久々に中山霊園の展望台まで行ってみた。雲の帯は変わらないのだが、それでも後立山連峰までしっかりと見えていた。
乗鞍岳も見える。
大滝山の左に奥穂と前穂が見える。
後立山連峰はこんな感じ。本当に雲が帯状で、中腹あたりが隠れている。
中山霊園の登り口に小さなため池があった。後立山連峰はそこからでも良く見える。 | |
この日のコース。最初の登りがアルプス公園あたりまでの登り、次が中山までの登り、ちょっと下って中山霊園への登りとなる。累積標高差は650mだった。
松本の最低気温-5.5℃(平年比+0.5℃)、最高気温4.9℃(平年比+0.4℃)
冬が戻ってきた。一昨日は日中の気温が4月初め頃の気温になり、それを引きずった昨日の朝は朝の気温が6℃程もあるという状態だったのだが、それも1日経つうちに一気に冷え切って、昨日の朝とはプラスとマイナスの符号を入れ換えたくらいの気温になった。昇り始めた朝日が山の頂にあたり始め、白い山が眩しくなってきた。
また少し明るくなった。今日クリアに見えているのはほぼ有明山よりも南。後立山連峰は、朝のうち雲に隠れていたが、日中は姿を見せていたようだ。
今日は有明山が妙にきれいに見えていた。「安曇富士」らしいのだが、今日は本物の富士山と似たような雪の付き方になっている。
松本の最低気温-4.7℃(平年比+1.1℃)、最高気温15.4℃(平年比+10.9℃)
気温以上に空気が冷たく感じた朝。しかし、何故か空が非常にクリアで、透明度が高い。鋭ささえ感じるような空気の澄み渡り具合である。こんなに高コントラストな状態で山が見えるのは滅多にないのではないかと思う。何だか天気が勿体なく感じられる朝だ。
こんな状態なので、思わず何カットも撮ってしまった。普段は山を撮っている人はほとんど見かけないのだが、今日は所々でカメラを山に向けている立っている人を見た。それほど素晴らしい見え方だった。
しかし、だんだん風が強くなってきたと思ったら、急に気温が上がって、昼の最高気温だけなら2ヶ月半も先に行って4月始め並の状態になった。その数字の示すとおり、昼近くからはとても冬とは思えない空気になっていた。夕方頃から南寄りの強風が吹き始めた。ぬるい風だった。
これを撮っているときに、朝の「スーパーあずさ6号」が走っていくのが見えた。3月13日のダイヤ改正より、「スーパーあずさ6号」の信濃大町-松本間が廃止され、大糸線へのE351系の入線が無くなる。今朝は山の見え方が素晴らしいという好条件だったので、朝ちょっと早出して、万水川まで撮影に出てもよかったかな。ちょっと(というか、かなり)勿体ないことをしたなあ。
快晴で陽が当たっていれば暖かいので、午後自転車を出した。久々に山を見ながらの道である。
この場所、朝通勤の時に通ると、山が近く見える。ただ、道が狭いので車停めて、というわけにはいかないのだが、今回は自転車。適当に止まって撮ってみる。が、「山が近く」感じる画像になったかどうか。ここに来ると家の辺りでは隠れている燕岳が有明山の左隣に見えてくる。登るとてっぺんあたりは花崗岩と風化してできた砂の山なのだが、今は真っ白だ。
短時間でそれなりの負荷を、と思ったら、坂を登るのが手っ取り早い、ということで、この日もアルプス公園まで登ることに。今回は田沢の先から東に入り、大口沢の交差点を右折して松本市街地方面に向かった後、六助池の手前から入るルートを採った。一登りするとこの田溝池がある。六助池同様、農業用ため池だろう。ほぼ全面結氷の状態だが、氷はあまり厚くなさそうにも見える。
動物の足跡があった。
田溝池から少し登ると、斜度11%の坂がある。この日は何故か調子がよくてそれほどきつくなく登って、次の急坂に向けてさあ、とコーナーを曲がったら、何と路面全面に雪が残っていてしかも凍っている。これでは自転車では転んでしまいそうだ。仕方なく降りて押して歩くが、歩いても滑ってなかなか歩きにくい。おまけにクリートに雪が凍り付いて、このあとペダルにはまらなくなってしまった。 |
坂の最高点あたりに公園のようになっているところがあったのだが、道からは北アルプスは見えなかったので、少し下ったところで山を撮った。あとでその公園のあたりが芥子坊主山であることが判明。北アルプスを見る展望台の一つであるだけに、無視して通過してしまったことがやや悔やまれる。次回は立ち寄ってみようと思う。
松本市街地方面に向かったら、道に車が多くてはまりそうな感じがしたので、松本トンネルの料金所に向けて下る。その途中、所々で安曇野と北アルプスが見えるポイントがある。この道を登っているときにはこれに全く気がつかなかったのは余裕度の違いか。
