。
とはいえ、やはりこういうところでは物欲道の修行に励むのが世の常。試乗に精を出す。が、これで脚を使ってしまったような気もしないでもない。ウェアの類はあまり合うサイズがなく、パーツ類を物色してハンドルとボトルを買う。ここで一旦車に戻って、朝できなかったタイヤ交換。

昼食を食べ、何となく水分不足気味な感じがしたので水分補給を繰り返していたら、既に2時間エンデューロの出走者が並び始めていた。結局、去年と同じく2番手グループ。この青いゲートの下がコントロールラインなのだが、そこまでにかなり大勢見える。今年は去年よりは多く周回したいと思って臨んでいるので、これはちょっとハンデ大きいかな、と思う。30秒前のコールがあったので水を飲んでいたらいきなり動き始めて焦る。まったりしたグループと踏みまくるグループに分かれたが、今年は体調いまいちっぽいから、セーブしながら走っても伸びないだろうな、と思い、潰れたら後は野となれ山となれ、で、踏みまくるグループについて行く。何とか2、3周はそのペースに耐えて「もしかしたら知らないうちに回復したか」と思ったのだが、その後急速に脚が重くなってやはり体調いまいちは本物だったようだ。

F1とは逆回りなので、ホームストレートが登りになる。この登りが果てしなく長く感じる。更にその先シケインまでが距離は短いが急な登りになり、心が折れる。場内アナウンスでは「ホームストレートは追い風」と聞こえるのだが全く追い風には感じない。なのに、中盤過ぎからの向かい風は強烈に感じる。何だか常に踏んで回していなければならない状態で、どこでも休めないような感じがしてきた。残り1時間を切ったあたりで1周12分台かそれよりも遅いペースまで落ちてきてしまった。これでは去年を上回れない、と思い、疲れた脚を何とか動かし、給水も抑えてラップ回復に努め、何とか残り2分半で12周目にはいることができた。これで去年よりも周回数は上回った、思ったのだが、それから数分後に先頭グループに抜かれ、結局トップとの差-3Lapは去年と同じ。これは悔しい。

最終周回はものすごく長い距離に感じた。最後、何とかペースを維持してゴールするのがやっとだった。まあ、今思えば、肉体的にも精神的にも疲労度がかなり大の状態だっただけに、2時間集中して走り切れただけでも奇跡に近いことだったかも知れない。結果は後で見ることにして、かき氷を食べてすぐに撤収。駐車場までが長く感じる。
帰りは去年ほど眠気を感じないなあ、と思っていたのだが、飯田を過ぎるあたりから眠気がきつくなって結局駒ヶ岳SAで1時間仮眠。松本で遅い遅い夕食を食べて家に着いたら日付が変わっていた。


[結果]
タイム:2時間09分48秒57
周回数:12周(トップとの差:3周)
平均速度:32.29km/h
順位: 274位/出走697人(ソロ)

うーん、周回数と平均速度は去年を上回ったけれど、順位は大きく落としてしまった(去年202位)。悔しいから来年も出よう。来年はできればコンディション調整はうまくやりたいなあ。あと、自分を軽量化しなければ。

8月24日

2011-08-26 00:00:14 | 
穂高の最低気温19.1℃(平年比-0.4℃)、最高気温30.8℃(平年比+0.5℃)
松本の最低気温19.7℃(平年比-0.1℃)、最高気温32.0℃(平年比+1.3℃)

このところ雨がちな日が続いていて、朝も雨が降っていたり降っていなくても山は雨雲の向こうだったり、という日が多かったのだが、この日は久々に青空と山が見えた。前の晩、空を見たら雲の切れ間から星が見えていたので、これは明日は晴れるかな、と思っていたら、すっきりとはいかないまでもそこそこの天気になった。そうなるとやはり季節は夏。気温も久々の30℃超となって、昼から夕方は結構暑かった。

この日は上の子が中学校の集団登山で燕岳に登ることになっている。中止連絡も引き返した連絡もないので多分登っているだろう。私も信州人なので、中学の時には集団登山があった。伊那谷生まれの私が登ったのは西駒ヶ岳。ロープウェーがあるのでそれを使えば楽勝なのだが、学校の集団登山ではそんな極楽登山になるわけがなく、宮田高原から伊勢滝、ウドンヤ峠、伊那前岳経由で登って濃ヶ池経由で宮田に降りてきた記憶がある。登った日が雨降りで、翌日晴れたのだが、山の記憶はほとんどない。まあ、そんなもんかもしれない。


