昨晩のニュースで、沖縄の仲井間知事が安倍首相と会談し、「沖縄振興策に多大な御高配を賜り感謝いたします。」とし、「ああ、これでよい正月を迎えられる」との感想を述べ、27日にでも辺野古埋め立て承認の可否、イヤ、承認を出すことが報じられました。
唖然としてしてしまいました。 とんでもありません。
安倍首相の示した内容は、従来の日米合意を一歩も出ておらず、 どこにオスプレイを配備するというのでしょうか。
首都の人口密集地の厚木基地に配備なら「断固反対」、沖縄振興策増額はどこから持ってくるのか!・・・・・とここまで書いて、
今日の赤旗新聞をよく読んでみると仲井真知事は「普天間に配備されている24機のうち、12機の「県外配備」を要請しているのに対し、安倍首相が示したのは「オスプレイの訓練等の約半分を県外で行う」というもの。
しかし、米軍も「既にオスプレイの訓練の約半分は沖縄県外で行われている」との認識を示していると記しています。
さらに「沖縄・伊江村にはオスプレイ用の着陸帯が6か所建設されるなど沖縄北部の訓練が激化しているとも記しています。
どこが負担軽減というのでしょうか。 本当に負担は軽減されるのでしょうか。
今朝の朝日新聞「天声人語」は
政府の手厚い沖縄振興予算に、仲井真知事は、「格別の御高配を賜りましたことに深く感謝申し上げます」と談話を出した。 この言葉が、ただちに過去と結びつく沖縄の人は少なくないはずだ。・・・・・(沖縄戦末期、太田少将が自決を前に打った電報の有名な一文「沖縄県民カク戦ヘリ 県民ニ対シ後世特別ノ御高配ヲ賜ランコトヲ)・・・・「御高配」の言葉はしばしば、政府が繰り出す露骨なアメを皮肉る表現として使われてきた・・・・戦後68年、本土と政府は報い方を誤ってきたとというほかない。 押しつけの愚を今また繰り返してはいないか・・・・と。
赤旗新聞一面は、「知事は不承認を」 辺野古埋め立てるな 県庁包む1500人の記事です。
明日は、もっと多くの行動が組まれることでしょう。
1月19日投票の名護市長選挙で「辺野古移設反対」の稲峰 進現市長の再選が目指して、年明け、友人たちが沖縄に応援に行きます。 私も行きたかったのですが、残念ながら日程が合わず断念しました。
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