mo-diary

酔生夢死ってわけでもないけれど、、、日々雑感

天草松島温泉「天空の船」1泊旅行④[完]〔「天空の船」2日目、帰路観光編〕

2024年05月31日 | 旅行記

翌朝。今日も晴のようです。内風呂と露天風呂の昨晩の温泉を落として新しい温泉を満たします。

(やっぱり熱すぎるので加水して適温に。)

朝食は7:30から9:00の間の好きな時間にレストランに行くシステム。チェックアウトが11:00ですので、朝食後の時間をゆっくり取りたいので7:30に行くことにしました。カートで送ってもらってレストランに入ると、案内された席は船の舳先、一番いい窓際の席でした。

(なるほど、船で天草の海を航海しているような感じになります、、、「天空の船」ですね。)

席に座ると眼下にヴィラが見えます。

(AとBは見えますが、パノラマビュータイプはこんもりした森の向こうで見えません。)

朝食の献立。

前菜の盛り合わせ、スープ、サラダ、パンと、季節のフルーツ・ヨーグルトが最初に出てきます。

(本日のスープ、何のスープか失念しました。サラダの野菜がうまい!)

バンのバスケットの陰に隠れている前菜の盛り合わせです。

(左から、チーズ(リコッタだと思います)、生ハム、サーモン、小魚の南蛮漬け(多分キビナゴ)。)

ちょうどいいタイミングで、オムレツプレート(地卵のフリッタータ、梅肉ポークのソーセージ、鯛の塩麹焼き)が出てきます。

(普通の鯛の切り身に見えますが、天草の鯛の美味しさは一味違うと思います。)

ほぼ同時に白身魚とアオサの雑炊も出されます。

(新鮮なのか、アオサがシャキッとしています。出汁と塩味が絶妙でハイレベルな雑炊です。おかわりできます。)

飲み物は、各種ジュース、牛乳、コーヒーなどをドリンクコーナーでセルフで。食事終わりにホットコーヒーを飲みながら、朝の絶景をしばし堪能しました。食後はレストラン棟(フロント棟)周りを軽く散策してみます。

(昨晩の夜の写メは左舷を撮りましたが、今朝は右舷の写メを。実際の景色はパノラマでまさに絶景。)

レストランの裏手にはちょっとした展望台があります。そこからホテル側を見ると、本館の全景が良く分かります。

(ホテルの公式サイトによると、テラスに露天風呂の付いた大きなワンルームタイプの部屋のようです。)

展望台からの海側の景色です。

(ヴィラへの坂の途中からと同じ方向の景色ですが、展望台の方が位置が高いのでやや見下ろす感じになります。)

展望台からはパノラマとまではいきませんが結構視界が広く、ヴィラの方向の眺望もなかなかのものです。

(遠くに霞む大きな陸地は島原半島。)

展望台を離れて駐車場の方へ行ってみます。ホテルの敷地の横にこんな感じの案内板があります。

(「天草五橋(天草パールライン)」とスポット名がありますが、五橋全てが見えるわけではありません。五橋のひとつ(4号橋)が良く見えるという意味だと思われます。)

食後の散策はこれくらいにしてヴィラへ戻ります。今回の滞在で最初で最後の徒歩での戻りです。(笑)

(坂の途中、マツに留まっていた猛禽類がまさに飛び立った瞬間を偶然写メ。)

ヴィラAに到着しましたが、パノラマビュータイプのヴィラを見てみようということで、カート道を進んでみました。

(この奥に見えるのがパノラマビュータイプのヴィラ。さすがにこれ以上は進みづらく、位置確認をして終わり。(笑))

部屋に戻ってチェックアウトまでゆっくりと過ごします。

(贅沢にかけ流し状態にして温泉三昧。)

せっかくなのでコーヒーマシーンを使ってみることに。

(中央の❝未来的な❞形をしたのがコーヒーマシーン。そして、カップ&ソーサーは高浜焼(寿芳窯)。)

コーヒーが詰められているカートリッジに適切な水量が書かれていますので、マシーン側にその水量を入力してスタート。

(このカップにちょうどいい量でフィニッシュしました。)

テラスでのんびりコーヒータイム。

(海松紋(みるもん)のカップで天草の海を見ながら飲むコーヒー、最高です。いい風が吹き抜けて気持ちいい。)

この後も最後まで温泉を楽しんで、いよいよチェックアウトです。お迎えのカートに乗ってフロント棟へ。以前泊まった「天使の梯子」も今回の「天空の船」も最高でしたので、次回は昨年オープンした「天ノ寂」に泊まってみたい、、、などと思いながらホテルを出発します。

