大分単身赴任日誌

前期高齢者の考えたことを、単身赴任状況だからこそ言えるものとして言ってみます。

新事務局長採用面接

2011-07-19 20:59:19 | 調査士会

台風は、大分には大きな被害をもたらすことなく、過ぎ去ったようです。関西以東の地域にも大きな被害がなく済むことを願います。

今日は、調査士会の新事務局長の採用面接を行いました。8年間事務局長として変革期の調査士界の事務を差配してきてくださった久下事務局長が8月で退職されることとなったため、新しい事務局長を選考するものです。

ハローワークを通じて募集したところ50名ほどの方が応募くださり、今日は、その中から数人の方に面接に来ていただきました。どの方も、素晴らしい人柄とキャリア、能力をお持ちの方々で、「面接をする側とされる側」が逆である方が自然なのではないか、と思わされさえもしました。

その中から一人の方を選ぶのは大変な作業で、面接にあたった役員(井上・城戸崎両副会長、安部総務部長)の中でもそれぞれ異なる見方があり、さまざまな意見をぶつける中で、ようやく一定の結論を出すことができるようになりました。近々、正式に決定する予定です。

8月を事務引き継ぎの期間としたいと思いますので、8月6日の全体研修会には、新事務局長候補のご紹介を出来ることとなると思います。よろしくお願いします。事務の引き継ぎ期間、またその後のしばらくの間は、慣れないところもあるかとも思いますが、温かく見守っていただきますよう、よろしくお願いいたします。

ここ数年の不況の影響は、まだまだ大きいようです。私たちの仕事にもその影響が大きくあり、大変な苦境にあるとして、さまざまな不満もあるかとも思います。しかし、資格制度の下において、少ないとはいえ一定の仕事を確保され(個人としてではなく調査士界全体として)ている調査士の現状は、社会全体の中では、とても「恵まれたもの」であることを忘れてはならないのだと思います。その自覚の上で、この現状を守るためにも、「社会に役立つ資格」としての調査士の仕事の改善進歩を追求しなければならない、そのことによってしか守るべきものを守って行くことはできないのではないか、と思っています。

そのような「新しい調査士会」への変革へ向け、新しい事務局長と共に体制をしっかりと築いていきたいと思います。