この日は珍しく1日晴天で、夕方になっても夕焼けをバックに常念岳も有明山も見えていた。多分これなら燕岳のてっぺんからもそこそこの展望はあっただろう。集団登山の日を待っていたかのような晴天だった。山登りに対してどんな印象を残すかな。
しかし、天気予報を見たら下山の日の天気があまりよろしくない。果たして25日は朝から雨が降ったりやんだりとなった。まあ、合戦尾根は確か樹林帯の道が長いから、そこでは樹が雨をいくらかは防いでくれるし、滑って転びでもしない限りは雨でも大事にはならないとは思うが、テンションは下がるだろうな。無事降りてくればそれでよし、と思って帰宅したら、既に爆睡中だった。



ミョウガ

2011-08-25 23:58:02 | 自然いろいろ
今年の5月初め頃だったと思うが、たまたま立ち寄った直売所に「ミョウガの根」というのが売っていた。ポリ袋に結構入って150円だったと思う。多分これを埋めておけばミョウガが生えてくるのかな、と思ってレジのおばちゃんに聞いてみたら、「これ持ってきた人がいるから」と、わざわざ事務所に戻っていろいろ聞いてくれた。とはいえ、なかなかアバウトな回答で、まあ、土に埋めておけば大体育つらしい。「今年からとれるんじゃないか」という人もいれば「5年かかるよ」という人もいてよくわからんのだが、まあ、生えてきたら儲けもん、と思って庭の3箇所に埋めておいた。暑くなってきたら見慣れた緑の葉っぱだか茎だかわからんようなものがどんどん伸びてきて、盆休みが終わった頃に何となく食べられそうなのが1個見えてきた。全く期待していなかった収穫があったのだった。しかし、よくよく観察せんとわからんもんだな。

花が咲くと味が抜けておいしくなくなるらしいので、それなりの大きさになってきたところで収穫。1個しかとれなかったから子供たちの好きな天ぷらというわけにはいかず、そのまま刻んでそうめんの薬味になった。そこらで買うのよりもかなり「ミョウガ」だった。ちょっと癖が強くて、大人はいいけど子供はそのままでは食べれんかもなあ。


8月16日

2011-08-21 23:46:43 | 
穂高の最低気温20.5℃(平年比+0.4℃)、最高気温34.1℃(平年比+3.2℃)
松本の最低気温20.9℃(平年比+0.5℃)、最高気温34.0℃(平年比+2.9℃)

この日も日中の暑さが予想された為、ロード練習を早朝に変更した。5時過ぎにスタートしたのだが、確かに早朝は涼しく、炎天下の昼間よりも走るのはかなり楽だった。それに、車も少ないので夏場は早朝練習もアリかな。ただ、普段アテにしている補給地点がほとんど営業していない時間帯だということは辛いところだ。この日のコースは自宅を出て梓川ふるさと公園~波田駅~山形村役場~朝日村役場~洗馬~平出遺跡~小坂田公園~東山山麓線~筑摩神社~FM長野前を経由して戻る約80km。3時間半で走りきり、9時前に帰ってくることができた。

中山から見た松本平と北アルプス。朝5時過ぎには常念岳もしっかりと見えていたのに、それから2時間ちょっと経った後ではほとんど見えなくなってしまった。

梓川を渡る中央橋の近く。この場所では時々常念岳を撮るのだが、それはイオン系の店の下品な看板が画面内に入らないから(樹が隠してくれている)である。上の画像よりも遙かに山に近いのだが、山の見え方は良くならない


8月15日の篠ノ井線(2)

2011-08-21 23:32:36 | 今日の篠ノ井線
[2011年08月15日]

スカ色115系の回送列車は、列車交換と待避の為、坂北で15分停車する。もうワンチャンスありそうだったので、場所を探しながら移動した。カーブの末端あたりの踏切には結構人がいたので、そこよりも西条寄りの踏切で待つことにした。そこそこの画を撮るには足場が悪そうな所を登る必要があったので、ここでは銀塩は諦めた。

2011.08.151010M 特急「ワイドビューしなの10号」坂北-西条

2011.08.15回9440M坂北-西条松本寄りMc車の方向幕は「回送」

2011.08.15回9440M坂北-西条長野寄りTc車の方向幕は「臨時」


8月15日の篠ノ井線

2011-08-21 23:15:02 | 今日の篠ノ井線
[2011年08月15日]

