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完全に忘れ去られてる?ヤマハ・XJ750A。(番外編vol.3640)

2023-06-23 00:04:59 | 日記

ヤマハの「XJ」シリーズと言えば、1970年代後半から1980年代前半にかけて登場したヤマハの人気モデルですが、一般的に知名度や人気が高かったのは、

400ccモデルの「XJ400E/D/Z」や、国内販売されてた大型バイクの「XJ750E」などが挙げられます。これらは、大抵の「XJ」ファンの方なら皆さんが

思い浮かべるデザインをしたモデルたちです。しかし「XJ」シリーズって実は異なるコンセプトとして多くのモデルが存在しており、もうすっかり忘れ去られ

てるモデルの中に今日ご紹介するこの「XJ750A」ってのがあったんですよね(笑) ちなみに名称の最後に付くアルファベットは「XJ」シリーズでも各車種

のバリエーションを指しており「E型」とか「Z型」とか「D型」とかで、見た目のフォルムも性能も異なるモデルとなってました。またこの「XJ750A」は

同時期に登場してた「XJ750E」の姉妹車となるのですが、それとの大きな違いはコンピューター(マイコン)が搭載されてるところや、フォグランプやタンク

からリアカウルまでの流れる斬新なデザインにありました。また「XJ」シリーズでもスポーツバイクと言うよりも大型クルーザーに分類されており、どちらかと

言えば「上級グレート」と位置付けとされていた様です、なので他にもアンチノーズダイブ機構(サスペンションの沈み込みを制御するもの)や、スッキリした

セパレート式のアップハンドルなどが搭載された高品質版だったんですよね。また海外に目を向けると、アメリカではそこそこ人気がった様で、売れたのですが

国内に関してはヤマハの思惑とは違い、あまり売れませんでした(笑) 結果としては登場した1981年のたった1年間だけの販売で終わっています。逆に姉妹車

となる「XJ750E」は国内でも人気があったので次のモデル「XJ750-Z/Z2」へと進化します。実は発売当時のヤマハとしては、どちらかと言うとこの「XJ750A」

を一番に推していたのですが、世間との食い違いみたいなモノがあったみたいですね。特に今じゃ当たり前となってる電子パネルに近いコンピューターを備えた

インジケーターもこの時代だとかなりの先取りとなりますしフォルムも斬新とされています。まぁ、当時が「試験時代」だった事もありますから、何が売れて

何が売れないのか?出してみなと分からないってものありましたしね(笑) で、一応詳細なスペックを見てみますと、エンジンは空冷式4スト並列4気筒DOHC

4バルブで、正式な排気量が748cc、最高出力は70psで、最大トルクが6.2kg、車重は乾燥重量で218kgとなっており、ガソリンタンク容量が満タンで19リットル

市街地での平均燃費が大体15kmと言った感じでした。またフレームはスチール製のダブルクレードル式で、機械式キャブレター、トランスミッションは5速MT、

フロントはダブルディスクでリアはドラム式、上記でも書きましたが世界初のフォグランプが搭載されており、細かな情報が確認出来るインジケーターを装備して

いました。で、ホイールサイズはフロントが19インチ、リアは18インチで、リアのサスペンションは2本サスとなっています。最後に現在の中古市場を見てみますと

大体安いもので80万円あたりから高いもので100万円前後で取引されてる様です。基本的には売れませんでしたから台数はかなり少なめで、見つけるのに苦労しそう

ですが、空冷式エンジンを搭載した大型のクルーザーバイクを求める方なら誰ともかぶらないお勧め車かもしれません。さて。今日はそんな忘れ去られたバイクと

言えるヤマハ「XJ750A」をご紹介しましたが、いかがだったでしょう!(笑)




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