ここ数年で、販売されてる新しいオートバイを見ると、とにかくそれまでになかった「新しさ」を感じますよね。
特に「電子制御」の充実、機械的な要素しかなかったところから突然のように、どんどん一般化され装備されています。
ABSは同然で、トルクコントロールやスライドコントロール、パワーモードやクイックシフターなどなど。
ブレーキシステムに関しても単純なABSではなく、コーナーリングABSってものもあったりします。
メーター類を見ても液晶ディスプレイ化され、いろんな状態が確認出来るようにもなっています。
とにかく今のメーターに関しては、エレクトロニック感が半端ないですよね。(笑)
この流れ、初期は大型の高性能で高額なオートバイにのみ搭載されていましたが、
今ではミドルクラス以下のオートバイでも、それが採用されるようになっています。
もう、見ただけで「凄い」になっていますが、
ボクが感じるのは、要するに、クルマに搭載されてるものがオートバイにも引用されるようになったと言うことです。
突然のように、クルマの進化にオートバイが追いつこうとしてる。
そんな時代になって来たと思うんですよね。(笑)
スタイルに関しても、今の流行りを見るに「ソリッド」って共通のテーマが盛り込まれている気がします。
特にスピードを意識したモデルは全てにおいて同じですね。
多分ですが、このデザインのはしりは、1998年に登場した初代のヤマハ「YZR-R1」までさかのぼる気がします。
で、さらにそれを完璧なものにしたのが、カワサキ「ニンジャ」シリーズ。
他の車種は全てこれらから影響を受けてデザインされたもので、
今のオートバイのデザインに共通して言えるものだと考えられます。
また、タイヤは年々太くなる方向で、リアタイヤに関しては「17インチ-200mm」まで太くなっています。
ひと昔前を考えると、相当太くなってることが分かりますよね。
タイヤサイズに関しては太くなると「曲がる曲がらない」と賛否が意見が別れるところですが、
性能の向上で太くても、大丈夫になったんじゃないかって気がしています。
まぁ、ここまで見て来ても今のオートバイはとにかく「新しい」ですね。(笑)
この進化はどこまで行くのか?
先の流れはまだ明確ではありませんが、今のこの「デザインや装備」に関しては、まだまだしばらく続く気がします。
また、それが流行れば流行るほど、逆にアンチも増えて来て、
過去のオートバイに、新鮮さを求めるライダーも増える気がします。
今の新しいバイクに求められるのは、とにかく新しいが「新しい」であること。
見た目も含めて、それだけは間違いないですね!(笑)
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