宮応ふみ子のいきいきブログ

厚木基地のある神奈川県大和市の共産党市会議員の8期32年の活動を卒業。一市民として、マイペースで時々の活動を綴ります。 

五日市憲法草案と秘密保護法案の策動許さない!

2013年10月25日 | 平和、憲法,

 地域の集まりでFさんが10月20日の朝日新聞の切り抜きを持ってきました。
皇后・美智子さんの79歳の誕生日の記者会見の記事です。 

この1年で印象に残ったことを問われて、「5月の憲法記念日をはさみ、憲法論議が盛んであったこと、昨年1月、五日市郷土館(東京都あきる野市)で目にした民間による「五日市憲法草案」に言及。 明治憲法の公布に先立ち、地域の教員や農民らが討議を重ねた草案には、基本的人権の尊重や教育・言論の自由など記載されていたことを紹介し、近代日本の黎明期を生きた人々の熱い願いにふれ、感銘を覚えた」(一部略)と文書で回答されたと報道しています。  (東京新聞も10月20日付で報道しています。)

私は、不勉強でこの「五日市憲法草案をしりませんでしたので、早速調べてみました。
五日市憲法草案は明治14年に起草された204条からなる民間憲法草案で、基本的人権などが掲げられており、「あの時代に!」と驚くばかりですが、1968年(昭和43年)色川大吉東京経済大学教授により、旧家深沢家の土蔵から発見されたとのことです。
 しかし、明治政府は国会開会を遅らせ、自由民権運動の気勢をそらし、これら民間の憲法草案は、全く審議されることなく明治22年(1889年)「明治憲法」が制定されたのです。

五日市郷土館にぜひ行ってみたくなりましたし、それに逆行し、現在の安倍内閣は、国民の知る権利など基本的人権をないがしろにする「秘密保護法案」を、閣議決定し国会に提出しましたが、国民の世論でつぶさなければなりません。

その思いを強くした集まりでした。  Fさんありがとう。



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