森男の活動報告綴

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ルノーFT17 BC自由学園仕様 メンモデル 1/35 (Renault FT17 Ver. team BC libres High School MENG MODEL 1/35))

2019年09月22日 | AFVの模型
今回はメンモデルのルノーFTを紹介します。ご覧の通り、ガルパン仕様です。前回のエントリーで、ARL44を買ったことを書いてたら必然的に最終章第2話を思い出し、「あ、それなら次にこれ紹介しよう」となったというわけです。
今はプラッツからガルパンバージョンのキットが発売されてますね。これは、モンモデルの通常版です。それをBC自由学園仕様に改造しました。なので、プラッツ版とちょっと違うかもです。月刊ホビージャパン2018年2月号に作例として掲載されたものです。

ご存知の通り、ガルパンの劇中車は各車とも実物とちょこちょこ違うところがあります。このルノーも例外ではありません。編集部からいただいた設定資料(といっても特別なものでなく、公式HPに掲載されているものです)を元に出来るだけ忠実に作ったつもりです。
資料を見ると、結構たくさん差異があり、ピックアップするのがなかなか大変でした。でも工作自体は特に難しいところはなかったように思います。記事にそれなりに詳しく変更点と改造方法を書いてますので、興味のある方は誌面をご覧下さい(すいません)。まあでも、ちょっとだけアレコレ書いてみます。記事と重複してる箇所もありますが、あらかじめご了承下さい。

車体色は、劇中ではもっと色が濃くてジャーマングレーみたいな感じなのですが、好みで青を強くしました。小さい戦車かつディテールが細かいので、色が濃いといろいろと全体的に埋没しちゃうんですよね。
しかしちょっと青すぎたかも、、。と思いつつ、これくらいの方がBCの制服の青に合うんじゃないかなあ、と悦に入ってたり(笑)。塗装は全体的におとなしめにしています。ウェザリングもほとんどしてません。劇中では泥や埃で汚れたりしてませんから、ハードなウェザリングはやっぱ似合いませんよね。

記事にも書きましたが、この車体上面後部(マリー様の座布団が置いてあるあたり)と車体側面の合いがもひとつです。私の作り方が悪いのかなあ、と思ってたのですが、キットを作ったことのある人からも同様な話を聞いたので、まあそんな感じのようです。多分、車内のパーツが干渉してるんじゃないかと。モンモデル版の車内はこんな感じです。メチャクチャ凄い再現度です。ルノーFTの決定版キット、と言っていいんじゃないかと思います。

で、干渉しているのはラジエターのパーツだったような、、。でも、記憶がおぼろげです。プラッツ版はエンジンパーツその他がないそうなので、隙間なく組めるのかな?

製作時は、最終章の第1話公開前でしたので、どういうキャラが乗って、どういう風に活躍するのか知りませんでした。知ってたら、フィギュアはともかく座布団くらい置きたかったところです(笑)


キャタピラは、1ピース1パーツのはめ込み式なので組み立ては簡単です。ガンメタル(クレオスのシルバーとブラックを混ぜたやつ。こうすると塗料の伸びと発色がよく、筆でも普通に塗れるのでお薦め)を塗ってから、鉛筆でエッジをこすって光沢を出してます。平面部は、綿棒でムラをならすとイイ感じです。鉛筆は、手近で簡単な割にとても効果的なマテリアルなのでお薦めです。
タイトル部は、ザラ紙に文字をプリントしただけのもの。それに校章のデカールを台紙ごと切り取って(立体感を出すため)貼り付けてます。デカールはモデルカステンのもの。カステンのBCの校章は、なぜか中央部のぎざぎざが透明になってます(劇中では白)。なので、そこをアクリル絵具でタッチアップしてます。プラッツ版では白になってるのかな?

