ミセスMの毎日がチャレンジ

毎日の暮らしの中の知恵と工夫。 料理やダイエットへの挑戦日記。 仕事上の知識の公開(年金や資産管理など)。

法律は、知らないと損をします。。。

2006年08月28日 | 社労士の目
 「法律は、知らないと損をします。 知って初めてあなたを守ってくれるのです」

 この言葉は、私が社労士の勉強を始めて、法律のことを知り始めた頃に思っていた言葉。
事務所のパンフレットや、ダイレクトメールには、必ず書いていたもの。

 今改めて、そう思う。

 監督署では、労災1課というところで、「療養費」やら「休業補償」の支給決定の仕事をしている。

 「療養費」は、治療費を国が代わって支給してくれる制度。
「休業補償」は、労災で会社を休んで、お給料をもらえないときに、会社に変わって、国が補填してくれる制度。
労災事故で、怪我や病気をした人が、安心して治療に専念できる、とてもすぐれた国の施策です。

 特にこの、「休業補償」はとても手厚い。
事故前の3ヶ月間の給与で、平均賃金を出して、その約8割を保証してくれる。
もしお給料が低ければ、最低保証というのもある。

 この「休業補償」の補償期間は、治癒するか、もしくは1年6ヶ月たったとき。
という規定がある。
でも、1年6ヶ月たっていても、障害の状態になかったり、もう少し治療すれば治る可能性があると医者が判断したときは、いつまでも補償してくれる。

 たとえ、定年で退職していたり、会社から解雇されていても、ずっと続くのである。
当然、その間、通院したり、入院しているのだから、「療養費」も発生している。

 「ねっ、すごいでしょ」

 年金を払わなかったりして、国の施策にいちゃもんをつける人も多いけど、ヤッパリその恩恵にあずかっている人もいっぱいいることも知っておくべきやと思う。
 
 私も、そろそろNHKの受信料はらおっかな。。。
関係ないかぁ。