まさに、この現象ここ最近、いや、ごくごく最近のお話しです。
昨年あたりから今年にかけて登場した「新型」のオートバイに共通して言えるのが、
徹底して「カスタマイズは純正品で!」って事を推奨してるってです。
特に外車である、ドゥカティやBMWに関しては、それをより徹底してる感が強く、
仮に社外品パーツを勝手に交換した場合、その後の「アフターを受付ない」仕組みを採用し始めています。
例えば社外マフラーに交換した場合、はたまたミラーやシート類、
ブレーキシステムやサスペンションを交換をした場合、
システム絡みという名目で、もう購入したディラーでのメンテナンスを受ける事が出来なくなってしまいます。
なんか意地悪ですね。(笑)
ただ逆にその分、純正のカスタムパーツをメーカーとして豊富に揃えてて、
欲しい部品はほとんど純正でまかなえる様にもなっています。
ただ、仲間が今回ドゥカティの「ストリートファイターV4」を購入したのですが、
純正のフルエキマフラーフだとパーツ代だけで80万円超えとのこと。
いやぁ、高いです。
社外であればその半分で変えるものもあるのですが、それを搭載すると、
ディラーでのメンテナンスできなくなるので、あえて純正マフラーの購入を決意したらしいです。
確か遥か彼方のお話ですが「昔はそうだった」事を思い出します。
新車で購入して、勝手に社外マフラーに交換したら、ディラーからシャットアウトされた記憶があります。
そう、ボクの場合はヤマハ「YSP」でしたね。
それが90年代に入った頃、突然「緩和」されて極端な話、何でもアリになった。
あれはオートバイが急激に売れなくなった事に対して「苦肉の対策」だったはずです。
それが、今になってまたその傾向に「戻りつつある」って事になります。
過去の経緯を考えるとメーカーも「強気になった」事を意味しますね。
特に高額でハイエンドなモデルになると、ドゥカティやBMWなどは車体に搭載されてるコンピューターから、
メーカーに乗り方の情報などが通信で細かく送られる様になり、今後の開発に反映させようって流れもあります。
もちろん事故などを起こしても、連絡なしでJAFなどが駆けつけてくれるメリットもある様です。
ただ、これも「良い事なのか?良くない事なのか?」ユーザー側からすると微妙ですよね。
だって、知らないうちに「監視されてる」訳ですから。
今後、電子制御システムが進むだけでなく、こう言った通信システムまでオートバイに取り入れられることが、
更なるスタンダードになっていくんでしょうかね!(笑)
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