珍しく前日に続いての鉄分増強活動。どこに行こうか迷ったが、まあ遠い方から行ってみて駄目そうなら諦め、ということで、まず最初に行った場所が意外と人がおらずに平和だったので、そこに構えた。日差しが強く暑かったが、うまく構図を決めれば夏草と田んぼと青空に夏の雲を絡めて撮れそうな感じだった。まあ、誰もが狙いそうな構図かな、とも思ったが、それは銀塩で狙うことにした。

2011.08.15
1222M
聖高原-坂北

2011.08.15
3525M 快速「みすず」
坂北-聖高原
篠ノ井線を走る普通列車では、唯一往復JR東海所属車両による列車である。車両は神領区の3131700系3連。

2011.08.15
1003M 特急「ワイドビューしなの3号」
坂北-聖高原
この日も8連の下り「しなの」。カーテンの閉まり具合から見て、普通車はそこそこの乗車率ではないかと推測される。

2011.08.15
1008M 特急「ワイドビューしなの8号」
聖高原-坂北
まだ「Uターンラッシュ」にはなっていないということか、上りの「しなの」は基本6連のままだった。

2011.08.15
440M
聖高原-坂北
諏訪湖花火に向かう人たちがいるのか、普通列車の乗車率は結構高いように見える

2011.08.15
回9440M
聖高原-坂北
前日に長野まで回送された豊田区のスカ色115系が、諏訪湖花火輸送対応の為松本に向かう。今回やってきたのは波動輸送用として配置されているM40編成で、豊田区の115系唯一の6両貫通編成だそうだ。TcM'MTM'Mcの6連は、かつて新宿-松本・長野を直通していた普通列車を思い出させる編成である。





8月14日の篠ノ井線

2011-08-21 22:43:50 | 今日の篠ノ井線
[2011年08月14日]

久しぶりに篠ノ井線に列車を撮りに出た。というか、鉄分増強活動に出ること自体久しぶりのことだ。しばらくカメラに入ったまま放置されたポジフィルムは大丈夫かなという気もしてきてしまう。そろそろ出発しようかと思っていた頃、突然強い俄雨があって挫けかけたが、30分も経つか経たないかのうちに雨がやんで陽が差してきたので、午後の下り列車を狙うのによく使う場所に行った。

2011.08.14
列車番号・列車名不明
平瀬(信)-田沢
車を停めて三脚をセットしていたら突然E351系がやってきた。某雑誌付録のダイヤを見てもその時間にはスジはないし、一体何なのかよくわからないのだが、側面が「回送」の幕だったので回送列車であることはまず間違いないだろう。この時期臨時列車が多いから松本駅や運転所構内に停めておけず、どこかに疎開されていくのだろうか?

2011.08.14
1013M 特急「ワイドビューしなの13号」
平瀬(信)-田沢
これは定期の「しなの」。時期的に見て、特に下りは増結Maxの列車が多いのではないかと思ったが、これは2両増の8連だった。

2011.08.14
1536M
田沢-平瀬(信)

2011.08.14
1541M
平瀬(信)-田沢
何度となく置き換えの噂は聞かれるが、篠ノ井線の普通列車は新長野色115系がまだ頑張っている。

2011.08.14
回9639M
平瀬(信)-田沢
今夏の諏訪湖花火臨時列車用に首都圏から借りてきたのは、昨年までのE233系ではなく豊田区のスカ色115系6連だった。節電対応でE233系を動かせなかったという話を聞いたが、実際のところはどうなのだろうか? 外板の塗色はきれいだが、屋根上がつぎはぎだらけのように見えるのが気になる。2両目M'車のパンタグラフが、片方(上がっている方)はシングルアームで、もう一方は菱形だ。何か意図があるのか?



北インド亭 U.P.

2011-08-21 22:12:55 | 食べたり飲んだり
[2011年08月13日]
穂高の国道147号沿い、常盤町交差点近くのコンテナヴィレッジにあるインド料理店。いつからあるのかはわからないが、自転車で通りかかったときにインドの旗と店の看板を見つけて気になる存在ではあった。「インド」ではなく「北インド」と限定しているところも気になった。ただ、普段のロード練習ではなかなか北コースを採らないことと、午前中で昼食までに帰って来るという条件付きで出ることが多いので、食べに行く機会がなかなか巡ってこない店のひとつであった。今回は、子供をつれて出ているということと予定のコースだと昼食までにはとても帰りきれないことが予想されたので、食べに行く機会がやってきたのだった。