本日のコース断面。芥子坊主山の標高が891.5mなので、それに近いところまでは登っている。日差しと防寒装備のおかげで、それほど寒さは感じなかったなあ。
松本の最低気温-9.9℃(平年比-4.4℃)、最高気温3.7℃(平年比-1.0℃)
寒い日曜日。12日から13日にかけて雪が降り、そのあとずっと曇りがちな天気で日中の日差しはほとんど無し。寒気の影響に陽の光不足も加わって昼間の気温が一気に下がり、朝も昼間も寒い火が続いていた。そしてこの寒い朝。平日でなくてよかったと思うよ。松本測候所はここよりも数℃気温が高いし、穂高の最低気温が-11.4℃だったらしいので、このあたりもおそらく-11℃か-12℃くらいにはなったと思われる。朝目が覚めたときは日の出直前だったので、そのときに外に出ればきれいに赤く染まった山だったのだろうが、とてもそんな気合い入らなかった。とはいえ、空気はクリアだったので、後立山連峰より北には若干雲が出ていたものの、かなりクリアな山を見ることができた。
これらの画像を撮ったのは11時頃なのだが、それでも空気はかなり冷たく、おそらく氷点下。歩いているだけで手の先から痛くなってきた。
凧好きの人だろうか、今年も連凧が空高く揚がっていた。
松本の最低気温-4.2℃(平年比+0.6℃)、最高気温6.6℃(平年比+1.1℃)
昨日と同じように寒い朝。とはいえ、数字は平年よりも僅かに上。昨日は早朝出社で、その出社時に星がきれいだったので日中の晴天を期待したが、その期待通り昼間はかなりいい天気になって山もクリア。山が大きく見えていた。しかし、当然勤務時間中では写真を撮ることができず、かなり悔しい。夜も星がきれいだったので、平常通りの出社となった今朝は期待していたのだが、その期待を裏切らない好天となった。これらの画像は午前7時半頃で、昇り始めた朝日が漸く地面を照らし始めるくらいのタイミングだ。
北の方はこんな感じ。後立山連峰のあたりはやや雲があるが、鹿島槍や五竜のあたりは見える。
ちょっと場所を北寄りに移動したところ。日が昇ってすぐの所に雲があり、時折地面への日光が遮られた。
松本の最低気温1.2℃(平年比+5.9℃)、最高気温6.2℃(平年比+0.5℃)
朝は異様に暖かい朝に感じたが、夜半から強まった風はまだ残っていて、西よりの風が時折強く吹く。時々薄日が射すが、思い出したように吹雪になる、そんなやや荒れた天気になった。風が弱まった隙を突いて自転車で出たつもりだったが、梓川~波田のあたりまで行ったら猛烈な吹雪になったので引き返してきて、今日は30km走ったかどうか。梓川小学校あたりまで戻ったら風雪が弱まり、家に近づいたら時折薄日が射す。コースを考えればもっと走れたか、と、最初に坂を登ったことが悔やまれるところ。
東を見ると、青空がある。高ボッチも鉢伏山も美ヶ原もクリアだ。
回れ右して西を向くと、如何にも「雪降ってます」な空。常念山脈の前山すら雲に隠れ、雪雲がこっちの方に迫ってきそうな気配すら漂う。
冬になると、松本の平地の中央あたりでは一日晴れのような日でも、このあたりでは午前中は晴れていてもいつの間にか雲が広がってきて午後は「さっきの日差しはどこへ行ったの?」な状態になることが多い。松本と比較したらこのあたりは冬の間の日照時間は半減とはいかないまでも3割減くらいにはなるのではないかと感じてしまう。単純に山が近くて雲が出てきやすいからなのか。陽の光を損しているような感じだ。
朝は異様に暖かい朝に感じたが、夜半から強まった風はまだ残っていて、西よりの風が時折強く吹く。時々薄日が射すが、思い出したように吹雪になる、そんなやや荒れた天気になった。風が弱まった隙を突いて自転車で出たつもりだったが、梓川~波田のあたりまで行ったら猛烈な吹雪になったので引き返してきて、今日は30km走ったかどうか。梓川小学校あたりまで戻ったら風雪が弱まり、家に近づいたら時折薄日が射す。コースを考えればもっと走れたか、と、最初に坂を登ったことが悔やまれるところ。
東を見ると、青空がある。高ボッチも鉢伏山も美ヶ原もクリアだ。
回れ右して西を向くと、如何にも「雪降ってます」な空。常念山脈の前山すら雲に隠れ、雪雲がこっちの方に迫ってきそうな気配すら漂う。
冬になると、松本の平地の中央あたりでは一日晴れのような日でも、このあたりでは午前中は晴れていてもいつの間にか雲が広がってきて午後は「さっきの日差しはどこへ行ったの?」な状態になることが多い。松本と比較したらこのあたりは冬の間の日照時間は半減とはいかないまでも3割減くらいにはなるのではないかと感じてしまう。単純に山が近くて雲が出てきやすいからなのか。陽の光を損しているような感じだ。