委員会3日目、私の所属する厚生常任委員会が開かれました。 メインは子供の医療費窓口負担の無料化を、今までの「小学校入学前まで(満6歳)」を「小学校卒業まで(満12歳)」に引き上げるというものです。来年7月からでそのためのコンピューターのシステム改修費の補正予算も合わせて計上されています。
従前の費用は所得制限有りで、総額3億7000万円、対象児は12700人、新制度では7億8000万円、24000人で、支出増は4億1000万円とのこと。
提案理由で担当の部長は、「何よりも子供の命が大事との立場で提案」とのべました。
私は、子供の貧困が進む中、どの子も等しく病気の時は速やかに医療を受けやすくすることは重要、学校では保健室に駆け込んで薬をもらう子供が増えているとのこと、国保証を税滞納世帯の小中学生に交付しても、窓口での3割負担が重いこと、本来、この制度は国が行うべきことなどの立場からの質問、意見、討論を述べて、賛成しました。
しかし、神奈川ネットワーク運動の委員は、財政難の折、一挙に4億円の増は、如何なものか、「コンビニ受診」が増えるのではないかというような趣旨で反対をしました。
大和市は、12月1日から「やまと24時間健康相談」を開設しました。こどもから高齢者までの医療、健康、介護、育児などの相談に医師や保健師など専門職が応じるものです。(専門職が常駐する業者テイペックに委託、この業者はいくつもの自治体の委託を受けている。 フリーダイヤル 0120-244-810は無料。)
夜間などの急病は、慌てるものですが、状況に応じては、一呼吸おいて利用してみるのもよいのではないでしょうか。あくまでも状況に応じてです。 子供のインフルエンザ脳症のように一刻を争う事例もありますから。