宮応ふみ子のいきいきブログ

厚木基地のある神奈川県大和市の共産党市会議員の8期32年の活動を卒業。一市民として、マイペースで時々の活動を綴ります。 

大和市国保運営協議会・・・産科医療補償制度

2008年10月16日 | 福祉

 私が会長を務める国保運営協議会が午後6時半から開かれました。 開業医をされている委員さんが何人もいらっしゃるので夜の会議となりました。

 市長より「出産一時金の増額」についての諮問がなされ、 その内容は現在の35万円を38万円にする条例改正です。しかし、その増額の3万円は、平成21年1月から開始される産科医療補償制度」の保険料として同制度に加入する医療機関で出産した場合に支払うこととなり、保険者が負担することとなったために改正するというものです。 

 ウン? 出産は保険が効かず自己負担で総額50万円位かかるのです。それを補てんするものとして、出産後出産一時金が支給されるのですが、全額をカバーできませんから、その増額に誰も異存はないのですが、質疑の中でカンカン諤々となりました。

 福島県大野病院での出産時の医療事故で産婦人科医が逮捕された事件を機に医療補償制度を求める世論が高まりました。
 その一つの実現ですが、①来年1月とは、あまりに拙速 ②制度に加入するかは医療機関の判断(加入しない病院もある) ③国の負担はなく全額、保険者の負担 ④事故があって救済されるのは脳性マヒの事細かに定められた条件に該当する赤ちゃんのみ・・・などなど不十分な内容と思われるものでした。 条例上も金額の改正のみで理由などは一切条例化されないのです。 付帯意見を付け、賛成多数で答申することとなりました。

終了は午後9時、疲労困憊。 委員の皆さん「お疲れ様」でした。


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