さて、帰路となる本日のプランは少々変更ありです。昨日昼食で立ち寄った「華紋」でペアで購入した高浜焼(寿芳窯)のくまモンのコップですが、妻が追加購入したいとのことで、帰路にも立ち寄ることにしました。「華紋」の開店時刻には少し早いので、ホテルから10分とかからない「高舞登山」(たかぶとやま)の展望台に行ってみます。

(上天草(上島)には数々の展望台がありますが、どうやらここはマイナースポットのようです。5台ほどの駐車スペースには私たちの車だけ。)

九州自然歩道のルートになっていて低山登山も楽しめます。

(九州を旅していると、時々この九州自然歩道の道標を見かけます。)

駐車場から階段を少々上って50mほど進むと展望台が見えてきます。

(ここが山頂かどうか分かりませんが、高舞登山、標高117mです。)

高舞登山展望台からは天草五橋を全て見渡すことができます。

(説明板あり。これがないと、どの橋が天草五橋なのか、全然分かりません。(笑))

景色の方は絶景です。

(中央に見える、海に張り出した円形の建物は「海中水族館シードーナツ」。その近くの橋はホテルからも見えた4号橋(前島橋)。)

パーンすると、遠くに島原半島、普賢岳もクリアに見えます。

(一番高いのが普賢岳。)

高舞登山展望台、穴場スポットかもしれません。(が、天草訪問初回なら、まずはメジャーどころの「倉岳神社」からの眺望をおススメします。(笑))

高舞登山展望台を出発して「華紋」へ向かいます。帰路の通り道なのでコースロスは全くありません。

(まさかの「華紋」再訪。(笑))

食事処も器のお店もレジは同じで、昨日昼食のお会計をしてくれたおばさまが私たちの再訪に驚いていました。くまモンのコップの見立ては妻にお任せ。昨日の2個に本日3個追加して、こうなっております。(笑)

(帰宅後記念撮影。(笑))

次は、宇土半島の南岸、道の駅不知火の近く、海中鳥居を拝むことができる「永尾剱神社」(えいのおつるぎ)へ向かいます。海中鳥居と言えば、九州勤務時代に竹崎蟹を食べようと佐賀の太良町の「蟹御殿」に行った時に見た景色や、更にもっと昔ブログを始める前、対馬に行った時に見た「和多都美神社」(わだつみ)の海中鳥居に魅せられて、チャンスがあれば訪れています。

(ネットでもほとんど情報が出てこない永尾剱神社の駐車場の場所。実際に行ってみると、大通りの脇にさりげなく出ている看板(この写メと同じ看板)を見逃さなければ迷わずたどり着けます。私は一度通り過ぎてしまい引き返しました。(笑))

見たい景色はこちらです。

(神社の拝殿の中に紹介のため掲示されていた雑誌の見開き。)

ポイントは潮の状態です。満潮前後なら海中鳥居、潮が引いていれば微妙な感じとなりますが、さてどうか、、、。

(微妙なパターンでした。(笑) それでも雰囲気はあります。合掌。)

永尾剱神社へお参りのために短い石段を上ります。その上った所からの景色はこんな感じ。

(干潮です。(笑))

ではお参りを。

(結構歴史がありそうな風情を感じます。)

永尾剱神社は713年創建。御祭神は「海童神」(わだつみのかみ)。エイの絵馬に願い事を書いて、海に立つ鳥居近くで奉納することで知られています。

(「わだつみさま」。初穂料200円也。)

境内のど真ん中に土俵があります。

(参拝記念のこの看板の写真は、旧暦の8月1日の「八朔祭り」の時、沖合に現れる「不知火」の光の列と海中鳥居。この幻想的な景色を見るために祭りの時は境内に多くの観光客が来るそうです。)

拝殿には自由に上がることができます。エイの絵馬に願い事を書きます。

(「海童神への願い」には「海童神がエイの背中に乗って現れた海の入り口に建つ海中鳥居は、引き潮の時だけ渡ってお参りすることができます。この一日に数時間だけ現れる参道を通り、海水に溶けてなくなるエイの折り紙に願いを込め、海の神様(海童神)に向け鳥居前の海底にエイをお供えください。海水で清められ願いも浄化することでしょう。」と書かれています。)

これがエイの絵馬です。

(ここに願い事を書きます。自分で海中鳥居前にお供えできなくても、神職がちゃんと奉納してくれますので、お隣の三方(台)に載せておけばOKです。)

書き置きの御朱印が納められているケースがありましたが、どうやら在庫なしのようで、残念ながら御朱印はいただけませんでした。

帰路も松橋ICから九州道に入ります。お気に入りの北熊本SAが大規模な改装工事中なので、昼食は玉名PAで食べることにしました。

(「モテナス玉名」。)

昼食は軽めにこれにしておきます。玉名名物(ではないかもしれませんが)の焼きそば。

(目玉焼きがトッピングされているので、大分の日田焼きそばの名店「想夫恋」をイメージします。)

