今日はオートバイのお話ではありません、ズバリ「昭和40年生まれ」についてです。(笑)
ぼくが今年で55歳、まさに昭和40年生まれなのですが、
どうも「特別感がある歳」の様に思うんです。
なんせちまたで連載されてる「昭和40年男」って雑誌もあるほどですからね。
それを「彷彿」されるのが、日本の社会的経済の発展が「ほぼ完成した時代」に生まれたって点です。
カラーテレビ、ステレオ、エアコン、冷蔵庫、一家に一台のマイカー、新築のマイホームなど、
今では当たり前になった生活用品が全て揃った頃に生まれた、
一般的にサラリーマンの両親が経済力を持ち、何の不充もなく贅沢に育った最初の子供。
当たり前の学習机、玩具や文房具も数多く揃ってて、中学校ではジャーペンで授業受けてた世代。
ただ、これが「問題」でもあった訳です。(笑)
それが顕著だったのが忘れもしない「新社会人」になった時です。
とにかく年上の先輩から「おお!ついに40年代生まれが入ってきたぞ!」とか、
お前ら「新人類だろ!」とか。
我々の事など何も知らないくせに、とにかく「苦労知らず」の世代扱いが激しかったです。
少なくともボクの最初に入社した会社はそうでした。
お前らは直ぐに甘えて仕事を辞めたがるし、根性が無いからまともに働けないし、
適応力が低いから言われた事しかしない…。なんてね!(笑)
この言われ方を聞いて、皆さんどう思いますか。
そう、今となっては逆に今の新人に「自分が言ってる」言葉ですよ。(笑)
我々の様な詰め込み世代と違って「ゆとり世代に何ができるんだ!」とか、
お前らなんか「無気力で言われた事しか出来ない」とか。
子供の頃からゲームばっかりやってて「まともな目標とかちゃんと持ってるのか!」とか。(笑)
昭和40年生まれの方、皆さんそう言ってませんか? いや言わずとも思っていませんか?
不思議なもので、時代が変われば自分たちが言われた事を若者に言ってる…。
昭和40年生まれが、そんなに立派な社会人(大人)になったんでしょうか。
ただ、経験があって「勝手に年齢を喰っただけ」じゃ無いですか。
なんか、そうボクは思うんですよね。
だって過去にあんなに言われて、多少自覚もあって、甘え部分って今も残ってる気もするし…。
いやぁ、こうゆうのって一体何なんでしょうね。(笑)