~空からの贈りもの~

「森のこもれび」の山崎直のブログです。

8月15日に思う

2022-08-15 23:00:19 | 日記

今日は8月15日

77回目の終戦記念日です。

戦争を知らない私たちですが、

ロシアのウクライナ侵攻を

見ていて、戦争とはこんなにも

簡単に始まってしまうもの

なのかと、驚きました。

そして、一旦始まったら

終わらすことが、これほど

難しいとは…

戦争が終わらない限り

人は死んでいくのです。

だから正義の戦争など

ないのです。

新聞の「平和の俳句」に

選ばれた87歳の笹野節子さん

の俳句が心から離れません。

 銃を捨て

 まいて下さいヒマワリを

さだまさしさんの

「キーウから遠く離れて」の

歌も響いてきます。

キーウから遠く離れて さだまさし

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初女さんからの伝言

2022-08-12 23:40:42 | 日記

今日は何を書こうかなと

思った時に、ふっと浮かんで

来たのが初女さんの詩です。

前にも載せましたが、これは

初女さんからの伝言であり

道しるべでもあると思って

いるので、心に刻んで

行きたいと思います。

私たちは今、混迷の時代を

生きています。

気持ちがささくれだつときも

あります。

心がゆれ動くときもあります。

でも、どうぞそこから

逃げないで。

自然のままに受けとめて。

芯が一本通っているので

あれば、ゆれ動いても、

いいではないですか。

結果ばかりを急ぐ事は

ないでしょう?

