今日の常念岳

安曇野から見える代表的な山である常念岳を中心に、安曇野の自然、日常の風景など、画像で綴っていきます。

信越五高原ロングライド

2013-09-30 23:46:03 | その他諸々
2013年09月29日
信越五高原ロングライドに出走してきた。

早朝3時半出発。星がきれいだ。途中コンビニで食料調達をと思って、豊田飯山ICから飯山市街地へ向かうが、斑尾に向かって曲がるところを見落とし、10分ほど飯山の街の中をさまようことになってしまった。が、5時20分頃には斑尾高原スキー場の駐車場に着いた。

外は風はあってちょっと寒い。天気予報では好天で気温が高めの予想が出ていたのだが、この時期昼間は暑くても朝晩は若干冷えるし、走るところが高原地帯なので温度差が気になるところ。どうしようか迷っていたら開会式の時間になった。スタートはゼッケン順。私は最終日にエントリーしたので当然最後の方。120km, 95km合わせて400人位の規模かな、というところ。このところ私が出たロングライドイベントの中ではこじんまりとしたイベントだ。ウインドブレーカーはなくても何とかなりそうな感じがしたので車に置きに戻ろうと思ったが、あっという間にスタート順が迫ってきたので持って走ることにする(結局このあとは全く使わなかった)。

スタートしてしばらくはアップダウンの繰り返し。ペースが速い。一回大きく下って上りに入ると「海見えるかもポイント」。
うっすらと遠くに海が見える。かなり山の中のような感じがしていたので、ここから海が見えるということが意外に感じた。スタッフが居て声をかけていたが、見慣れているのか皆素通り。

この谷間の一角もなかなか趣がある。

このポイントは急な上り坂の途中。ということで、一旦止まると再起動が大変。皆素通りしていく理由はそういうことだったのか。

樽本林道は15km地点付近がピークのようだ。下りは日陰が多く、路面が濡れてこけが生えているところがあり緊張する。
路面が安定して道幅が広くなったら、妙高山が見えた。家の辺りからでも見えるし、一度登ったことがある山なのだが、近くで見るとこんな感じなんだな、というところ。


妙高パインバレーまで来ると傾斜が緩くなり、快適な下り。

田圃の向こうに妙高山が見える。稲刈り前の田んぼの方が若干多いように見える。うちの辺りよりもやや遅めの感じがする


緩い登りにはいると最初のエイドポイントがある。「原通おにぎりエイド」とあるのだがこれはキノコの寿司。とはいえ、まだ1時間しか走っていないので、適度な量。


ここから池ノ平までは上り基調。R18旧道に湧き水があるということだったのだが、見落とした。残念。

R18を渡ると長い登り坂。ダラダラ上りなんだけれど、結構脚に来る。

坂の向こうに妙高山が見えた。しかしこの坂、直線的でなかなか終わりが見えてこない。


傾斜が緩くなってほっとしたところに、「鬼」が居た。ここからしばらくが「鬼の洗濯板」。滑り止めの凹凸が激しいコンクリート舗装の激坂が待っていた。走りにくいことこの上ない。ダンシングで登っていたら結構不安定になってきたので、途中からシッティングに切り替えた。最後の方でいくらか平滑なところがあって助かった。

赤倉温泉の温泉街を通り抜け、川まで下って登れば池ノ平のエイド。ここは食料豊富。

長い上りで水分とエネルギーを消耗してきていたので、ありがたくいただく。


杉野原の辺り。田圃の向こうに妙高山。

黒姫山も見える。


池ノ平~黒姫えんめい茶エイドまでは大きな上りもなく、快適。黒姫えんめい茶エイドにはトウモロコシがあって、これが美味しい。トマトも美味しかった。ここから50kmエイドがないというので多めに補給。しあkし、ここから最大の上り。重たくしていいのか。


黒姫~戸隠キャンプ場までの10km区間は「スペシャルステージ」ということでタイムアタック区間に設定されている。コースプロファイルを見るとほとんど上りで標高差が500m位ある。ヒルクライムは苦手だというのに、タイムアタックするにはエイドで体を重たくしすぎたかな、という感は十分あるが、とりあえず自己申告用紙に記入してスタート。最初は勾配が緩かったが、そのうち傾斜が増してそれが長く続く。そこそこのペースで走れていたのは前半で、そのあとだんだん脚が重くなってきた。残り1km位で傾斜が緩くなったので、アウターで踏んでいたら計測区間終了の看板があった。10kmを41分は私にとっては大健闘なのだが、これで脚がなくなってしまい、最後の上りで苦労することになった。

戸隠神社中社。キャンプ場~奥社~中社の辺りは高原の道という感じで天気のいいこの日は快適なのだが、何せ人と車が多く、それに、中社あたりから急な下り勾配が続いて結構緊張する。戸隠はカタクリの花の時期に奥社に行ったことはあるが、中社と宝光社は行った記憶がない。このタイミングで行っておくのも良かったかも知れない。


戸隠バードラインは下り基調かと思ったが、意外にアップダウンがきつい。戸隠までの上りで使ってしまった脚には負担が大きい。しかし、林間の道は快適だ。ただ、折角ここまで来たのに戸隠山の写真を撮れなかったのが残念だ。

大座法師池。給水所で休憩。スタッフが「先頭は最後の上りを上り始めたらしい」と言う。うーん、1時間以上は先を行っているということか。でも、急ぐ旅ではないし、まずは補給しないと。


実りの秋。


大座法師池から牟礼駅までは長い下り。しかし、なかなか脚は回復せず、牟礼駅からサンクゼールエイドまでの上りが異常にきつい。

サンクゼールエイドで最後の補給。パンにジャムをつけまくって食べた。パンがなかなかうまい。しかし、のど渇く。


ゴールまで残り14km。しかし、ほとんど上り。「上り○km」という看板が立っているので、それを見て、頭の中で「あと○km」とつぶやきながら登る。残り4、5kmのところに魔女が居た。ほうきでゴールまで運んで貰いたいものである。もうへろへろだったが、残り少ないと思ったら何とか踏めた。残り1kmあたりから傾斜が緩くなったので、アウターに入れて加速。ゴールのアナウンスが聞こえ、ゴールゲートが見えた時の嬉しかったこと!

ゴール後の温かい汁とおこわなどが、嬉しかった。


サイコン読みで所要時間は7時間ほど。実働6時間弱というところか。上りはきついし下りは緊張感あるし、坂は大変だったけれど、すばらしい秋晴れで風景を思い切り楽しめたし、美味しいものたくさん食べられたので、きつい分以上にいいことあったな、という感じ。来年はもし日程が合えばまた出走しようかと思う。

さて、来週はグランフォンド糸魚川。1日経っても脚はまだへろへろのままで、大丈夫なのかな。

どじょう

2013-09-30 22:00:32 | 自然いろいろ
近くの用水路の水量が少なくなった。下の子が「ここの水が少なくなるとドジョウが居るんだよ」という。早速水が溜まっていそうな所を探してみると、いた。1、2m位の範囲で3、4匹見つけた。コンクリートで固められた用水路なんだけれど、どこでどうやって生活していたんだろう。当然もう田んぼには水がなくなっている時期だから、田んぼから流れてきたとも思えないし。
1時間ほどして同じ所を通ったが、ドジョウはもう居なかった。どこへ行ったのかも謎だ。