養育費・・・・別れた子どもへの思い、責任

　毎月第４水曜日は、議員団主催の「無料法律相談日」で、今日の担当は若い志田弁護士です。

 私担当の相談は、収入減による多重債務とのことで、それについては、一定の方向性が出たところで、相談者から離婚して妻に引き取られている子どもへの「養育費が払えない」という新たな問題が出されました。

　約束だし、子どもへの思い、責任があるから払いたいと言っても、「ない袖振れぬ」「サラ金借りて」は、問題の解決にはならないし・・・。　弁護士の助言で「家庭裁判所の調停を受ける」ことを提案し、その方向で進めることになり、時間のあるときはご一緒しますが、今回は６月議会も始まるので、場所、手続き方法など事細かに教えました。

　罪悪感にさいなまれて、しょ気返っている相談者に「今の状況を話して、払えるときが来たらしっかり払えばいいんだから。」と励ましたのですが、別れた妻と子どもたちのことを思うと・・・。　

  この景気後退は、こんな問題もはらんでいるのです、景気回復には日本経済の６割を占める個人消費を温めること、内需の拡大が一番の有効策なのです。