コンテナヴィレッジは本当に荷物運搬用のコンテナを使った店が何軒かまとまっているところ。北インド亭U.P.の店内もこの通り狭く、カウンターの7席のみ。ただ、入り口の部分も席になっているので、7人入ったら多分身動き取れなくなってしまうのではないかという気もする。11時開店らしいことはわかっていたので、昼食時間帯よりも前に着くことを狙い、疲れて休みたそうな子供をけしかけて着いたのは11時20分頃。客は私達だけで、余裕で席に着けた。私は煙草の煙にかなり弱いので、この状態で喫煙者がいたら多分耐えられないだろうが、急いだ甲斐あってまずは安心。

ランチのカレーは、チキンカレーとベジタブルカレーと日替わりの3種類からの選択。この日の日替わりは夕顔のカレー。夕顔は干瓢か煮物か、というイメージの野菜(?)だが、インドではカレーとして食べられているものらしい。カレー以外ではお菓子にもするそうな。しかし、どうもインドカレーと夕顔は結びつかなかったので、それを食べてみた。カレーはマイルドだが、スパイス感はたっぷりで結構奥深い味。インドでは必須らしいタマネギも結構使われていそうな感じだ。それにとろとろっとした夕顔が何故かよく合っていて非常においしい。途中から「マサラ」や「自家製チリペースト」を追加投入して食べてみたが、マサラを足したらスパイスの香りが強くなり、チリペーストを足したらかなり辛くなった。この夕顔のカレーはこの時期限定らしいが、また食べたい。

上の子が食べたのはチキンカレー。こちらもマイルドだったが夕顔のカレー同様スパイス感はたっぷり。ただ、刺激性の味ではない為か、辛いものが苦手な上の子も問題なく食べていた。これだったら下の子を連れてきても問題ないかも知れない。ナンは余計な味付けもなく、厚みや焼き加減も適度で非常においしい。私の見た感じでは中くらいの大きさで、私の昼食には足りないので、私はランチ+ナン追加というところか。子供にはちょうどいい大きさだったようだ。


ここはまた食べに来たいところだ。夏限定のカレーとしてオクラのカレーもあるということなので、それも食べてみたい。ただ、煙にとても弱い身としては対策を考えなければならないのは必須で、まあ、開店直後を狙って速攻で、というところかな。

8月13日

2011-08-20 00:35:31 | 
穂高の最低気温19.6℃(平年比-0.6℃)、最高気温32.9℃(平年比+1.9℃)
松本の最低気温19.4℃(平年比-1.0℃)、最高気温33.8℃(平年比+2.5℃)

涼しい朝。それもその筈。数字を見たら最低気温が20℃を切っているではないか。上の子は夏休みが明けたら集団登山というのに何もトレーニングらしいことをしていない、ということで、自転車でそこそこの距離を走る、という強制トレーニングということになった。そこそこハードにしたかったのだが、ハードにしたらしたでいちゃもんつける人がいるので、60kmの平坦コースをちんたらちんたら走ってきた。平坦コースにもかかわらず平均速度が18kmという超スローペースなのに、家に着いたら子供はへろへろ。無用な強度の運動をさせて子供を余計に疲れさせたということで私が怒られましたとさ。何だか非常に解せない。

この時期、水田として使われなかった田んぼに水が張ってあるところを所々で見かける。減反で作付けできなかったところなのだろうが、水を張られたところは大体翌年水田になっているので、水田として使うには水を張るべき時期には水を張っておかないと駄目ということかな。山は見えてはいるがコントラストが弱く、きれいな水鏡にはならなかった。

空はそこそこきれいなんだが、山は靄の向こうにあってはっきり見えない。涼しい空気は午前中結構長続きしたと思うが、10時を回ったら一気に暑さを感じるようになり、昼にはいつもの暑さに戻っていた。


8月11日

2011-08-19 00:56:41 | 
穂高の最低気温22.7℃(平年比+2.5℃)、最高気温32.5℃(平年比+1.4℃)
松本の最低気温23.1℃(平年比+2.7℃)、最高気温33.0℃(平年比+1.6℃)

暑い。上空に雲はあるのだが、雲の陰に入っても暑い。朝のうちはまだ涼しい風も感じたが、昼になると道路上を吹く風は熱風だ。この前日10日は穂高の最高気温が36.8℃というあり得ない暑さの日だったのでそれに比べれば数字上はまだマシなのだが、体感的には大差ない。10日も11日も午前中は動いても昼12時から午後4時近くまでは外に出る気が全く起きず、昼寝の時間となった。

