ミセスMの毎日がチャレンジ

毎日の暮らしの中の知恵と工夫。 料理やダイエットへの挑戦日記。 仕事上の知識の公開(年金や資産管理など)。

労働相談。。。

2008年04月02日 | 社労士の目
 大阪社労士会で労働相談労働相談です。
なぜか今日は、めちゃめちゃ忙しかった。
相談時間は、1時から4時までやのに、4時に来られた人もいた。

 特に今日は、例の「年金特別便」が来たといって相談に来られた人が多かった。
中身を見て、びっくり。
皆さん間違いを見つけて一度、社保に相談に行かれている。
その回答が、すべてまたまた間違ってるんやもん。
ほんとに、ぶっ細工なことこの上ない。
何のための、「特別便」やといいたくなる。

 お一人は、自営業のご両親が娘が20歳になったときに、まだ任意加入やった昭和30年代に、結婚するまでの4年間ちゃんと入ってくれていたのにもかかわらず、「未加入」といわれた。
そんなはずはないといくら言っても「ないものはない」と取り合ってくれなかったらしい。
実際に記録をみると未加入になっている。
おんなじことを繰り返して話す女性の話を、じっくり聞いてあげていると、結婚前の旧姓で同姓同名の人がいるらしい
「おいおい、そんな大事なこと、ちゃんと調べなあかんやん」
「ないものはない」のではなくて、その同姓同名の人が、この相談者の記録を取ってしまっている可能性がある
そんな大切なことを、何でキチンと説明しないんやろ。
確認の仕方を指導して、もう一度違う社保で確認してもらうことを説明してお帰りいただいた。

 40年も前から左官のお仕事をされていた男性。
最近胸が痛くなって病院で見てもらったら、肺気胸といわれた。
胸に白い影があり、セメントが付着しているらしい。
仕事ができなくなって、生活が苦しくなってきている、何とかならないかというご相談でした。
明らかに「じん肺」です。
でも、個人事業所で労災に入ってないかもしれないらしい。
大丈夫、未加入は事業所の責任です。
そこで働いていた人に、未加入やから「だめです」とは言いません。
たとえ、事業所が廃業になっていたとしても、事業主がトンズラこいても、ちゃんと、労災と認められれば、治療や休業補償を受けられます。
「心配しないでキチンと、請求してくださいね」・・・と、説明してお帰りいただいた。

 相談に来られた方が、気持ちよく帰られる事は私にとっても、嬉しいことです。
じっくりお話を聞いて、解りやすく丁寧にお答えできるよう、日々勉強・・・です。

 それにしても、天満橋周辺の桜はもう満開で、お天気もよくって、早く終わっていれば、ちょっとそぞろ歩きしたかったなぁ。