大分単身赴任日誌

前期高齢者の考えたことを、単身赴任状況だからこそ言えるものとして言ってみます。

理事会・支部長会

2011-07-06 19:05:11 | 調査士会

昨日、新執行部になって実質的に初めての理事会・支部長会を開催しました。

私から基本方針をあらためて述べさせていただくとともに、各部の事業計画の説明を行い、いくつかの問題について協議しました。

その中からいくつかを紹介します。

(1)以前にも書きましたが、「調査士法施行規則39条の2調査」についてです。平成16年まで調査士会として「非調査士調査」を行っていたものが、ここ数年行われずに来ましたが、今年から「調査士法施行規則39条の2」に基づいて、法務局の調査を調査士会が委嘱を受けて行う、という形で行われることになります。各支局ごとの打合せを、基本的に各支部長にお願いしました。7月中には、その打ち合わせを終え、実施のかたちが見えてくることになると思います。

(2)調査士会における「法令遵守」への姿勢の問題について話をしました。具体的には、年計報告書の提出(会則98条)を行っていない会員に催告する件について協議しました。この問題は、これまで放置してきた会の執行部の責任でもあるのですが、2年・3年続けて提出していない会員については、単なる「うっかりミス」と言えないものがあるように思えます。自ら調査士法(24条会則遵守義務)を守る姿勢を放棄したところでは、外部(非調査士)に対する法令違反の追及も説得力を欠くことになってしまうでしょう。

(3)地籍問題研究会」への参加について話し合いました。研究会は、下記のものです。

【平成23年度第1回研究会の御案内】
◆日時 平成23年7月31日(日)14:00~
◆会場 日経カンファレンスルーム(東京・大手町)
■講演の部
講演1 清水湛 「表示登記制度から見た地籍図」
講演2 鮫島信行 「日本の地籍」
■シンポジウムの部
シンポジウム1 「東日本大震災と測量」(仮題)
  予定:国土地理院、日本測量協会
  座長:清水英範
シンポジウム2 「緊急報告~東日本大震災と登記・境界・地図」(仮題)
  予定:法務省、日調連
  座長:村田博史

(4)支部長会では、支部のあり方についての話をしました。事前に、各支部長にアンケートを提出していただき、支部の現状を把握したうえで、今後の支部のあり方を議論しました。今年中に一定の結論を出していきたいと思っています。

会議終了後、ちょっとした事務作業の後、「正副会長会議:番外編」を開催。いつものように、♪ ちょっと一杯のつもりで飲んで・・・♪、ということになり、大激論をしたような記憶はありつつ、なかみは定かではありません・・・。また次回も、同じことを議論できそうです(非生産的ですね)。