今日の常念岳

安曇野から見える代表的な山である常念岳を中心に、安曇野の自然、日常の風景など、画像で綴っていきます。

グルっとまるごと栄村100kmサイクリング

2010-08-10 01:43:33 | その他諸々
グルっとまるごと栄村100kmサイクリングの存在を初めて知ったのは、サイスポの記事だったか、多分1年以上は前だったと思う。激坂だらけとか、累積標高差が2500m超とか、どう見ても辛そうなイメージばっかり。でも、同じ長野県内でありながら栄村、それも秋山郷なんて滅多に行かないところ。どんなところか興味も惹かれる。
それから1年が経って、このイベントがふっと頭に浮かんできたので、公式サイトに行ってみたところ、その数分後から「110kmクラスの追加募集をします」。おやおや、とエントリーしに行ったら受け付けられてしまった。運がいいのか悪いのか。

前日7月31日は法事で実家に行っていた為、31日夜に飯田→安曇野、1日早朝に安曇野→栄村という移動になり、2日かけて長野県の南から北まで往復する形になった。31日夜が蒸し暑くていまいちよく眠れなかったので、移動と共に寝不足による体力消耗も気になる。スタート地点のさかえ倶楽部スキー場に着いたのは朝5時ちょっと過ぎた頃。既に20台くらいの車がいる。受付のあと朝食を食べながらぼけーとしていたら、「6時45分から開会式を行います」の放送が聞こえた。慌てて準備をしてスタート地点に向かう。軽量化を図っていたら既に開会式が始まっていた。

諸注意が終わり、7時から十数人ずつ約10秒間隔でスタート。空はどんより曇り空で、気温はそれほど高くなさそうだが湿度はかなり高く、身体にまとわりつくような感じがある。これはかなり消耗しそうな感じがする。


旧R117を使って一旦千曲川まで下った後、百合居橋で千曲川を渡る。その後は川沿いに進んでいる筈なんだけれど、林の中の道はアップダウンを繰り返しながら標高を稼いでいるような感じがする。早くも体中から汗が吹き出し、水分の消費ペースも速い。今どのあたりかいまいち見当もつかないまま、集落を結ぶ道に来る。沿道の所々にいる人たちが声かけて応援してくれているので、へたっているわけにもいかない。若干登り基調ながらほぼ平坦路になってほっとする。

北野から登りが急になった。←こんな長い登りが続く。畑仕事していた人が「あとちょっとで登り終わるよ」と言う。それを信じて若干ペースアップするも、その「ちょっと」が非常に長い。隣を走って「あとちょっと」で元気が出た人と苦笑い。



一つピークを越え、再び長い登りになる。多分これが五宝木トンネルへの登りだろう。その途中にテント発見。このイベントの特徴の一つは、私設エイドの多さだろう。集落あるところにエイド有り、といった感じだ。そこには決まってキュウリやトマトなどの野菜があり、漬け物もあり、水もある。大汗をかいているからか、味噌つけたキュウリとか漬け物が非常にありがたく感じる。ブルーベリーやネクタリンなどフルーツも豊富で、おいしくいただきました。

上の画像真ん中の漬け物は「またたび」。何と表現したらいいかわからないけれど、なかなか癖になる味だった。



大きなヘアピンを一つ回ったら勾配が若干緩くなり、五宝木トンネル。やれやれ、やっとピークだ。しかし、小赤沢まで27.5kmということは、昼飯貰うまでまだ30km近く走らんといかんのか。ちょっと萎える。
ここは標高1025mらしい。千曲川の標高は300mよりも低いところだから、標高差750m位は上ってきたことになる。道理で長くてきつい坂になるわけである。
五宝木トンネルの中は、屋敷側に向かって下り一方の片勾配。ということは、帰りはここを登ってこなければならんのか。空気は涼しくていいんだけれど、またちょっと萎える。


とりあえずここまで、と。