”今のあなた”ができることを

続けていけばいい。

ちいさいと思われることも。

ひとつひとつ、大事にして

いけばいい

今、私がのぞむのは、

「展開」ではなく「融合」です

支え合って、とけあってこそ、

大きな流れは生まれるものです

多様なものが、多様なまま

共にいきていく

「生物多様性」という

言葉の意味を考えながら

生きることが、未来を切り開く

ことにつながると

私は思うのです。

人にも、ものにもいのちが

あって、そのいのちが

響きあう中で、私たちは

生きています。

人に

自然に

感謝する心を忘れないで。

それが私の、願いです。

雪深い里から

私は今日も

祈りの鐘を鳴らしています。

     佐藤 初女

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自然のチカラ

2022-08-10 23:49:37 | 日記

最近、空の美しさに唯々

見とれてしまうことが

あります。

虹や彩雲も前より見られる

ようになりました。

地上ではコロナウィルスに

人々が怯えているというのに…

そんな中で空を見上げると

希望を感じるのです。

暑い日差しの中でも、秋の

風を感じるようになりました。

何があっても春の次に夏が

来て、夏の後には秋が巡って

来る、この自然の誠実さに

救われる思いがします。

子どもを亡くし、悲しみの

日々にあった時、私はこの

季節の巡りに支えられました。

自然って凄いなと思います。

初女さんは、直ぐに答えが

出せないことがあると、

「自然に任せましょう」と

言われました。

その言葉を聞くと、安心し

穏やかな気持ちになれました。

考えてみると、私達人間も

自然の一部なんですよね。

そのことを忘れて、自然を

コントロールできると錯覚

していますが…

でも、魂は知っているのですね

だから、自然のチカラによって

人は再生されるのです。

『鳥はどうして飛んで

いるのでしょうか。

きれいな花を咲かせるのは

どうしてでしょう。

誰も答えることができませんが

これが感謝です。

こういうことを深くとらえない

人もいますが、すべてが感謝

ですし、感謝は生活の上で

基本的なことです。

”感謝”は、わたしのいちばん

好きな言葉です。

        佐藤 初女』

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黒くなった梅干しが教えてくれたこと

2022-08-09 23:38:33 | 日記

一昨日、充分干して瓶に

しまってあった梅干しを

今日は涼しいからもう一度

干してみようかと思い、蓋を

開けたら、何とシソがドロド

になり、あれだけ丹精込めた

梅干しが黒くなっているのです。

頭が真っ白になりました。

シソを揉んだ時の塩が足らな

かったのです。

毎年漬けているのに、こんな

失敗をするなんてと、ひどく

落ち込みました。

森のイスキアの梅干し担当の

スタッフに電話をして相談

しましたが、これはもう

どうしようもないと思い

黒くなったシソと梅干しを

捨てようとビニール袋に

入れました。

大丈夫だった梅干しの方が多い

からと、自分を納得させようと

しましたが、それでもどうしても

引っかかるものがあったので

初女さんがとても信頼していた

Kさんに電話をすると、

このことの意味を示唆して

下さいました。

思いあがっていた自分にも

大いに反省し、ひと月前に

「おむすび講習会に使って」と

梅干しを送ってきてくれた

イスキアスタッフに再び心から

感謝を伝えました。

そして、今回は黒くなった

梅とシソは捨てるしかない

と思っていたのですが、

そのことを話したら、Y先生から

物凄く叱られました。

「貴方が、息子を亡くした時に

作ったお味噌は悲しみの為に

発酵しなかったでしょ。

そのお味噌が十年以上経って

薬になるほどよいお味噌に

なったの忘れたの。

黒くカビたご飯が、蘇ったのを

見ていたでしょ。

そのことを何も生かしてない

黒くなった梅干しも、心を

尽くせば薬になるの!…」

こんなに叱られたのは何年振り

だったことか…

直ぐに梅干しとシソをゴミ袋

から取り出し、塩水で洗い

謝り、祈り、祭壇に供え

翌日、お日様に干したら、梅も

シソもドロドロから蘇えったの

です。

この体験は一生もののギフト

です。

大切なことを、私の心に刻んて

くれました。

初女さんの言葉が身に沁みて

きます。


すべてのものに命があるから、

食べ物を捨てることには、

こころが痛みます。

ちょっとした機転で、

最後まで素材の命を生かす

ことができるのです。

      佐藤 初女

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初女さんの人参のクルミ白和え

2022-08-08 22:16:09 | 日記

本当に何年振りかで

初女さんが、イスキアの

トレードマークと言っていた

人参のクルミ白和えを作り

ました。

作りながら、クルミの甘皮を

楊枝で初女さんと取ったことが

思い出されました。

私が、まあいいか~と思って

すり鉢に入れたクルミを、

初女さんが、そっと取って

きれいにしてくれたこと…

お豆腐を湯がくときに

「お豆腐がぐらっと揺れたら

直ぐに上げるの」と言われて

じっと鍋を見つめていた

初女さん

たった一つの料理の中にある

初女さんとの思い出の数々

初女さんが料理に向かう時の

真剣さを思い出し、私も

心を尽くして作りました。

自信がなくて、なかなか

作れなかった人参のクルミ和え

ですが、初女さんの味に

近いかな?と思える美味しさで

自分でもびっくりしました。

『調理には生きる姿があらわれ

ます。』と、言っていた

初女さん。

初女さんのお料理を作ると

気持ちがシャンとするのは

初女さんの生きる姿を感じる

からなのでしょうか…

初女さんのお料理はどれも

みんな美味しかった~

次はカボチャのスープを

作ろうかな?

ミキサーを使わず、すり鉢で

作る初女さんのスープは

絶品でした~

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8月6日に思う…

2022-08-06 23:18:15 | 日記

今日は8月6日

広島原爆の日

戦争が過去の出来事と

捉えらえなくなっている今、

早乙女勝元さんの「平和は

歩いて来ない」という言葉が

重く響いてきます。

ノーベル物理学賞を受賞した

益川敏英さんは「憲法9条は

日本の宝。改憲を叫ぶ人は

交戦権が欲しいのでしょう。

二百年たったら戦争はなくなる

僕は人間を信じているから…」

と、言われていたそうです。

二百年か…

その時まで地球が持ちこたえて

いるだろうか…なんて思って

しまうのです。

過去から学ぶことが大切で

あることを歴史は語っています

8月6日に、いつも読む詩を

今年も読もう…

 

