そんな言い方ないんちゃう。。。

　先日町内の回覧板に、自転車につける安全カバーを近くの公園で配布します。
という広報が載っていた。
　今日の朝10時半からで、自転車に乗ってこられた方のみということやったので、アンポンタンを誘ってその公園へ行ってみた。
配布の時間まではまだ少しあったのに、もうすでに50人ほどが並んでる。

　時間になって、配布が始まった。
えっ、自転車に一つずつ取り付けてる。
今日は、確か100人分配布するって書いてたなぁ。
空模様も怪しくなって、後ろに並んでいた奥さんが、係員のところへ行って、なにやらいうてる。
私のすぐ後ろのおばちゃんが「あんなん言いに行ってもあかんのに、毎回同じこと言われてても、変われへんもん」
とグダグダ言い出した。

　帰ってきた奥さんに、「何言うてもあきまへんで、奥さんとしゃべってる間手が止まって、またおそなるだけや」
とせっかく行ってくれた奥さんに、逆に文句を言い出した。

　それにしても、お役所仕事である。
親切でやってるんやろうけど、クレームがきたらすぐに対処したらええのに。
つけるのも別に難しいわけやないし、お年寄りでどうしても・・・という人だけ付けてあげたらええやん。

　雨もポツリポツリ降り出してきた。
クレームを言いに行ってくれた奥さんのお陰か、雨のお陰か係の人が、カバーを配り始めた。
私のところへ来て、「着けてほしい方はいませんか」と聞いたとき、すぐ後ろのおばちゃんが、「もうええから、はよ配ってぇな」。

　帰って、アンポンタンが、「文句ばっかり言う人ってやっぱりおるんや」。
確かに・・・。
ハタで聞いていても、やっぱり見苦しいなぁ。
ただで、カバーを配ってくれた人も、文句を言いに行ってくれた奥さんにもちゃんと感謝セナね。

　自分が普段どんな言葉を言っているか、一寸気にかけようと思った瞬間でした。