ミセスMの毎日がチャレンジ

毎日の暮らしの中の知恵と工夫。 料理やダイエットへの挑戦日記。 仕事上の知識の公開(年金や資産管理など)。

やっぱり喧嘩はいけまへん。。。

2015年02月12日 | 社労士の目
 えらいこっちゃ
障害年金でご依頼のあった40歳代の女性。
認定日と現況の診断書を書いてもらう病院の先生が、二人とも以前同じ障害年金のほかの件で、ちょっとした問題が発生した先生でした。

 認定日の先生は、診断書を書いてもらうために、電話をして面談日と時間まで決めて伺ったのに、門前払いを食わされた。
会いもしてくれず、「患者から金をとって仕事をしてる社労士というやつがいる」と大きな声で話していた。

 看護師さんがあたしと先生の間を行ったり来たりして、通訳のような真似をして、結局「先生が、ご自分で診断書を書くので、手を引いてほしいといわれています」と言ってきた。
依頼者から言われたのなら、引き下がりもするが、なんであんたに言われなあかんねん。
患者さんからお金をもらって…って、そのまま返したるわ。

 すぐに依頼者に電話で事情を説明。
その病院でこれからも診察を続けたいと依頼者が言ったので、「先生が診断書を書くといっているので、そうしてもらってください」と言って、あたしは引き下がった。
結局、この依頼者はいまだに障害年金をもらえていない。
ちょっと、心残りです。

 現況の病院の先生は、10年間も通っているのに一向に回復せず、診断書の書き換えに伺った時も、こちらの言い分には一切耳を貸さず、奥さんの言葉にも疑ってかかってきた。
診断書の書き方を理解しておらず、説明しても、「そんな拡大解釈してたら、みんなうつ病や」と言い出す始末。

 結局再審査請求まで行ったけど、診断書の内容は覆すことができず、3級のまま。
奥さんの決心で、病院を変えてもらい、改定請求で2級を無事獲得することができた。

 それで今回の依頼者。
事情を説明しご自分で診断書の依頼をすることになった。
認定日の先生は、まぁ、患者さんからお金を取る悪徳社労士という見方は変わりないやろうけど、患者さんのためを思ってのことと考えると、いい先生かもしれへんし。

 ただ、現況の先生は、ご本人も病院を代りたいと思ってらしたようで、どの病院に代わるかであたしが出向くことにもなりそう。
患者さんが続けて診てほしいという先生なら依頼人の将来を憚って、こちらが引き下がることもありやけど、病院変わっても先生と縁を切りたいと思う患者さんに対しては、ケンカ売ってもええんちゃう

 本当は、そんなことしたくはないんやけど、これも成り行きで…。
後のこと考えんと・・・・。

 いつも患者さんをご紹介いただく、M先生のような方ばっかりやったら、患者さんも病気に向き合うことができるし、とても仕事もやり易い。
以前、M先生があたしに送っていただいたLineを本当は秘密なんやけど、あんましうれしくて載せたくなってしまいました。
先生ごめんね。

 「診断書書きは、憂鬱の種にすぎませんでしたが、ミセスMのお蔭で、今年からはいろんな人の顔や人生が見えてきて、意義深いことが納得できるようになりました。ありがとうございました」

 こんなあたしに、ありがとうとまで言っていただきました。
なんて素敵な先生なんでしょう。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。









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