 『生ましめんかな』

こわれたビルディングの

地下室の夜だった。

原子爆弾の負傷者たちは

ローソク1本ない暗い

地下室をうずめて、

いっぱいだった。

生ぐさい血の匂い、死臭。

汗くさい人いきれ、

うめきごえ

その中から不思議な声が

聞こえて来た。

「赤ん坊が生まれる」と

言うのだ。

この地獄の底のような

地下室で今、若い女が

産気づいているのだ。

マッチ1本ないくらがりで

どうしたらいいのだろう

人々は自分の痛みを忘れて

気づかった。

と、「私が産婆です。私が

生ませましょう」と言ったのは

さっきまでうめいていた

重傷者だ。

かくてくらがりの地獄の底で

新しい生命は生まれた。

かくてあかつきを待たず産婆は

血まみれのまま死んだ。

生ましめんかな

生ましめんかな

己が命捨つとも

   栗原 貞子

 

 

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初女さんに包まれて…

2022-08-04 21:08:19 | 日記

2日前に公開された

初女さんと龍村監督の対談の

動画を観ていたら、無性に

森のイスキアに行きたく

なりました。

何だか初女さんに抱かれて

いるような気持になりました。

亡くなった息子さん

芳信さんのお話には、

母としての初女さんの深い

思いを感じました。

少し長い動画ですが、初女さん

と出会って、初女さんに

包まれて下さい。

 

佐藤初女 x 龍村仁 AWARENESS(THE HARMONY OF GAIA)2009

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地球の声が聴こえますか?

2022-08-03 23:27:08 | 日記

大坂に行った時に鍼灸院の

先生に診て頂き、「睡眠時間が

足らない、よう頑張っているよ

この体…」と言われたので、

早寝を心掛けたのですが、

この暑さで眠れず、又しても

寝不足…

そんな朝に友人から来た

メールに書いてあったことが

「毎日、暑いですね。

地球の声かと思うと、この暑さ

も愛おしいです…」

そうか、この暑さは地球の声

なんだ。

そう思うと「よう頑張っている

この地球!

地球の為に何かしたい!」と

いう思いになりました。

私に『地球の声が聴こえま

か』と、問いかけてくれた映画

それは、地球交響曲

ガイアシンフォニーです。

その龍村監督の動画が今日

れて来ました。

少し長いですが、監督からの

メッセージ、今聴くと深く心に

響いてきます。


ドキュメンタリー映画『地球交響曲』龍村仁 出演者を語る「秘められた宝探しの旅」#4 直感 / ユニバース

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ホモサピエンス

2022-08-01 22:09:17 | 日記

今日は8月1日

1日は初女さんの月命日です。

いつもは、それだけで体が

シャンとなるのに、この暑さ

何だかうだうだしてます。

昨日は大阪で岡本太郎展に

行ってきました。

作品の放つエネルギーが

もの凄いパワーでした。

岡本太郎氏は、人に聞かれた

時に「本職は人間だ!」と、

言っていたそうです。

凄い答えだなって思います。

真剣に生きてなきゃ言えない

言葉ですよね。

初女さんは、どこを切り取って

も、初女さんの生き方が

見えて来る、本当に稀有な

方でした。

もし、誰かに「貴方はどう

なの?」と、問われたら、

迷ったりするのに、人間とし

どうなのと、言われると

背筋がピンとなる

のは、とうしてでしょう。

不思議です。

 今、イスラエルの歴史学者

哲学者であるハラリ氏の

「サピエンス全史」の漫画版を

読みだしました。

漫画といえども、凄い内容で

ホモサピエンスの歴史が書いて

あります。

何種ものヒトの中から唯一

生きのこったのが、

ホモサピエンス!

一番強いわけではなかった

のに、なぜでしょう?

この本を読み終えたら、

人類の歴史がわかるかな?

私たちはホモサピエンスであり

地球人なのだということを

自分のこととして、捉えられる

ようになるでしょうか…

楽しみです。

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