8月7日夜にあった局地的な豪雨の為、水源に泥水が流れ込んで8日頃から私の住む地域の水道が濁ってきた。8日から給水車が各地を回っていたようで、私も9日の朝に水を貰いに行ったのだが、水道の水が使えないというのは、あって当たり前のものと化していただけに何とも不便。私は10日から夏休みだったのだが、かみさんは子供を連れて9日から実家に逃げていってしまい、私一人が使えない水との戦いを強いられることになった。とはいえ、9日の夜の時点で見た目いくらか色がついているかいないかくらいの濁り方でしかなかったので、何も気にせず水道の水を飲んでいたのだが。これについて安曇野市の他の地域の水源の水を融通してもらえないのか、という声が出たそうだ。至極まっとうな考え方である。しかし、「安曇野はひとつ」の筈なのに、このインフラはまだ旧町村単位で分断されたままで、隣の地域から融通してもらうことは不可能なのだそうな。まあ、行政を仕切っているボケジジイどもはコンクリートの塊をあちこちに作ることだけは熱心だけれど、それを作る目的やどうやって使うかなど全く考えることができない無能者だらけだし、第一それよりももっと整備や見直しが必要なことも考えられないという、全く困った連中ばっか揃えているからこうなるんだよなあ。連中はあといくらもせんうちに死ぬから刹那的快楽でいいんだろうけど、ジジイどもよりも長く住まなければならない人たちにとっては、そんな程度の判断で物事を進められたら困るなんてもんじゃないと思うんだが。日本だからのうのうとのさばっていられるんだろうけど、国によってはすぐに役所が焼き討ちされて首が飛んでるぞ、きっと。


ヒマラヤンシェルパ

2011-08-19 00:16:19 | 食べたり飲んだり
[2011年08月11日]
R147島内交差点の松本方にあるネパール料理店。いつから営業していたのかはわからないが、そんなに前のことではないと思う。この看板と店の外に飾られた色とりどりの布が目立っていて、「ネパール料理」というのも手伝って気になる店だったのだがなかなか行く機会に恵まれなかったのだが、漸くチャンスが巡ってきた。

「ネパール」という外観ではないような気がするのだが... 「ゴーヤとなすのカレー」というのは非常に気になる。

店の中にも色とりどりの布が。確か料理を作っているネパール人は本物のシェルパ族だと聞いたことがあるので、ネパールに存在する何かを再現していると思うのだが、この布の飾りはネパールでは何を表しているのだろう?


カレーランチバイキングを選択。ナン、カレー(日替わりで3種類)、ライス、サラダが食べ放題。ナンは頼んで持ってきて貰うスタイル。ライスは長粒米なのが珍しい。この日のカレーはキーマカレー、ベジタブルカレー、トマトとチキンのカレー。ゴーヤとなすのカレーはなかった。カレーはスパイス感がかなり希薄でカレーというよりはスープのような感じさえも受ける。なので、スパイスたっぷりなのを想像して行くと物足りなさを感じるが、その反面、素材感が強く出ていて特にトマトとチキンのカレーはトマトの酸味が非常に引き立っている。ゴーヤとなすのカレーがどんなものなのか、非常に気になる。ナンは余計な味付けもなくなかなかおいしい。

食後に食べたヨーグルトとチャイ。どちらも非常に美味。この2つだけ食べに来てもいいくらいだ。ランチにプラス300円でつけられるので、私にとってはその300円は惜しむべきではないところだ。


これまで食べたインドやスリランカのカレーとは明らかに異なるものなので、これがネパールのカレーなのかなー、と思いながら食べた。とはいえ、味はおいしいのでまた食べに来て別のカレーを食べてみればわかることもあるかな、とも思う。次はダルバートランチかな。非常に気になる食べ物だし、すべてのおかずがおかわり自由というのもポイント高いぞ。

8月8日

2011-08-14 01:51:36 | 
穂高の最低気温20.5℃(平年比+0.3℃)、最高気温34.0℃(平年比+2.7℃)
松本の最低気温21.1℃(平年比+0.6℃)、最高気温34.7℃(平年比+3.2℃)

常念岳が見えない日が多い。少なくとも、ここしばらく、朝は見えていない。この朝は珍しく青空が広がる状態だったのだが、常念岳は相変わらず見えず。ちょこっと頭だけ見えていたので車を停めたが、このときには既に見えているのかいないのかわからない状態になっていた。


