大分単身赴任日誌

前期高齢者の考えたことを、単身赴任状況だからこそ言えるものとして言ってみます。

ラグビーワールドカップ

2011-10-16 15:01:11 | インポート

せっかくの休みなので、仕事とまったく関係のない話。

ラグビーのワールドカップ大会が行われているのを、皆さんご存知ですか?日本における注目度のあまりの低さにびっくりしています。やはり、代表チームが弱いと、この程度の扱いしか受けないのか、と世の中の厳しさを痛感させられる思いです。日本代表の出場試合すら、地上波はおろかBSでも中継してくれないのですから、この後の決勝(23日)もダメなんだろうな、と思えます(と書いた後で調べたら関東等では地上波中継があるようで、大分のローカル事情でした)。

私自身は、ラグビーをちゃんとやったことはないのですが、スポーツとして見るものとしては一番面白いのではないか、と思っています。ものすごく偶然に左右されるもの(楕円体のボール等)でありながら、結果としては実力がしっかりと現れます。プレースタイルは「己を殺して全体に貢献する」ということに徹します。審判の判断によって大きく左右されますが、文句を言えるレベルを超えています。・・・等々。民主党の代表選が終わるたびに「ノーサイド」というラグビー用語が使われるのは、スポーツを超えた人生や社会とつながるところがあるから、ではないか、という気もします(もちろん、言う側のワンパターン、という問題はあるにしろ)。

昨日の準決勝の一戦、フランス対ウェールズはいい試合でした。タックルひとつにしても、やる側も受ける側も、ちょっとしたポイントをずらすことによって後の展開を変えて行きます。その一つ一つの積み重ねによって試合の流れが決まって行く、というのはすごいことで、やはり日本のレベルでは歯が立たないな、と思わされます。

今日はこれから、準決勝のもう一試合、ニュージーランド対オーストラリア戦です。休肝日なので、ビールを飲みながら、というわけには行きませんが、それだけにしっかりと観たいと思っています。