実食です。

(焼きそばとして美味しいですが、「想夫恋」とは全く別物ですね。どっちが美味しいかと問われれば、「想夫恋」の圧勝かな。※個人的見解です。(笑))

小ぢんまりとしたPAですが、お土産物の品ぞろえに気が利いているように思いました。何とここで「1592」(ヒゴクニ)に会えるとは。

(初めて「生チーズ饅頭 一五九二」を食べた時はその美味しさにすっかりファンになりました。「REBORN 1592」と漢字ではなくアラビア数字になっていますので、新シリーズなのかもしれませんが、迷わずお土産で購入。凍らせて半解凍で楽しみたいと思います。)

「モテナス玉名」、なかなかやります。北熊本SAが竣工するまでは玉名PAに立ち寄ることにしよう、と思っていたら、屋外にこの店が出ていました。

(私たちの注目は小籠包ではなく、いきなり団子。)

北熊本SAに立ち寄った時は必ず買っていた、私たちのお気に入りのいきなり団子。北熊本SAの店舗が臨時で玉名PAでやっているのかどうかは分かりませんが、店の雰囲気がかなり一致しているのと、熊本に来たらいきなり団子は食べとかないとということで、2個購入。物価高騰の折のためか、ちょっと小ぶりになったような気もしますが、美味しかったです。

さて、想像以上に楽しめた玉名PAを出発し、いよいよ最終目的地の八女の「お茶村 本店」に向かいます。前回訪れた時に買ったフィルターインボトルがなかなかの優れモノだったのですが、割れてしまったので、八女方面に来ることがあれば「お茶村」に寄ってまた買おうということでの立ち寄りです。

(「お茶村 本店」。営業している気配がありませんね。)

本日営業中であることは確認済みなのですが、この貼り紙を見て納得。

(新店舗!)

ということで、振り返れば新店舗がありました。

(めちゃめちゃ発展してる。(笑) 駐車場が爆発的に大きくなっています。)

2年ぶりの訪問ですが、変貌を遂げておりました。

(旧店舗のローカル感から一転、新店舗のオシャレ感にまだ戸惑っていますが、入店してみます。)

店舗内は2階建て?になっていて、1階はショップ、2階は喫茶?のようです。妻が言うには、2階からはお茶畑を見ながら飲食できるみたい、とのこと。ちなみに、この日のお茶畑はこんな感じ。

(黒い幕「寒冷紗」(かんれいしゃ)で覆われていました。)

寒冷紗はその名の通り霜対策だと思いますが、さすがにこの季節に霜は降りないだろうとネットで調べてみると、寒冷紗で覆うことで茶葉の色と味に変化をもたらす葉緑素を増加させる効果があるみたいです。

店内の話に戻って、私たちの目的の品、フィルターインボトル、2年前と同じようにありました。

(2年前は気付きませんでしたが、HARIO製なのですね。)

注ぎ口が広い新タイプも出ていましたが、ひとしきり迷った末、割れたタイプと同じボトルを購入。レジ前の❝ついで買い❞作戦にやられて米粉クッキーも買いました。(笑)

(抹茶やお茶(ほうじ茶)が練り込まれていますが、さすがお茶の生産者が作るクッキー、後日食べたところ、お茶の味が濃くて「お茶を食べている」みたいな感じで美味しかったです。)

夫婦ともに「お茶村 本店」の発展ぶり(というか変貌ぶり)に驚きましたが、目的を達することができて満足の立ち寄りでした。この後再び九州道に復帰して博多へ。レンタカーを返す前にいつもガソリンを満タンにしていたスタンドが閉店していて、これまた街の変化に驚きましたが、無事に車を返却、空港へ向かいました。

福岡空港では結構時間に余裕がありましたので、私が荷物番を引き受けて、妻にお土産物を見て来てもらいました。以前いただいたこの海苔がとても美味しかったので、妻が大人買いしてきました。(笑)

(「江の浦海苔本舗」の「塩のり」。)

夕食はコンビニおにぎりで軽く済ませて保安検査場へ向かいます。「荷物からパソコンを出さないといけないのかぁ。」と毎度面倒に思うのですが、何と、福岡空港も羽田空港と同じ設備を入れたようで、パソコンもペットボトルもカバンに入れたままでOK。福岡空港の唯一の?弱点が解消されました。年に2回の来福でも来るたびに変化していることを空港でも実感しました。

帰路のフライトは10分遅れの出発となりましたが、無事に羽田空港に到着。

(22時を過ぎていたと思います。ガランとした第2ターミナル。)

この後車で帰宅。今回の天草松島温泉「天空の船」1泊旅行も終わりました。次の九州旅行はどこに行こう。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする