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Good Frlend!(motovlog)

個人の好きなことを書くブログです。

30万円で新車、ヤマハ・FZS-FI。(番外編vol.3504)

2023-02-04 14:44:27 | 日記

最近になって日本でも多彩なジャンルのオートバイが多くの人の趣味として人気を呼んでいますが、それとは違い東南アジア各国に関しては日常の足として

低排気量(150cc以下)のオートバイが以前からかなり高い割合で普及してる事はご存知の方もいらっしゃると思うのですが、実際、特にスクーター系が

その需要の大半を占めているってのが現実にある様です。また2000年を超えた辺りから向こうで「若者向けのスポーツバイク」も供給する様になってきてる

んですよね。そんな中、インドヤマハで製造された、このヤマハ「FZ-FI」が、新しく2019年より登場します。またそのデラックス版として「FZS-FI」も

同時に販売されており、こちらに関しては日本国内でも輸入され販売されています。で、基本仕様ですがエンジン排気量は150cc(正式には149cc)で、

新車価格が標準モデルで227.500円(税込)デラックス版でも最高で347.600円(税込)と非常に安い価格帯となって売られています。ご想像通り、いわゆる

「コストパフォーマンス」に優れた車両となるのですが、昔の同一系と比較すると「安いから性能も悪い?」と言う事ではなくなって来ている様です。特に

この「FZS-FI」には新開発された、空冷式4スト単気筒SOHC2バルブエンジンを搭載しているのですが、車重(乾燥重量)137kgと軽い車体のお陰で思いの外

スムースな加速を感じる事が出来るモデルで、ブレーキに関しても一昔前のモデルと違い前後ともディスク化され、さらに標準でABSも装備されており、

トータル的にも優れたオートバイへと進化したものとなっています。それだけに現在でも日本国内で販売されてるのですが、そこそこ売れてる様なんですよね。

デザイン的にはヤマハのネイキッド「MT」シリーズを思わせる先進的なデザインをしており、タンクにはエアインテークがあったり、標準でアンダーカウルが

付いてたり、リアのタイヤガードや、安心して2人乗り出来る様にハンドバーや幅広のシートなどが装着されています。またエンジン出力が13.2psで、

最大トルクは1.3kg、ガソリンタンク容量が満タンで12リットルとなってて、市街地での平均燃費が大体35kmとなっています。計算すると400km以上無給油で

走るので趣味のバイクとしてツーリングも安心して遠出する事ができる仕様となってもいます。どうしても東南アジアやインドで生産されてるオートバイは

どことなくチープ感があり、国内で製造されてる低排気量と比較して性能面で劣ると思われがちですが、この「FZS-FI」に関してはハッキリ違うと言えそうです。

確かに驚く様な走りは期待出来ませんが、実は想像してる以上に走ります。また高速道路でも100kmで巡航が可能なので、昔あった空冷式の単気筒エンジンを

搭載した低排気量モデルより「最高速が高い」ものともなっています。また本国インドでは自動車が日本で買うより6倍高い状況があり、カローラでも超高級車

となってる為、大半の人は移動手段としてオートバイで対応してる状況があるのですが、それだけに「満足する車両の開発」に力を入れてる事が、この「FZS-FI」

の様な、高性能で優れたオートバイ製造に繋がってると考えられます。で、最後にこの「FZS-FI」の中古市場も見てみますと、大体初期モデル(2019年式〜)の

安いもので20万円あたりから、高いものだと新車価格と同様の34万円前後で取引されてる様です。さて、今日はインドで作られてるヤマハ「FZS-FI」をご紹介

しましたが、いかがだったでしょう!(笑)



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