お灸!

お灸にはまっています。 お灸や漢方などの勉強をまとめてみたいと思いました。 「個人的感想」ですけど...

灸痕?

2007-08-10 11:07:08 | Weblog
灸痕はあった方が良いのか、ない方が良いのか、難しい問題です。 深谷
先生も灸痕ができることで体内の免疫反応が強くなる、と言われていました
し、古くは養生訓でも灸痕ができる方が、どころではなく、「どうすれば確実
に灸痕が作れるか」ということを論じていました。 お灸のしゃ法・補法でも、
灸痕ができることが当たり前のこととして、その灸痕の上にこれらの技法が
構成されています。

残念なことに、これらの主張を裏付けるデータが十分でなく、実際のところ
は分かりません。 お灸については、プラセボ(偽薬)などを使った臨床実験
や、多数の患者を統計的に処理したデータがまだ揃わず、鍼灸師さんの
個人的意見にとどまってしまいます。

灸痕があった方が良いのか、無くても良いのか、結論は出ないですが、化膿
して生活に影響するようになっては困ります。 私の経験でも八分灸で十分
効果は上がっていますので、灸痕を作った方が効果は上がるとの結論が出た
としても、私は八分灸をお薦めします。

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