ワイヤーは近所のホームセンターで売ってたやつ。ガスコンロで焼くと、すぐまっ赤になりますので、水にジュッとつけてやります。それくらいいぢめてやると、それなりに柔軟になってくれます。
ハートマークのデカールはガイアの「おうちdeデカール」で自作。なので拡大するとちょっとガビガビです。ほんとは、このハート部分にL字型の金具が3つ付いてるんですが、付け忘れてしまいました。作例を編集部に送って、原稿を書いてるときに気付いたんですが「細かいところだしまあいいか!ワハハ!」と済ませてました(コラ)。

んが、その後劇場に第1話を観にいったら、このハートと金具が大アップになってるカットがありました(笑)。それを見て椅子からずり落ちそうになったのはなんかいい思い出です(遠い目)。

尾ソリの部分もちょこちょこ変わってます。オリジナルのこの辺はなんだかんだでメンドクサかった(以前作りました。後述)ので、かなり楽だったような記憶があります。

劇中車では転輪カバー中央部にある銘板がありません。銘板は案外大きくて、あるとないとで見た目の印象が変わってくるような。
銘板は文字がアレコレ入ってるので、なくしたのは作画の効率をよくするためめかと思います。しかし、劇中車としての個性を出す目的もあったのかな、とも。ご存知の通り、ガルパンのこの辺の設定ってかなり細かいのでひょっとするかもですね。

銘板のモールドは凸だけじゃなくて凹部分もあるので、パテを盛るなどちょっとメンドクサイ加工が必要です。でも、やるだけの価値はある箇所じゃないかと思います。

というわけでお終いです。ルノーFTはとても好きな戦車です。なんというか、可愛いですよね(笑)。これの前に、オリジナル版もHJ誌の作例で作らせてもらいました。WWⅠのジオラマです。

モンモデルのこのキットは、とても素晴らしくて「また作りたいなあ」と思ってたので、ガルパン仕様でも作ることができてほんと嬉しかったですね。

このジオラマも過去のエントリーで紹介してますので、よろしければご覧下さい。
その1
その2

ルノーは日本軍バージョンでいつか作りたいなあと思ってます。とても好きなキットなので実は在庫がまだ1つあるという(笑)。

話をガルパンに戻すと、第2話もよかったですね。マリー様はただのあんぽんたんな隊長(ごめん)かと思ってたら、いざというときにバシッと決めてくれてちょっと感動。押田と安藤が、やっぱ仲悪かったというのも良かった(笑)

「んじゃ、模型の写真ばっかもなんだし、その辺のキャラを誰か描くか」と思ってグリグリやって、ふと気付くと出来上がってたのが知波単の玉田(笑)

日本軍って、やっぱ頭固いし精神主義だし弾もないし(笑)そりゃ負けるよねー、とか思いつつも、でも、やっぱ、だからいいんだよな、と思っちゃう自分がいることも否定できないわけです。玉田は知波単の中でも、そんな日本軍っぽいファナティックなキャラなので、とてもいいなあと(笑)。「なんだと貴様ぁ!!」って、女の子の言うセリフじゃないし(笑)。

以前の知波単は、とにかく何がなんでも「突撃一番!」(コラーっ!!)って感じでよかったんですけど、最近なんか知恵が付き出して(笑)つまんないといえばつまんないですね。でも、福田ちゃんがいろいろ心配するのもよく分かるし、、、というわけで、そんなこんなで第3話で知波単がどんな散華っぷり(決定事項かよ!)を見せてくれるのか楽しみでありますね。

というわけで「ルノーFTはいいなあ!」と思ってます、ほんと。

あ、最後にもう一つ。前回のエントリーで告知しました徳島モデラーズ倶楽部の展示会は盛況のうちに無事終了しました。来場して下さった皆様、本当にありがとうございました。

で、このブログの読者という隣県の中学生の子が、告知を見て作品を持って来てくれたんですよ。びっくり&めっちゃ嬉しかったです。日本戦車が好きだそうで、大したもんだと感心。将来有望であります。頑張ってや!来年も来てちょーだいね!

いやほんと「ブログやっててよかったなあ!」としみじみしましたねえ、、。これからも、頑張ってあることないことUPしていく所存であります!押忍!

それでは。





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