やまと憲法9条の会には、南、中、北と3つの地域9条の会があります。中央地域では「大和駅9条の会」と名づけて、今日、つどいを開きました。
NHKの「その時歴史は動いた・満州からの引き上げ」のビデオと、地元に住む木元容子さんの「満州からの引き上げとその後の戦争孤児」のお話でした。 終戦間際のソ連の参戦とその後の引き上げ、「引き上げ」の対象は軍人だけで、民間人は現地での共存が当時の方針だったこと、暴行を受け、望まぬ妊娠をした女性は、引き上げ船が日本につく間際に、海に飛び込んで自らの命を絶ったこと、上陸後も国の方針で、堕胎の手術が野蛮な方法で行われたこと、「日本人の純血を保つために」の方針の下に。
私と3~4歳しか違わない木元さんの壮絶な体験に息をのむ思いでした。木元さんは、思い出したくもない経験を「カミングアウト」したのは、「戦争でこんな思いをする子どもを2度とつくってはならないの一念」と言われました。 その思いが深く心に沁みました。
ぜひ、多くの方に聞いていただきたいので、その節はご一報ください、ご紹介いたします。