10日から夏休みに入れることが確定したのだが、週明けの朝ということなのか、すっきりとした空にもかかわらず頭が重いし体調もいまいち。体力的には問題ないと思うので、会社常駐の医者の言うとおり精神的なものか。医者曰く「心療内科のような専門的なところにかかって様子を見た方がいい」ということなのだが、そのとおりかもしれないが、基本的には自分の置かれた状況が変わらない限り精神的な状態も変わらないとも思う。診断によって状況が変わってくれればいいんだけどね。

東大木曽観測所特別公開

2011-08-14 01:35:49 | その他諸々
[2011.08.06]

東大木曽観測所の特別公開が、今年は8月6日にあった。上の子がかなり興味を示していて、一昨年に連れて行ったら「また行く」と言ってかなり楽しみにしてるイベントになっていた。しかし、去年は宿題を放置していた為行けず。今年はその教訓があった為か、夏休み序盤で宿題を一気に片付け、2年ぶりの木曽観測所となった。


木曽観測所は、木曽町(三岳村かと思ったら、そうではなかったようだ)と上松町と王滝村の境目あたりの山の中にある。釜沼温泉から更に結構な激坂を登らされるので、車道がなければあまり行きたくない所だ。観望会までいることになれば午後9時になる為、夕方ある程度腹に入れるものがないと辛い。三岳村の道の駅が最後の食料調達可能地点なのだが、まだ午後1時だというのにおにぎりも餅の類も無くあるのは野菜と土産菓子類。仕方なく元橋まで戻って木曽福島の道の駅で食料調達。ここでは福島町内の焼鳥屋の出店におこわといなり寿司があって助かった。

観測所の目玉、105cmシュミット望遠鏡。105cmというのは鏡筒先端部にある補正版の口径ということで、サイズとしては世界で4番目らしい。底面(?)の凹面鏡の直径は150cm。広い視野でぼけや収差のない画像を得られるのが特徴で、この望遠鏡では6°×6°の視野があるらしい。それは満月180個分に相当するということだが、かつて使っていたガラス乾板ではその視野をカバーできたのに今使っているCCDではまだ最大視野までカバーできないとのこと(ガラス乾板は現在入手不能らしい)。もったいない。視野が広い為、銀河や彗星、広範囲の探索は得意だが、惑星を見たりという細かい解像度を必要とする観測は苦手ということだ。一旦目標の天体の方向に向けると、あとは主軸(?)の回転だけでその天体を追尾できる構造になっているそうだ。


30cm全自動望遠鏡のドーム。こちらはドームを外から眺めるだけ。主な観測目的は変光星の観測で、長期にわたって繰り返し観測をする為に自動で観測ができる装置になっているということだ。


名大太陽風観測所のアンテナ。前回来たときは立ち入り禁止で近寄れなかったのだが、今回はアンテナの真下まで行けた上に説明を聞くこともできた。太陽風とは太陽から時々放出される荷電粒子の流れということ(ここで聞いて初めて知った)。太陽風が吹くと遠くの電波天体から届く電波に影響がある為、このアンテナではその電波天体からの電波を観測して太陽風の状態を探っているということだ。

見ていたらアンテナの角度が変わった。太陽風は荷電粒子で宇宙飛行士や人工衛星にも影響があるということで、観測から得た情報を元に太陽風の予測もしているということだ。いつの日か、太陽風も含めた「宇宙天気予報」が一般化する日も来るかも知れない。


今年の講演は2日間に分かれていて、6日土曜日は「『はやぶさ』が見たもの、持ち帰ったもの」。タイムリーな話題だけに予想通りの人気で、早々と席が埋まった。「はやぶさ」打ち上げからこれまでの概要と現在までにわかってきたことが主な内容だったが、「はやぶさ」に関して何も予備知識がなかった私にとっては結構新鮮な内容だった。これからわかってくることに期待しよう。

講演が終わると帰っていく人も多かったが、私達はあちこち見たり軽く食べたり昼寝したりして過ごす。私は展示の所にいる研究者の方を捕まえては(大した内容ではないのだが)質問して話を聞いていたら、結構時間がつぶれた。上の子は話を聞くでもなく質問したりするでもなく、興味があるのかないのかよくわからない状態。興味がないのなら来年からは行かないぞ。

昼間はまだ晴れ間があったのだが、暗くなってきたら雷鳴が轟き、観望会の時間になったら突然激しい雷雨になった。1時間待ったが回復の兆しがないので今年の観望会は中止。2年前に続いて私は連敗。来年に期待だ。

20時台ならまだ食事可能なところあるだろうと思ったが、木曽路ではこれといって見あたらず、塩尻で漸く遅い夕食になった。雷雨などあったのかなかったのかという感じで、月も星も見えていた。